横浜市磯子区杉田|敷地調査に行って来ました。
先々週のお話になりますけど、週明けの月曜日に設計依頼を受けた方の土地に敷地調査に行ってきました。
2月半ばだとまだまだ少々寒いので、さすがにバイクで現地に行くのはヘビーと思いまして、軽トラダンプで出動!
やはり軽トラはいいですよね、働く車って感じ丸出しなので(笑)
現地に到着すると、たいていの場合は敷地の境界を調べたり、前面道路の幅員は重要事項説明書に記載の通りなのかとか、隣地の高低差はどの程度なのか、給排水の升の位置はどの辺りにあるのだろうか、そんな事を調べたりして図面を造っていくためのデータを現地で直接測っていきます。
今回の敷地は元々一宅地だった大きい土地なのかな。。
いかにも羊羹切り出来まっせ!的な敷地の形状でして、すでに4宅地の方は建売住宅の工事が進んでおりました。
と言う事はこちらの敷地のプランと予算が確定すれば、建築確認申請を提出して確認済証が降りれば着工となります。
でも、こういった順番的には最後の敷地になりますと、割りといろいろな問題も出て来たりするんですよね。
どこの土地でも同じ事なのですが、宅地分譲されて一斉に工事をしている分にはあまり問題もありません。
ところが一度、工事が始まって、その工事が終わる。
その工事が終わって一段落した頃に、また一棟だけの新築工事が始まる・・
どんな問題があるかって言うと、ご近隣様からの問題だったりします。
当然、中尾建築工房の場合はきちんとご挨拶廻りを行ってから、着工する様にしています。
それでも、たいていの場合は四方をお隣様に囲まれた状態で工事をしますよね。
そうすると、一難去って、また一難って思われる方もいる場合が予測されます。
さらには分譲敷地の最後の一棟になると、建売住宅を購入されて、すでにご入居されていらっしゃる方も居ます。
今までガヤガヤと工事が行われていた。
そしてシーンとなり、普通の生活に戻った。
そこでまた同じ場所にて工事が始まるわけですから、落ち着かないと言えば落ち着かないって事になりますよね。
そんな事もありますから、やはりこういった最後の敷地での工事の場合、よりしっかりとご挨拶廻りは行わせて頂いた方が間違いありませんね。
これは私の今までの経験上、間違いはございません、うんうん。
そんな事を想像しつつ、敷地の調査は行っているのですが。。
これは・・・
こちらの画像は敷地の境界を探しているところにあります。
土留があって高低差もあるのですが、今回の敷地は土留の間知石下に敷地境界があるはず。
なのでちょっと下の敷地に入らせてもらいまして、それぞれ敷地の境界を調べてみました。
間知石の天端には境界があります。
でも敷地の角を表す境界杭、もしくは境界のプレートが見当たりませんでした。
なにか特別な話があって、後から境界を打って頂ける話になっているのか?
それとも単純に忘れてしまっているだけなのか?
境界の角を表すのは、境界と境界を延長させれば場所は特定出来るんですけどね。
ただ、やっぱり敷地の角には境界プレート位はあって欲しいモノ。
明日に設計打ち合わせを行う予定になっておりますので、ちょっとこちらは確認をさせていただきたい所ですかね。
と言う事で、横浜市磯子区杉田の敷地調査
今回の土地はさほどの問題は無い様ですけど、これから土地を購入される方には一言モノ申させて頂きたい。
色んな土地がありますから、一概には言えない部分もあるんですけどね。
土地を売るプロの意見を聞いて土地の契約をされる前に、必ず土地に家を建てるプロの意見を聞いてから、土地の契約印を押して頂きたいと思いまーす!
買った後からびっくらこいても、その時はもう遅いからね・・・