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自然素材の一戸建てを購入する前に覚えておきたいメリットデメリット

 
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自然素材の一戸建てを購入する前に覚えておきたいメリットデメリット
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自然素材の一戸建てを購入して、シックハウス症候群や化学物質過敏症の心配が無い暮らしをしたい。

 

子供達にも安心して住み続けられる家を建てて、実家としての思い出を育んでもらいたい。

 

そんな思いから自然素材の一戸建てを購入したり、注文住宅として建てる方が増えてます。

 

でも自然素材の一戸建てには、デメリットは無いのでしょうか。

 

自然素材の一戸建ての注文住宅を専門にしている中尾建築工房から、自然素材の家についてのメリットデメリットをご紹介していきます。

 

1.自然素材の無垢材のデメリットを覚えましょう

自然素材のデメリットを覚えましょう

 

自然素材の家がブームとなり、住宅業界の中では自然素材を唄う工務店が増えつつあります。

 

どの工務店も自然素材の良い部分は言えども、悪い部分はなかなか教えてくれないのが本当のところではないでしょうか。

 

実は自然素材の一戸建てにも、デメリットと言うモノはしっかりと存在します

 

では、どの様な部分がデメリットなのでしょか。

 

 

■無垢材の持つデメリット

 

伸縮や収縮そして膨張する

 

自然素材の代名詞とも言える無垢材。

 

無垢材は調湿をする性能を持っていると同時に、気温が高くなれば伸縮や収縮します。

 

逆に湿度が高くなると膨張します。

 

つまりフローリングが伸縮や収縮する事によって、継ぎ目の部分に隙間が空いたりします。

 

針葉樹の場合は割と隙間が空く事が多いです。

 

広葉樹の場合は木材の密度が針葉樹に比べて多いため、逆に膨張する傾向にあります。

 

広葉樹のフローリングを貼る時、あえて隙間を空けて施工するのは膨張を見越しての事なのです。

 

 隙間のデメリット

隙間が発生する時と発生しない時があります。

隙間のある時にゴミが入り込み、隙間が閉じた場合にはゴミを取り除く事が出来ません。

取り除く場合は隙間が起きた時に、しっかりと清掃するしかありません。

 

膨張のデメリット

膨張するとフローリング同士が競り合いますので、継ぎ目の部分が盛り上がってしまいます。

歩いていてなんとなく、竹を踏んでる様な感覚になりやすいです。

また膨張の度合いによっては、床鳴りの原因にもなります。

 

この様に無垢材には伸縮や収縮、膨張すると言うデメリットがあります。

 

伸縮した際に隙間にゴミが入れば掃除好きな奥様の場合は、許せない気持ちになってもおかしくはありません。

 

傷や凹みがつきやすい

 

傷や凹みがつきやすい

 

自然素材の無垢材には、傷や凹みがつきやすいと言うデメリットがあります。

 

この画像のフローリングは、唐松の無垢フローリングを貼った弊社の事務所床です。

 

キャスター付きの椅子を頻繁に動かす事で、浮造(うづくり)仕上げの様な状態になってしまいます。

 

特に杉やヒノキ、ヒバの様な針葉樹の木材はその傾向が強くあります。

 

傷や凹みは家庭にあるアイロンや布で、回復させる事も可能です。

 

ですが普段の生活に追われていれば、面倒な事この上無いと思います。

 

 

水拭きが出来ない

 

人によって家の掃除方法は様々ですが、性格によっては水拭きをしたいと思う主婦(主夫)の方も居るのでは無いでしょうか。

 

基本的に無垢材を選んだ場合の清掃は、掃除機で吸い取ったら乾拭きが基本です。

 

湿気を加えてしまうと膨張する恐れがあるため、どの無垢フローリングメーカ−でも原則水拭き厳禁です。

 

ただし例外で水拭きOKな無垢フローリングがありますが、無垢材全体で見れば極めて珍しい無垢フローリングです。

 

水拭き出来る無垢フローリング

 

床暖房との相性が良く無い

 

無垢材のフローリングは伸縮や収縮、膨張をする特徴がありますので床暖房との相性が良く無いです。

 

通常のフローリングであれば、ガス床暖房を採用する事で暖かい床を手にする事が可能です。

 

ですが自然素材の無垢フローリングの場合、ガスの床暖房は選ぶ事が出来ません。

 

