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鎌倉に二世帯住宅を建てる〜建て替えたのは自然素材の家〜

 
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鎌倉にある実家を建て替えして、二世帯住宅を建てたい。

 

幼い頃から鎌倉の家で育てば、鎌倉の良し悪しの全てを知ってらっしゃるでしょう。

 

でもやっぱりただの二世帯住宅ではなく、自然素材を使った家に建て替えをしたい。

 

そして中尾建築工房との家づくりが始まりました。

 

鎌倉に二世帯住宅を建てる〜建て替えたのは自然素材の家〜 鎌倉の家

 

それでは、ご紹介をして行きましょう。

 

1.鎌倉の建て替えならではの問題

鎌倉の建て替えならではの問題

 

プランが確定して、予算も引き算の計算が終わって、いよいよ解体工事がスタートします。

 

鎌倉市は建築をする上で、とても気を遣って家を建てる場所だと認識があります。

 

特にJR鎌倉駅から近いエリアになれば、その難易度は高まるばかりです。

 

なぜならJR鎌倉駅に徒歩圏の土地などは、購入出来る方が限られています。

 

会社の社長だったり、有名な画家であったり、とても位の高いお医者様だったり。

 

その様な場所で建て替えをすると言う事は、いつも以上に近隣の皆様には、気を遣って工事を進める必要があります。

 

解体中の粉塵なども、風向きを間違ってしまえば、近隣の方に大変ご迷惑をお掛けする事になります。

 

最新の注意を払いながら、進めて行く事が何よりも大事です。

 

建て替えの足場の様子

 

何よりギリギリいっぱいに建てられた家でしたので、足場も板すら組めません。

 

単管パイプで崩れない様、注意しながら解体工事を進める事になります。

 

また新築中には、近隣だけではなくて、この様な問題もありました。

 

接道を取っている前面道路と敷地の間には、小さい河川がありました。

 

河川の蓋

 

この河川には、昔からの古い敷石が跨いでありました。

 

古い時代の敷石なども、壊してしまっては大変な事になり兼ねません。

 

この様に傷をつけないクッション性のある養生を行い、さらに車両が入る際の鉄板養生も行います。

 

 

この様にさらに分厚い鉄板で養生を追加し、工事を進めて行く事になります。

 

最新の注意は払うのですが、いかんせん強度のあるモノではありません。

 

現実的には一部が割れてしまい、使ってらっしゃる方立会いの元で交換を行わせて頂きました。

 

2.建て替えられた鎌倉の家

建て替えられた鎌倉の家

 

■外観の特徴

 

  • 屋根や外壁はガルバリウム鋼板
  • 乱形石貼りのポーチ
  • 二世帯ならではの手すりも完備

 

鎌倉の家では屋根や外壁には、ガルバリウム鋼板を選ばれています。

 

無垢の木の質感と、無機質のコントラストを意識されています。

 

中尾建築工房にお越し頂いた方なら、ガルバリウム鋼板がどの様なモノかが分かると思います。

 

中尾建築工房自体が、屋根も外壁もガルバリウム鋼板で仕上げてますからね。

 

そして玄関のポーチには、タイルではなく高級感の出る乱形石を貼りました。

 

この石も、中尾建築工房の2Fの床に採用している乱形石です。

 

そして玄関部分には、二世帯住宅ならではの手すりも装備しています。

 

今はまだ大丈夫でも、親御さんに手足の不自由が出てしまう事があるかもしれません。

 

ですから最初の段階で、手すりは設置させて頂きました。

 

3.二世帯住宅の玄関には木の板張りを

二世帯住宅の玄関には木の板張りを

 

■玄関の特徴

 

  • 二世帯ですから玄関は二つ
  • レッドシダーの板張り

 

鎌倉の家は二世帯住宅ですから、もちろん玄関は二つになります。

 

室内の階段を上がれば、2Fの子世帯に行けます。

 

そして1Fには、親世帯が入る事になります。

 

玄関を開けたら、1Fにリビングが広がる形です。

 

そして玄関の装飾には、レッドシダーの板張りを施しています。

 

予算的にも落ち着いたあたりで、こんな会話がありました。

 

玄関周りだけ板張りにする場合、いくらくらい掛かるんですか?

