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横浜市の東横・ブルーライン・相鉄線での土地探し|どうなの?!二俣川の巻

 
  2018/12/30
横浜市の東横・ブルーライン・相鉄線での土地探し|どうなの?!二俣川の巻
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なんだか、暖かくなって来ているせいもあるのかな。
中尾建築工房では、かなりの頻度で土地購入前の方から御連絡を頂いています。
不動産のプロでも気が付かない問題は、アーキテクトの私達に聞けばいい。
そしたら、余計な心配せずとも購入に踏み切れますからね。
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これが不動産の販売図面。
さっすが、横浜だけに土地の価格も半端無くお高い金額。
けど、高い物件にはそれなりに理由もあったりするのですけどね。
駅まで10分も掛からず、相鉄線二俣川駅まで歩けてしまう距離感。
さらにほとんど平坦って事にあれば、そりゃー高いのも頷けるってモノ。
では、今回の物件自体の問題点を探ってみるとしましょう。
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画像で御覧いただけると思うのですが、いわゆる東南角地。
しかも、道路の種別としては公道です。
私道だと、道路の維持管理は自己負担。
けど、公道って場合は、維持管理は横浜市が負担してくれる。
道路付けに関しても、全くもって問題ナッシング。
実に素晴らしい物件と言えるでしょう。
今回の物件、古家付き物件なのですが、古い家は解体してしまえば、それでいい。
でも、きっとそれだけではないのですよねー
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老朽化した間仕切りブロック。
東面と南面には玉石を積んで、ブロックを化粧仕上げで塗りあげてあります。
西面に関しては、お金を掛けずにブロックを積んだだけの状態。
このブロックは、安全性がありません。
だから倒壊しない様、建物の方で安全性を図るか。
もしくは間仕切りブロックを撤去して、やり変えてしまうのか。
どちらかと言えば、古いモノを壊してしまった方が安心出来ますので、これは撤去と言う事になります。
そこで問題になるのが・・・
yokohamashi-asahiku-nakazawa-t-tochi4.jpg
これ、お分かりになられますでしょうか?
境界点があって、左側はお隣さんのベージュ色に塗られたブロックがあります。
そして右側は、今回の該当物件。
懸念されるのは、ブロックとブロックがくっついてしまっているのです。
当然、こういった場合はお隣さんにお声がけをさせて頂いて、もしも上手にブロック同士が剥がれない場合は、こちらで補修をする必要があるんです。
これだとやってみないとなんとも言えない状態になってしまうから、ちょ〜っと厄介な問題だったりする。
お隣さんとは、今後末永くお付き合いをされる訳だし、当然揉めたくもないでしょう。
だから、こーゆー部分はきちんと潰しておく必要があるのです。
yokohamashi-asahiku-nakazawa-t-tochi5.jpg
そして今度は東側に廻って見てみましょう。
東面では隣地の方が駐車場を造るために、ブロックのみだった部分をブロック&フェンスにやり変えていらっしゃいます。
yokohamashi-asahiku-nakazawa-t-tochi6.jpg
なんだか微妙なトコロに境界が存在しています。
通常、こういったブロック積みは、センターになるか。
それとも自分側の地所に引っ込めてしまうか。
そのどちらかです。
これ、多分ですけど。。
再度、測量をした事で、境界復元をしたら、この様になってしまったのかもしれません。
これは良くあるケースですね。
yokohamashi-asahiku-nakazawa-t-tochi7.jpg
北面に移っていくと、お隣さんのカーポートの部分が終わると、やはり古い間仕切りブロックが存在しています。
これは西側と同じ条件になりますから、やはり全撤去。
ちょっと撮影してきた画像が不鮮明だった事もあるのですが、北西部分に関しては、越境があるか無いかって感じ。
この様に私が見てきた結果で思う事。
この現状で購入をするのではなく、古家と間仕切りブロック全撤去をして、購入の申し込みを入れる事だと思います。
基本的に売り主側は、少しでも早く売りたいし、少しでも高く売りたい。
その希望通りに仲介業者は、価格を店頭に出します。
それにこの物件自体は、さほど安い物件でもない訳で、そもそも買いきれる方が早々居ないと思う土地なんですよね。
であれば、土俵に上がる人が居ない間に、交渉事をしてみる。
その条件が通るかどうかは分からないけど、やってみる価値は絶対あるよね。
そうすれば、更地の状態で購入をする形になるから、隣地トラブルは『私が購入する時は、更地だったのでなんにも知らないんです♪』で通ってしまうのですから(笑)
yokohamashi-asahiku-nakazawa-t-tochi8.jpg
クライアントの方が心配していた昼間の日当たり状況。
南側6m道路のおかげで、南面に高さのある建物があるのだけど、きっちり敷地内には日が当たっていますね。
今時期に比べて、夏はさらに太陽が高くなる。
だから日当たりは問題無いと思って良いと思います。
で。
今回のクライアントさんは、雨の日に土地を見に行ったりとか。
また後日に土地を見に行かれたのだそうです。
これが果たして良い事かどうか。
なのですが。
実はとっても良い事なんです!
むしろ不動産は天候の悪い時に見た方が良いんです。
良いとこばかりを見ていて、建築した後に。。
雨の日になると洪水になってしまう・・なんて土地も実際にはあったりしますので。
最後にインフラ。
横浜市は鉛管だった場合、助成金を出してくれる制度がありました。
宅地内鉛管改良工事助成制度
でも、今年の3月31日までなのね・・
確認しておいて、良かったぁ・・

では、助成金が出ないか?
と言えばそうでもない。
yokohamashi-asahiku-nakazawa-t-tochi9.jpg
私の予測でしか無いのだけど、東側4m道路には、この様に赤い線を引いた部分の道路がカットされた跡がありました。
横浜市の事だから、ここの本管をやり直しする際、それぞれ敷地のすぐ側まで。
新しいステンレスの管を出してくれているのではないかと思うのです。
それではあれば、たいしたコストも掛からず、新しい水道が取り直し出来ますね。
と言う事で横浜市の東横・ブルーライン・相鉄線での土地探し
東横・ブルーライン沿線は高いよねー
相鉄線も安くはないけど、この敷地のサイズと駅近は魅力だよねぇ・・
更地になれば、この土地の魅力は更に上がりますから。
自分自身に問いかけてみると良いかと思います。
ピンと来たら!
それは絶対、買いの知らせですからね☆


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