薪ストーブに必須のアイテム薪棚の完成(1台目)
現在、中尾建築工房で新築の家を設計をする上で。
プランニングに取り入れられる薪ストーブの導入率。
なんと、70%!
逗子や葉山に、建てられる方。
横須賀市内に建てる方でも、検討したいと仰られます。。
強者の方は。
あんまり周辺の理解が少ない横浜市でも。
家を建てる上で、薪ストーブを検討してらっしゃる方も居ます。
やはり一度、ご覧になってしまうと。。
どのご家庭でも、導入を検討したくなる様です。
薪ストーブには、本体や煙突以外にもアクセサリーがありますが。
最も重要なのは、薪をストックする薪棚。
今回は、中尾建築工房の薪棚がよ・う・や・く・
完成する事になりました。
現場が忙しいと、どうしても自分の事はさておきになってしまいます。
大工工事で、屋根と壁はタキロンを。
そして薪自体を載せる棚は鉄骨で作っていきます。
薪棚を木材で作らない理由は。
薪の中には、シロアリなどの害虫が棲んでいる場合があります。
これ、薪割りをした方だったら分かるのですが。
メキメキ、メキーッ!!
と。
薪割り機で、大木を割ったりしますと。
実はシロアリの巣穴があった。
なんて事があったりするんですね。
シロアリは、巣穴を設けて食べ尽くし。
居心地が悪くなりますと、引越しをする生き物です。
つまり薪を食べ尽くして、棚まで木材だった場合。
良い餌あるじゃん!
って事で、棚を食い尽くされてしまうんですね。
なので、棚は木材では造らない。
と言う訳なんです。
一般のご家庭では、ここまでの素材で造らなくとも良いでしょう。
中尾建築工房の場合、看板の骨にもなっておりますので。
補強の意味も加えて鉄骨で造作する事にしました。
溶接した鉄骨に、鉄板を溶接。
ホワイトカラーに仕上げておりまーす。
拡大しますとー。
鉄板には、框となる鉄板を点付けしまして。
裏側は。。
2本の角パイプに鉄板を点付けして溶接してあります。
薪は、丸だったり楕円だったり。
折れ曲がってたり、捻れてたり。
ただで仕入れる薪と言うのは、そんなモノが多くなります。
また中尾建築工房の場合は。
なるべく割れない屈強な薪を。
必要としています。
その方が打ち合わせをしながら、頻繁に薪を入れなくとも。
良くなるからなんですね。
これはすべての薪ストーブを導入される方に言い続けておりますが。
癖のある薪ほど、火持ちは良い。
そんな理由から、下から積み上げてるだけでは。
倒れてしまったりするんですね。
なので、中間に二段の棚を設ける事にさせて頂きました。
これ、ご家庭で作る場合。
特に鉄板が必要と言う事ではありません。
角でも丸パイプ(単管)でも、2本のパイプが流れていれば。
その上に薪を載せるられますので。
これでようやく、薪割り機の後ろにあるタンコロを割る事が出来ますね。
さてと年内はガッツリ、薪を割るとして。
タンコロをそろそろ、拾いに行くとしましょうかね!
でも今年はどう考えても、乾燥した薪が足りないな・・・