 

 

玄関廻りだけなら、枚数も少ないからそんなにしないと思います。

 

こんな会話から、この様に板張りがなされていると言う訳ですね。

 

この様に二世帯住宅を建てる際には、気をつけるポイントがあるのですが。

 

仮に1Fと2Fを壁で仕切った場合は、これは長屋になってしまいます。

 

長屋になってしまうと、防火の面や建てられる面積に影響が出てしまいます。

 

二世帯住宅を建てる場合は、気をつけておきたい大きなポイントです。

 

4.子世帯のリビングへようこそ

子世帯のリビングへようこそ

 

■リビングの特徴

 

  • 唐松のフローリングを自然塗料で着色仕上げ
  • 勾配天井にはレッドシダーの板張りを
  • ロフトには固定の階段
  • 木製のドアに腰板張り

 

階段を上がって少しばかりの廊下を歩くと、いきなり大空間のリビングが現れる事になります。

 

リビングの床には唐松のフローリングを張り、自然塗料でお好みの色合いに仕上げています。

 

この色はマホガニー色です。

 

そして大空間の要因になっている勾配天井には、レッドシダーの板張りを施しています。

 

レッドシダーの板をここまで貼ると、その香りはとても心地の良い空気を味わえます。

 

もちろんリビングの空気を撹拌する為に、シーリングファンは必須になります。

 

さらにロフトには、固定の専用階段を設けてあります。

 

階段も唐松の無垢材で造作してますので、床と同じ風合いを楽しむ事が出来ます。

 

ロフトはご主人様の書斎になっており、自宅でも仕事が可能な様になってます。

 

確かロフトの高さが、ロフトの規定の高さで無い様な気が。。。

 

私の目の錯覚でしょうか、気にしない事にさせて頂きましょう。

 

木製の室内ドアに、レッドシダーの無垢の板を腰壁として張り上げています。

 

ゆったりと安らげる、リビングになったと思います。

 

5.2Fの廊下には飾り棚も

2Fの廊下には飾り棚も

 

■廊下の特徴

 

  • 廊下ももちろんドイツ漆喰仕上げ
  • こんな飾り棚が落ち着きます
  • 階段もフローリングも唐松の無垢材

 

廊下と言えども、グレードを下げる訳ではありません。

 

全て無垢のフローリングに、天井や壁にはドイツ漆喰を塗りあげています。

 

この組み合わせは、調湿効果をとても期待出来ると思います。

 

鎌倉も湘南の中では、湿度の高い地域です。

 

外の空気を取り入れて、家の中で不快に感じる湿度は吸収してしまう。

 

そして綺麗な空気を吐き出してくれますので、とても居心地が良くなります。

 

どの家もフローリングに無垢材を選んで頂くと、梁で造作した階段が完成します。

 

6.お庭の様子を見てみましょう

お庭の様子を見てみましょう

 

■お庭の特徴

 

  • お子さんのための遊び場に
  • 家の庭に砂場を作ってしまいました

 

鎌倉の家ではもともと生えていた樹木もありましたが、それらは全て撤去する事になりました。

 

価値観の問題と言えるかもしれません。

 

よほど思い入れのある木なら、移植も検討する事があります。

 

ですが実際には新しい木を植えてしまった方が、費用の面で安上がりになってしまいます。

 

特に思い入れがある訳では無かったので、樹木は新たに植えさせて頂きました。

 

そして南に面したお庭には、お子さんの遊び場になる想定です。

 

化粧のピンコロ石で周りを囲み、鎌倉の家だけの砂場を作ってしまいました。

 

ここで遊んでいる分には、公園と違って誰も入ってくる事がありません。

 

安心して遊ばせる事の出来る場所になりました。

 

7. ハイデッキも木製唐松

ハイデッキも木製唐松

 

■ハイデッキの特徴

 

  • 木製で国産の唐松材で造作

 

鎌倉ではハイデッキと呼ばれる、ウッドデッキの2F版が人気の多い地域です。

 

この家では国産の唐松材で、ハイデッキを造作しました。

 