ごく稀に低温式の電気床暖房なら採用する事も可能ですが、ランニングコストも安くはありません。

 

正直な気持ちは、あまりお勧めしたくないのが大工としての本音です。

 

 

無垢材だけでも、これだけのデメリットがある事が分かりました。

 

良いも悪いも受け入れる事が出来るのであれば、自然素材の一戸建てを選んでも良いでしょう。

 

ですがこの段階で拒絶したくなる気持ちが湧くなら、自然素材の一戸建てを選ばない方が良いかと思います。

 

2.自然素材の漆喰や珪藻土にもデメリットがある

自然素材の漆喰や珪藻土にもデメリットがある

 

自然素材の中では、無垢材と共に名高い素材が漆喰や珪藻土です。

 

これらの漆喰や珪藻土にもデメリットは存在します。

 

ではどの様なデメリットがあるのでしょうか。

 

 

■漆喰や珪藻土の持つデメリット

 

価格が高い

 

普通のハウスメーカーが建てる家の場合、内装の天井や壁に関しては壁紙を貼ると思います。

 

この壁紙に対して漆喰や珪藻土の場合、工事費用が高くなります。

 

漆喰や珪藻土は壁紙に対して、作業工程が長いのが理由です。

 

■壁紙の場合

壁紙の場合は作業工程が大変短いです。

 

  • パテ埋め
  • 糊付け
  • 壁紙張り

 

壁紙はこの様に作業工程自体が短い事と、素材の価格が安いので比較的安価に施工を行う事が出来ます。

30坪程度の家であれば、壁紙職人がたった一人で一週間ほどあれば完成します。

 

 

■漆喰や珪藻土の場合

漆喰や珪藻土の場合は作業工程が多めになります。

素材の良し悪しによっても工程が長くなったり、若干短くなる素材もあります。

 

  • メッシュテープ
  • パテ埋め
  • プラスターボードオールサンディング
  • 床や窓、ドア枠等の養生
  • 下塗りプライマー塗布
  • 漆喰や珪藻土の下塗り
  • 漆喰や珪藻土の上塗り
  • パターン付け
  • 養生剥がし

 

壁紙が3工程で終わるのに対して、漆喰や珪藻土は少なからず9工程は掛かってしまいます。

 

30坪程度の家であれば、左官職人が二人で2週間ほど作業工程が掛かるでしょう。

 

壁紙と漆喰や珪藻土自体も価格に開きがありますので、壁紙に対して漆喰や珪藻土は5〜6倍の工事費用が掛かってしまいます。

 

※安い単価で出来る漆喰や珪藻土の場合は、ホームセンターで販売されるモノと同性能で壁紙の上から塗れるモノもあります。

 

その代わりに本来の漆喰や珪藻土の持つ調湿機能は持ち合わせておりませんし、化学物質混じりのモノです。

 

この様に素材自体が壁紙に比べて高いと言う事。

 

左官職人の手間が多く掛かると言う事。

 

その他の資材についても、壁紙の比では無いと言う事。

 

これらの理由がありますので、漆喰や珪藻土を選ぶ場合は価格が高くなると言えます。

 

 

工期が長い

 

前述の通りに左官職人の手間が掛かる工事になりますので、その分工期も長くなります。

 

壁紙=30坪程度の家であれば、壁紙職人がたった一人で一週間ほどあれば完了

 

漆喰や珪藻土=30坪程度の家であれば、左官職人がたった二人で二週間ほどで完了

 

※人工とは?
1日あたりに作業をする人の工数を表します。

 

仮に同じ人数で左官職人一人で作業をすると、30坪の家であれば約1月掛かると言う事になります。

 

作業工程を短くする為、一度に大勢の人工を入れて完成させてしまう工務店もある様です。

 

ですが見る人が見れば、そのクオリテイは統一性が無くなり、ただ早く塗っただけの家になってしまいます。

 

この事からも工期にはゆとりを持って、しっかりと呼吸の合う左官職人が施工を行った方が良いでしょう。

 

これが工期が長いと言うデメリットの理由です。

 

 

室温が高いとクラックが入りやすい

 

漆喰や珪藻土を選んだ場合、クラックが入りやすい場合があります。

 

私の経験値では、割と暖房をガンガン効かせる家にクラックが多いです。

 

多少なりとも水分がそこにあれば良いのですが、暖房の熱によって極限まで水分が無い状態に陥ります。

 

