葉山町一色|湘南スタイル的海見えの土地探し
さて、久々に工務店ブログ更新(笑)
昨日は超暑かった一日だったのですが、皆さん倒れてしまった方など居らっしゃらないでしょうか?
私はと言うと、午前中は資料造りをしてまして、午後からは7年ほど前に中尾建築工房で家を建てた三浦のオーナー様と、事務所でべちゃくちゃ談義しておりました(笑)
決してサボっている訳ではないですよー
で、中尾建築工房で家を建てる方って、どのタイミングで訪れていただくかって言うと2パータンがあるんです。
すでに土地を購入済で、ビルダー探しをされている方
まだ土地は未購入で、中尾建築工房で家を建てると決めて土地探しをされている方
どちらが多いかと言うと、おそらく後者の方が多いかもしれませんね。
私が常日頃から『土地購入で失敗してしまっていると、後々どうにもならないですよー』と言い続けてきているから、その様なタイミングでお越しになられる方が多いのかと。
そんな昨日の朝、中尾建築工房で家を建てようとしていて、土地探しをされている方から電話があったのです。
数週間ぶりだっけかな〜なんて電話に出ると、こんな会話が始まりました。
土地探し中の方
『実は今、沖縄に居るんですけど、後10分15分で飛行機に乗るんです。
で、葉山の一色に良い物件があるって連絡をもらったんで、今日の夕方に見に行こうと思ってるんですけど、中尾さん都合ってどうですか?』
私
『。。。( ̄△ ̄;)
沖縄から帰ってきて、いきなり物件見に・・・行く。。の?
俺はぁ。。行けるけどさぁ・・・』
今まで沖縄から電話して来た人、確かに居るっちゃ居るけど、シーサー造ってもらいに行ってた、たま旦那さん位だもんなぁ・・
土地探し中に沖縄行って、そこから帰ってきて土地を見に行くなんてアクティブな方は、おそらく初めてだと思うんだよな・・・
なんて話になりまして、夕方に現地待ち合わせをしまして、物件の視察をする事にしたのです。
この物件は葉山一色の中でも、海が見える一色です。
海が見えるであろう物件で、かつ既存家屋も残っている。
と言う事は、二連のハシゴを持って行ってしまった方が、景色を確認出来るであろうと思ったんですね。
屋根に上がると、がっつりと塩害の爪跡が残っています。
屋根の上に白っぽいまだらな跡がありますでしょ?
これ、海から風に乗って運ばれてきた潮の跡なんです。
ちょうど良いから説明すると、リフォームとかで屋根が汚いから、塗装しませんかって営業をもらう方が居るかと思います。
この屋根はカラーベストとかコロニアルって屋根なのですが、見て分かる通り、とっても薄い材料です。
こんだけ太陽の陽を浴びて、経年劣化していれば、板も容易に割れやすくなってますので、耐久性は低下しているどころの騒ぎではございません。
現に私が乗って、数カ所は板が割れましたから、塗装屋さんが屋根に上がって塗装作業をすれば、板はさらに割れるって事。
なので見た目を気にされるなら、貼り替え作業を。
見た目気にしないのであれば、そのまんまがMASTなんですねー。
リフォーム業者さん、ごめんなさいね・・お仕事の邪魔しちゃって・・
でもホントの事だから、言っちゃいました(笑)
で、本題の海見えの景色はどんなモノなのでしょう。。
この二枚の画像はケータイ写メを4枚それぞれPhotoshopで繋げて作成した画像になります。
つなげただけで、それ以外の加工はなんにもしてません。
上の画像は屋根の一番高い部分から撮影したモノ。
下の画像は通常のルーフバルコニーの床高さから撮影をしたモノになります。
やはり写真にすると分かりにくいのですが、上の画像の方が、海の景色を広く見る事が出来ます。
下の方は海は見えるのだけど、若干狭めな感じがします。
で、この物件には地区協定があるとの事で、たしか9.3mまでが上限だったかと思います。
団地内の地区協定ですから、これは守らなければならないとして、設計GLから2F軒の高さが6225mmで、ルーフバルコニーを造る床厚みが200mm。
そこからペントハウスの高さを2000mmにしたと設定するなら、ルーフバルコニーの床高さは通常よりも875mm上げる事が可能。
さらに地区協定が建築基準法と同じで、ルーフバルコニー入り口のペントハウスは高さ制限に含まれないとするならば、875mm+900mm=1775mmまで最大上げる事が可能となります。
で、この屋根の軒からの高さが・・
私は元々が大工さんなので、ここではどうしても尺貫法の方が楽なんです(笑)
屋根の勾配は見た目的に5寸勾配。
で、軒から棟までの高さが間口九尺。
そうすると軒からの高さは四尺五寸になる。
四尺五寸=1365mmだから・・・
地区協定が建築基準法と同じ考えの場合、1775mm-1365mm=410㎜。
つまり私が屋根の一番高い所よりもさらに41センチ、ルーフバルコニーの床高さを上げる事が可能。
そして地区協定がペントハウスの高さも含めると言う協定の場合、1365mm-875mm=490mm棟よりも下がる位置に床が来るって勘定になりますね。
ま、この辺りは協定次第って所なので、不動産業者さんに確認をしてもらっている最中です。
まー、家から海が望めるって言うのは、やっぱり葉山に住む方にとってステイタスと言うか、家で癒されますよね。
ここなら多分、葉山の花火も逗子の花火も両方楽しめるんじゃないかな・・・
近くには、中尾建築工房で家を建てたオーナー様宅が2邸もあるね!