唐松材は部材が大きいので、比較的構造に使われている部分は長持ちします。

 

ただし手すりや床に使われている部分に関しては、10年程度で交換が必要になってくる素材です。

 

メンテナンスをどこまでやるかと言う事にもよりますが、湘南地区の場合はとにかくマメなメンテナンスが必要な地域だと思います。

 

出来る限り持たせたい場合は、塗料をマメに塗る事だったり、水の貯まる様な部分があれば。

 

それらの部分をドリルで穴を開けて、水はけを良くする事が基本です。

 

鎌倉の家のハイデッキも、かなりの時間を経過しています。

 

8.外水栓にもこだわりが

外水栓にもこだわりが

 

外水栓にもこだわりがありまして、お湯と水の出せる混合水栓を採用しています。

 

鎌倉も塩害地域になりますので、ありとあらゆるモノが錆び付いてしまう場所です。

 

付着した潮を少しでも簡単に流せる様、お湯の出る混合水栓は必須と言えます。

 

ブロックを積み上げて給水管を通したら、乱形石を貼ってお化粧をしています。

 

マスの方はピンコロ石と、叩きの部分は洗い出しで仕上げてます。

 

9.専用通路もしっかり仕上がりました

 

専用通路もしっかり仕上がりました

 

■専用通路の特徴

 

  • お隣と共有している通路
  • 部分的に輸入タイルを張り上げました

 

専用通路はお隣の方と共有で、使用されている通路になります。

 

ですからどちらの御宅も、意見を聞く必要がありました。

 

そして納得された段階で、部分的に輸入のタイルを敷く事になりました。

 

これなら割りやすいコンクリートのヒビも、出なくて済む様になります。

 

10.残念ながら画像が無くなってしまいました・・

 

鎌倉の家では、保管していた画像のデータが無くなってしまいました。

 

中尾建築工房内のサーバーが、数年前にダウンしたのが最大の理由です。

 

復旧出来た画像も多々あるのですが、鎌倉の家の画像はほとんど復旧出来ませんでした。

 

とても見ごたえのある家なのですが、1F世帯の画像も復旧が不可になりました。

 

大容量の収納スペースに、モニターを5個ほど並べる造作カウンター。

 

造り込まれた造作物は、それなりにあったのですが。。。

 

お見せできないと言うのが、本当に残念です。

 

11.Y様らしい鎌倉の生活を

 

いろいろとありましたが、なんとか無事に建て替え工事が終わった鎌倉の家。

 

何年か前にはLINEで奥様から犬を飼ったとのお話を聞いたり、奥様の実家の相談を受けたりしました。

 

ご主人様は家を建てた後に独立を果たし、今では事務所を開いて日々の仕事を頑張られています。

 

お引渡しを終えた頃、ご主人様とは色々な相談事を持ちかけて頂いたのですが。

 

下記ブログのコメント欄に、ご主人様の思いがしっかりと書いてあります。

 

ご興味ありましたら、ご覧になってみてください。

 

 

リンク先の最新記事の下に、コメントが記載されております。

 

色々あっても、終わり良ければすべて良し。

 

ぜひ自然素材の家の心地良さを感じつつ、鎌倉での生活を楽しんで頂ければと思います。

 

Y様の家づくりを中尾建築工房にお任せ頂いて、ありがとうございました。

 

2011年6月10日に竣工させて頂いた鎌倉に二世帯住宅を建てる〜建て替えたのは自然素材の家〜 鎌倉の家をご紹介させて頂きました。

 

これからも中尾建築工房は人生で最高の家づくりをあなたにご提案させて頂きます。

 

アンケートはこれから送付予定です。

 

 


お客様の声に耳を傾けると、どうやら自然素材で家づくりをした方たちの多くが、最初から「自然素材で建てよう」と決めていたわけではないようです。様々な住宅展示場や見学会に足を運び、実際に見て触れて、比べた結果、「やっぱり自然素材がいい!」と感じてくださっているのです。

木を使っているからこそ伝わるぬくもりや香り。
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木目が印刷された既成品やビニールクロスには絶対に出せない“本物感”は、写真や文章だけではなかなか伝えきれません。
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