新築ブルーやリフォームブルーで後悔しないで〜地元工務店が教えるハッピーになれる法則をお教えします〜
新築で家を建てたり、一戸建てやマンションのリフォームをして、今までの不満を払拭する計画をしてみたい。
新築もリフォームも、持ち家だからこそ出来る大きなイベントです。
本来なら楽しめるはずの新築やリフォームが、ブルーになってしまうだなんて、とても悲しい事だと思います。
新築やリフォームでブルーになってしまうのは、不満、不安、後悔の塊がブルーになってしまう要因です。
中には住み替えを検討してしまう方も居るほど、後悔する場合もあるそうです。
いずれも設計や積算打ち合わせの段階で、抑え過ぎしてしまった方に新築ブルーやリフォームブルーに陥ってしまう事が多い様です。
ではなぜ新築ブルーや、リフォームブルーに陥ってしまうのでしょうか。
そこで今回、新築やリフォームの設計や施工を業務としている中尾建築工房から、新築ブルーやリフォームブルーになってしまう理由。
そして新築ブルーやリフォームブルーを回避する方法をご紹介させて頂きます。
1.男性と女性は脳の仕組みが違う
実は新築かリフォームの計画前に、男性と女性では脳の作りが違う事をご存知でしょうか。
例えば男性であるご主人様から奥様を見る印象
女性である奥様からご主人様を見る印象
お互いの事を理解しているつもりではあるけど、実際にはそうではない事が多々あります。
この理由は男性と女性では脳の仕組みに違いがあると言われています。
ですからこの記事は新築やリフォームを計画中のご夫婦にとって、まずは目を通して頂きたいとても大切なお話になります。
出来ればご主人様と奥様の双方で、一緒に見て頂く事が一番参考になるかと思います。
それでは男性の脳の方から傾向を見ていく事にしましょう。
男性はどちらかと言えば、概ねこんな感じではないでしょうか。
結果を出す為に最善の方法を考え出し、それを実行すればそれで解決。
この様な脳の傾向がありますから、一生懸命な方ほど結果も出します。
結果も出しますから、それなりの地位を築き上げる事も可能です。
昔の言葉で言えば男たるものこうであるべき主義と言うのが、男性脳の傾向の表れです。
ある意味で言えば男性の脳は、理論的な脳と言えるでしょう。
良い意味で言えば、企業戦士の荒波に揉まれて結果を出すのが良しと言う感じです。
それでは女性の脳の作りとは、どの様な傾向があるのでしょうか。
女性の場合は男性のそれとは別で、感情論的な脳を持っていると言われています。
結果が云々を尊重する男性に対して、女性は結果をそこまで求めてはおりません。
逆に話を聞いてもらいたかったり、その経過を相談したいと言う感情を持っています。
話を聞いてもらえるだけで、結果がどうあれ安心するのが女性の脳の傾向と言えるでしょう。
男性は結果を求める生き物である反面、女性は話を聞いてもらいたかったり、察して欲しいと言う考えの違いがあります。
これが男性の脳と女性の脳の違いです。
お互いにパートナーとして尊重しているつもりであるはずなのに、なぜか会話が噛み合わない事もあるのは脳の違いに理由があります。
男性が話を聞かずに結果を出す方に向いていれば、女性は「なんだかなぁ。。」と思う気持ちがあったり。
女性は察して欲しい気持ちがあるのだけど、男性は結果を出す方に向かってますから察する事すら出来ません。
察してもらえないと、どういう感情が女性には現れるでしょうか。
「どうせ私なんて、どうでもいいんでしょ」
「言っても、そんなの認めてもらえないし否定するんでしょ」
「私が我慢をすればいいんでしょ」
「怒られるのは怖いから言わない方がいい」
「どれを選んで良いか悩んでいるのに話も聞いてくれてない」
「あなたは仕事に逃げれるから良いけど私は子育てから逃げれない」
この様な感情が、心の中で現れる事があります。
男性としてみれば「そんなの言ってくれれば、ちゃんと話を聞くよ」と思うかもしれません。
でも女性は言わなくても察して欲しい訳ですから、噛み合う事がありません。
お互いのためを思っての行動なのに、この様な差が出来てしまうという訳です。
ここで必要になってくるのは、男性でも女性でも互いに共感をする事が最も大切となります。
ここまでで、ざっと男性と女性には脳の違いがある事が分かりました。
ご夫婦で読んで頂けているなら、ここでお互いに顔を見合わせてみませんか?