すると部屋の隅などでクラックが発生し、見た目では黒い線の様な物が出ます。

 

正確には下地の木材も伸縮して発生するモノなので、漆喰や珪藻土の問題だけではありません。

 

 

左官職人の腕でクオリティに差が出てしまう

 

こればかりはどうしようもないのですが、職人の腕によってはクオリティの面で差が出てしまいます。

 

左官職人でも親方として腕前を披露できる職人も居れば、子方として働いている職人も居ます。

 

つまり腕の立つ職人であれば良いのですが、なかなかそうは人自体が育つ業界ではありません。

 

※私が大工の修行時代に、農家の施主からこんな事を言われた事があります。

「今日も来たな!大七艦隊が」

これは大工を大9と例えておりまして、お前たちはまだ大9ではないから大7だぞと言われている状態です。

 

つまり職人と言えども、同じ腕前ではないので職人によってはクオリティに差が出てしまうと言う事です。

 

 

漆喰や珪藻土には、住んでからのデメリットだけではなくて、費用面でのデメリットも存在する事が分かりました。

 

3.自然素材にだってアレルギー反応が出る人も居る

自然素材にだってアレルギー反応が出る人も居る

 

一戸建てを建てるなら、自然素材を選んでおけば安心。

 

そんな風に思う方が大変多いと思います。

 

私自身も自然素材の一戸建てを建ててますので、化学建材で固められた家よりは自然素材の一戸建ての方が安心してお勧め出来ます。

 

ですが稀ではあるものの、自然素材に対してアレルギーを持つ方も世の中には居らっしゃいます。

 

ここでは実際にあった私の知りうるアレルギーの事例をご紹介してみたいと思います。

 

 

■実際にあったアレルギーの症例

 

無垢材に対してのアレルギー

 

新築の建て替えを計画している方で、無垢の杉材に対してアレルギーをお持ちの方が居ました。

 

比較的安価に施工が出来る理由で杉材を選ばれておりましたが、杉をたくさん使った工務店のショールームで気持ちが悪くなったそうです。

 

少々驚きましたが杉の粉を製作して、ご自宅に一週間ほど置いて様子を見てもらう事になりました。

 

結果的には具合が悪くなり、桧に交換した事があります。

 

 

プライマーに対してのアレルギー

 

当時はミルク淡白のプライマーを採用していたのですが、ミルクアレルギーを持つ方が居ました。

 

プライマー工事中の家の匂いを嗅いだだけで、腕にかゆみが出てしまったそうです。

 

乾燥した状態であれば何も問題がなかった様ですが、この場合はプライマーを違う素材に変更して対応をした経緯があります。

 

 

自然素材の一戸建てを建てておけば安心。

 

そんな神話が崩れ落ちる様な出来事も実際にはあります。

 

この様な経験がある為、事前にアレルギーをお持ちの方には教えて頂いてはいるものの。

 

実際問題には、それまで自分がアレルギーを持っている事に気づいてない場合もあります。

 

この様なケースもごく稀にありますので、気になる方はパッチテスト外来をお勧めさせて頂いております。

 

4.立地によっては自然素材ばかりを選ぶな!

立地によっては自然素材ばかりを選ぶな!

 

私は一戸建て以外でも、マンションのリフォームやリノベーションの依頼を受ける事も多々あります。

 

その上でメリットやデメリットを説明したり、まずはその場所の状態を把握してからでない限り提案をする事はありません。

 

なぜなら立地によっては、自然素材ばかりが良い訳でも無いからです。

 

 

■過乾燥を招く珪藻土

 

もともと日本は、周辺を海に囲まれた島国です。

 

周りは海ですから、湿度もそれなりにあるのが当たり前。

 

ですが都内のコンクリートジャングルの様な場所に、自然素材の家が良いかと言えばそうでは無いと思います。

 

極度の過乾燥な立地の場合

 

自然素材の部材の中でも、無垢材を使う分には良いかと思います。

 

ですが自然素材の中でも、調湿効果の高い珪藻土には注意が必要です。

 

湿気の少ない場所に珪藻土を塗る事は、さらに乾燥を促進してしまうと言えます。

 

それではどの様な場所が良くないのでしょうか。

 

 

■マンションの高階層など

マンションの高階層などは、日当たりがとても良いので乾燥しやすい状態です。

ただでさえ乾燥しやすい状態に、珪藻土を塗る事でさらに乾燥を促してしまいます。

 