みんなで酒呑んでも、歩いて帰れる距離だな・・・
そして、私が海の景色を見る為に持ってきていた二連ハシゴを見るやいなや、施主自ら『屋根に上がりたい!』と申出してしまいました・・・
そして上がるや否や、さっそく動画の撮影を始めております(笑)
ホントは危ないからね、オススメする事なんてございません。
でもね、この方達、私がなに言っても聞く耳持たない人達なんです。
中尾建築工房の中では、なにか言い出したら、言う事聞かない我が道行く系と評判の◯◯消◯◯の方達・・・
私も今まで、散々このご職業の方達には、きちんと前々から様々な説明をするんです。
けれどもこの職種の方達は、なにしろ人の話を聞いてません(笑)
なので、私はご主人に説明するのはとっくに諦めて、下で奥様に色々と土地の条件的な部分の説明をさせて頂きました。
まー、気持ちは分かるんだけどさー
それにしたってだよなー、マジで・・・
そして景観の堪能は終わりまして、ニコニコ顔のご主人は、なぜか自ら印鑑持ちだして、ハンコ押したい病が始まってしまいます(笑)
書類が現地にあったのも驚きだけど、その書類に現地でハンコ付く人も初めて見たわ・・
なんだかんだとこの物件、私達とは別に二組の購入希望の方が居りました。
そして表には出ない裏情報も聞きつけ、なんとか可能な指値&一番手にて申し込み〜♪
と言う事で、いきなり沖縄から帰ってきて、その日にバイクかっ飛ばして葉山一色の現地に訪れたご夫婦さん。
これから土地契約が決まって、家造りが始まるのですが・・
もう私もさほど驚きませんよ、あっと驚く様な要望を言われても。。
ま、楽しみな一邸である事は間違いありませんね(笑)
まずはいきなりでしたけど土地申し込み、おめでとうございまーす☆
私の想い出の景色。
真名瀬のタバコ屋さん前からの画像です。
やっぱり葉山はほっとする町ですね☆
Comment
昨日は急なお願いでしたけど付き合っていただき、ありがとうございました!
常にエンジン全開の状態で今か今かと土地が出てくるの待ってましたんで、そりゃあ沖縄からだって駆けつけちゃいますよー
工房の皆さんも、どうやらうちの職場の諸先輩方のおかげで私のようなタイプに随分と免疫がお有りのようで、頼もしい限りです(笑)
ただ、AC(アダルトチルドレン)の連鎖同様、IK(言うこと聞かない)の連鎖は私の所で断ち切りたいところですね〜(笑)
N末(夫)さん☆
いえいえ!
ACとIK(笑)
別に土地探しだけではなくて、日頃から常にエンジン全開でしょー
そんな事してると疲れちゃいますよ。。
まぁ、確実にIKの連鎖が断ち切れないのも確実みたいですね(笑)
さっきミスターTに銀行用の見積書と図面を渡しておきました!
関係書類ありがとうございます。
金曜日にミスターT氏と契約してきますね。
それが無事に終わればやっとエントリーシートが貰えるのかなぁ♩
来週頭にでも取りに行こっと☆
N末(夫)さん☆
なんだかとっても楽しみな様ですから、シート関係はご自宅に宅急便させて頂きました(笑)