結婚何年夫婦でも、結婚何十年夫婦でも、全く当てはまらない家庭は無いはずです。
当てはまった方は、そのまましっかりと読み続けて頂ければと思います。
2.一生懸命に頑張りすぎる方に多い
新築ブルーやリフォームブルーに陥りやすい方は、どちらかと言えば一生懸命に頑張りやすい方に多い傾向です。
一生懸命に頑張りますから、時には息抜きしないと疲れてしまいます。
ここでは男性と女性で、一生懸命になり過ぎる傾向を見てみましょう。
男性であれば仕事に精を出す事で、所得を家庭に持って帰る努力をします。
一生懸命になり過ぎて働いてますから、自分に対して刃を向けてる状態を自然と作ってしまいます。
すると、どの様な状態になるのでしょうか。
- イライラする事が多い
- 周りが同じ様に出来ないと不満が溜まる
- 体がとっても硬くなる
- 家に帰るとグッタリさんになる
- 周囲に気を使っている様で使えてない
- 知らないうちにパートナーにプレッシャーを与えてる
それが自分の普通と思っている方がほとんどなのですが、実は普通の人はそこまで一生懸命に働けません。
ついでにぶっちゃけますと自分に刃を向けていれば、周囲にも自ずと刃を向けてしまいます。
あまり良い傾向ではありませんので、その様な傾向があるなら7割程度の頑張り程度がマストです。
自分の事が普通とは、思わない方が良さそうです。
それでは家庭を支える女性の方はどうでしょうか?
女性の頑張り屋さんケースでは、家事や子育てを一生懸命になり過ぎている場合が多くあります。
- 料理に一生懸命になり過ぎていたり
- 掃除に一生懸命になり過ぎていたり
- 洗濯物に一生懸命になり過ぎていたり
- 子育てに一生懸命になり過ぎていたり
- ママ友関係に一生懸命になり過ぎていたり
- 良い奥様でいる事に一生懸命になり過ぎていたり
これでは気疲れする事も、多々あるでしょう。
燃え尽き症候群など様に、ホントに燃え尽きてしまうかもしれません。
もちろん女性でも、フルタイムで働いてる奥様も居らっしゃいます。
この場合の奥様に掛かるストレスは、それこそ膨大なストレスです。
ご主人様も大変でしょうけど、出来る限り以上の共感と感謝をお伝えするのが望ましいと思います。
一生懸命になり過ぎてしまうと、元々の脳の違いがある訳なのに、さらに自分を追い込む事にもつながります。
自分自身にゆとりが無い状態だと、パートナーの話を聞くゆとりなど作れる訳がありません。
これらの傾向がある場合、どれだけ優秀な方でも自己尊重を出来ていない場合が多々あります。
逆に自己否定をしているケースが多々ありますので、必要以上に予算を守る傾向にあります。
その結果、あまりにもコストを優先するあまりに不満だけは積もってしまいます。
家に対しての不満や不安は、新築ブルーやリフォームブルーになる為の大きな要因です。
3.夫婦の意見は潰し合わない様に
新築やリフォームを計画する際、ご主人か奥様のいずれか主導で計画を進める事が多いと思います。
ご主人様が主導の場合もありますし、奥様が主導の場合もあります。
何れにしてもお互いにパートナーに対して、ある程度の「あなたは○○で良いんでしょ?」と思う固定観念があるかと思います。
ですがそこには、注意が必要です。
男性と女性の脳の違いを、先ほどご説明差し上げました。
ですから「あなたは○○で良いんでしょ?」と決め付けるのは止めましょう。
「○○にとって暮らしやすい家にしたいと思っているから、話を一緒にしたいのだけどどうだろう?」
この様に伝える方が、大変望ましいです。
私の会社で家を建てている方の多くは経験をしてると思うのですが、私が設計や仕様の打ち合わせの際に、パートナーに再確認をされた方が居らっしゃると思います。
事例の一コマを、続けて見て行きたいと思います。
(私)「キッチンの設備を確認して行きましょう。
まずは食洗機ですが、現在は45㎝タイプのモノがショールームの方から送られて来ています。
この食洗機の場合は小型のタイプになるので、ご家族が増えた場合は厳しいサイズかもしれません。
本当に45㎝タイプのモノでよろしいですか?」
(ご主人様)「まぁでもそんなに皿を出して食べる訳じゃないから、これでいいよね?」
(奥様)「う、うん。。」
中尾センサー、この違和感を見逃す事はありません!
(私)奥様に対して「本当に45㎝タイプのモノにしてしまって良いんですか?