■コンクリートジャングルに囲まれている場合

周辺がコンクリートに囲まれていて、湿気のしの字も無い場所なら珪藻土は不向きです。

木造住宅で加湿器を入れないとダメな立地の場合、珪藻土は不向きと言えます。

 

私が常日頃、クライアントの方にお話をしている事があります。

 

「私が造っている家は、三浦半島や湘南に暮らす上で快適な家です。

ですが渋谷の一等地に建てるなら、正直言ってお勧め出来ません。

乾燥し過ぎて、お肌がカサカサになったり咳き込んだりしてしまうと思います。」

 

 

これらの立地環境なら、壁や天井には無垢材を選ぶか。

 

壁紙を採用するなら、観葉植物を多く室内にレイアウトする事をお勧めさせて頂いております。

 

 

まさかの自然素材のデメリットが、実際にある事をお話しさせて頂きました。

 

実際問題として湿度がある場所であれば、自然素材の家は快適に暮らせるのですが。

 

立地や環境によっては、過乾燥を起こすデメリットがある事を覚えておいてください。

 

5.自然素材のメリットもご紹介します

 

ここまでで、自然素材のデメリットをご紹介して来ました。

 

今さらですが、私も自然素材の一戸建てを建てる造り手です。

 

良い部分がさほど無い家を、平気な顔して建てている訳ではありません。

 

大工が教える自然素材のメリットのお話を続けて行きましょう。

 

 

それでは、自然素材のメリットをご紹介して行きましょう。

 

■自然素材のメリット

 

日本の気候や風土に合っている

 

前述の通りなのですが、日本は海に囲まれた島国です。

 

湿気も多いし、昼や夜の気温差も高い場所です。

 

そんな場所には、湿気や調湿を促してくれる自然素材は最適と言えるでしょう。

 

 

経年変化で無垢材は強くなる

 

無垢材で建てた家は、何十年も経過する事で強固な硬さを出します。

 

乾燥状態が良くなっている証拠とも言えるのですが、ノコギリの刃が立たないほどの硬さです。

 

新材なら簡単に切れるのですが、古い家の無垢材は時間の経過でカチンコチンになっていきます。

 

 

健康な暮らしが出来る

 

自然素材過敏症で無い場合ですが、多くの方は自然素材の一戸建てに暮らす事で健康な暮らしが出来るでしょう。

 

特に三浦半島や湘南の様な、湿気の多い場所には最適な組み合わせと言えます。

 

さらに言えば空気の層で家全体を包み込む事によって、カビとは無縁の暮らしを過ごす事が可能となります。

 

 

調湿効果がある

 

私たちの暮らす湘南や三浦半島は、海に囲まれた立地です。

 

このエリアで必要な一戸建ては、高気密高断熱の様な窓を開けない設定の家ではありません。

 

むしろ窓を開け放ち、潮風を家の中に入れる事なんて日常茶飯事です。

 

個人的には漆喰よりも、調湿性能の高い珪藻土の方をお勧めしています。

 

無垢材も隙間が開くときもあれば、湿気によって隙間が空かない場合もあります。

 

そんな時は、こんな風に思って頂ければ良いと思います。

 

「毎日毎日、家の調湿の為に良く働いてくれてるなぁ。」

 

きっと自然素材は喜んでさらに働いてくれる事でしょう。

 

 

触ると心地よい

 

無垢材の素材は比較的、触ると心地よい素材が多いです。

 

特に私が肌さわり重視でお勧めをしている木材は、杉や青森ヒバをお勧めしています。

 

独特の肌さわりが楽しめますので、家がさらに好きになる事でしょう。

 

 

個性のある木目が楽しめる

 

木目なども、選ぶ素材によっては様々です。

 

経年変化によって、日焼けする部分とそうで無い部分が分かれます。

 

元々コントラストのはっきりしている木目を楽しむなら、ローズウッドなども面白い素材です。

 

個性のある木目が楽しめる

 

最後になってしまいましたが、自然素材の一戸建てのメリットをご紹介させて頂きました。

 

私も自信が無ければ、自然素材の家をお勧め出来ません。

 

ただし専門家としてデメリットと見れてしまえば、それはデメリットになるかもしれません。

 

その反面で全てをメリットと捉える事も、実際には良くある話です。

 

 

私は湘南や三浦半島で、大工として活動をしてまいりました。

 

多くの古い家を見てきて、一戸建ての家がダメになってしまう理由も知る事が出来ました。

 

そんな経験値のある大工の本音ですので、ぜひとも参考になさって頂ければ幸いです。

 

6.まとめ

 

いかがでしょうか。

 

自然素材の一軒家や一戸建てには、メリットもありデメリットがある事が分かりました。

 

どちらかと言えば今回は、デメリットを大盛りにしてご説明をさせて頂いたつもりです。

 

この様にしっかりと前もってデメリットの説明をしていれば、施主が後々になって後悔をする事はありません。

 

ですから私の会社では、無垢材を選んだ方からのクレームがほとんど無いのです。

 

あなたの住みたい場所によって、選んでも良い自然素材や選んではならない自然素材があります。

 

ぜひあなたの住みたい場所に合わせた、自然素材の一軒家や一戸建てを手にしてください。

 

自然素材のメリットやデメリットを、しっかりと理解している建築家や工務店を頼って頂く事が家づくり成功の近道ですからね。

 

 


お客様の声に耳を傾けると、どうやら自然素材で家づくりをした方たちの多くが、最初から「自然素材で建てよう」と決めていたわけではないようです。様々な住宅展示場や見学会に足を運び、実際に見て触れて、比べた結果、「やっぱり自然素材がいい!」と感じてくださっているのです。

木を使っているからこそ伝わるぬくもりや香り。
漆喰によって心地よく湿度調節された空間。

木目が印刷された既成品やビニールクロスには絶対に出せない“本物感”は、写真や文章だけではなかなか伝えきれません。
一世一代の大きな買い物、住まい。

後悔しない家づくりのためにも、まだ自然素材の家を見学していない方はぜひ一度、体験されることをおすすめします。
弊社の見学会では、予約制で1組ずつ1時間程度の時間をいただき、中尾建築工房が実際に手がけた建物をご案内しております。ご予算から素材、構造まで、あなたのご質問・ご相談に代表の中尾が責任を持って、しっかりお答えいたします。

すでに入居されている建物の場合は、その住まいのオーナーさんから率直な感想を聞けることも・・・。

曖昧にごまかしたり、嘘をついたりするのが嫌いなので、どんなことにも正直にはっきりお答えすることをお約束いたします。

しつこい営業なども一切いたしませんので、安心してご来場ください!

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Comment

  1. 八木 嘉也 より:

    自然素材の家の理解はしています。
    構造材や仕上げ材に自然素材を使うのですが、都会の準防火地域での3階建ての在来工法で、
    外壁の強度を得るのに筋違だけで持つのでしょうか。
    自然素材を使う家で内装や構造材(柱・梁)の話はよくありますが、
    外壁の仕様がよくわからないのですが、2階建ての場合は問題ないのだと思いますが。
    3階建てだとそうはいかないのでしょうか。
    たとえばダイケンのダイライトを張って強度を確保するのは、貴社の自然にやさしい家づくりに反しますか。
    内装と断熱材を自然素材にする予定ですが。
    もしよければ、お教えいただければと思います。

    • 中尾 博志 より:

      八木さま

      コメント頂きましてありがとうございます。

      都内で木造軸組3F建ての住宅とするならば、耐力壁面材を採用するのは有効だと思います。

      木造の場合は2F建てなら壁量計算で済みますが、3F建てになると構造計算になります。

      構造計算を掛けると、筋交いでは不足になりがちになるのは正直言って否めません。

      ですが構造計算を成立させる上でも耐力壁面材は有効ですし、様々な耐力壁面材がある中で。

      唯一、ダイライトは不燃や準不燃の性能を持ち合わせています。

      つまりダイライトはその他の耐力壁面材には無い、バランスの取れた建築素材だと思います。

      私の考えではお客様のコストもありますので、ダイライトの採用はOKだと思います。

      でも正直言ってモイスにダイライトと同じ性能があるなら、私的にはモイスを選びたい感じです。

      都内で木造軸組3F建てを建てるなら、コストバランスを取りつつ。

      無駄にオーバースペックにしないのであれば、ダイライトは良いのではないでしょうか?

      全く合板を使わない自然素材の家を建てるなら別として、床の下地や屋根の下地に合板は貼らない自然素材の家でしょうか?

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