後々になって容量が足りない時に後悔したりしませんか?」
(奥様)「本当は本とかで見てると、60㎝タイプの方が使い勝手が良いって聞くんですけど。」
(私)奥様に対して「それなら食洗機は60㎝タイプのモノを選んでおいて、もしもコストの調整が必要なら他で行いましょう。」
(奥様)「はい、それで♡」
(ご主人様)「あぁ、そうなん・・・だね・・」
とても仲の良いご夫婦ですが、実際にこの様なケースは多々あります。
私は打ち合わせの経験値は高い事やプライベートな自身の経験で、そう言った部分を察知する事が出来ます。
後々で不満になってしまうのであれば、それが不満や不安につながり新築ブルーやリフォームブルーにもなり兼ねません。
ですからパートナーが話を出来る環境を整えてたり、お互いの尊重するのが最も大切になります。
この事からもご夫婦の意見は潰し合わない方が望ましいと言えます。
せっかくの新築やリフォームしたにも関わらず、不満や不安がある様では意味がありません。
その様な家づくりにならない為にもお互いにいつもよりパートナーに対しては、優しめでお話する事をお勧めしています。
男性の場合は「そんなの気持ち悪いよ」位が丁度良いかもしれません。
4.柔軟な資金計画を持つ事も大切
新築にしてもリフォームにしても、いずれも資金計画を詰め過ぎてしまう方をお見かけします。
- 男性と女性の脳の違いがあります。
- 一生懸命に自分を追い込んで頑張り過ぎてしまう傾向もあります。
- 自己肯定出来ずに、自己否定する傾向もあります。
それらの理由で資金計画をカツカツにしてしまえば、ありとあらゆる要望を実現出来なくなりやすいです。
ですから資金計画を立てる場合は、自分だけで検討するのではなくファイナンシャルプランナーを頼りましょう。
FPとは、一人ひとりの将来の夢や目標に対して、お金の面で様々な悩みをサポートし、その解決策をアドバイスする専門家です。
個々人や家族のライフプラン(人生設計)に基づく将来の収支の見通しを立て、最適な資産設計・資金計画を提案、アドバイスを行い、その実行をサポートします。
そのため、FPはお金の面から家計の改善を図る「家計のホームドクター®」とも呼ばれています。
FPは職業の名称で誰でも名乗ることができます。ただし、「くらしとお金」に関するアドバイスは多岐にわたるため、FPには年金や保険、資産運用、税制、住宅ローン、相続など、幅広い専門知識が求められます。
そこで、「くらしとお金」に関する様々な専門知識を有していることを証明するのがFP資格です。
主なFP資格は以下の3つです。FPに相談する際は、どのFP資格を保持しているかを確認した上で相談することをお勧めします。
あなた独自のファイナンシャルプランニングをお手伝いしてもらえますので、自分では無理かなと思っていた要望も実現しても良い事が分かったりします。
※NPO法人日本FP協会より抜粋
可能であれば施工を依頼する工務店のFPではなく、ご自身で相談しやすいFPを見つけましょう。
工務店よりのFPは売り上げ増加をする為に、工務店に雇用されている場合も多々あります。
この他にも金融機関の担当者や、信頼出来る施工業者なら、あなたの資金計画をしっかりと相談に乗ってくれるはずです。
返済比率なども年収に応じて全く変わってしまうのが、金融機関の当たり前の常識です。
手続き上で最も簡単なのは、借入予定額を金融機関に算出してもらう事。
そして様々な打ち合わせをして、すべて決定したら借入枠より低い分には良いのです。
低い分には借りなければ良いだけの話ですから、スムーズな家づくりを行うならオススメの方法の一つです。
いずれにしても資金計画にゆとりを持つ事は、パートナーの要望を叶えるためにも最も重要なポイントの一つだと覚えておいてください。
5.まとめ
いかがでしょうか。
新築ブルーやリフォームブルーを回避する為には、ご夫婦それぞれの要望を潰し合わない事。
そして固定観念を押し付けない事が、最も大切と言う事がご理解頂けたかと思います。
私が男性なのにも関わらず、なぜこの様な部分に詳しいかをお話ししておきますね。
私は自身の経験から✖︎1を経験しています。
当時はあまりのびっくりな奥様の発言に、驚きを隠せなかった経験がありました。
その経験から私も色々と調べて、それらの理由を知る事が出来ました。
「必死に働いていれば良い訳では無いな」と思い込みを変えてからは、元奥様とはとても仲良く過ごさせてもらってます(笑)
新築を建てたり、リフォームをするのは家族とより良い生活を始める為に行う事を忘れてはいけません。
新築ブルーやリフォームブルーにならない樣、ぜひ誘導の上手な建築家や工務店を頼ってくださいね。