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『復興支援!住宅エコポイント』の全貌が。。。

 
  2018/12/29
『復興支援!住宅エコポイント』の全貌が。。。
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え〜、ちょっと今回は新築での住宅エコポイントについての説明にさせて頂きますね。
なにぶん、リフォームよりも新築の方が多いモノですから•••
多分建築を予定されている方であれば、住宅エコポイントが復活されて『あ〜、うちもポイントが貰えるんだ〜』っと思われている方がいらっしゃるかと思います。
中尾建築工房で建てている建物であれば、全棟が住宅エコポイントの対象となるのですけど、これにはなんとからくりがございます。
では、ここでちょっとおさらいさせて頂いた方が分かりやすいので、以前の住宅エコポイントとなにが違うのかって所を説明しましょう。
以前の新築で建てる場合の住宅エコポイントは、対象となる住宅に対して30万ポイント(30万円)が支給されていました。
そのポイント分を工事で使えるって感じだったのです。
そして今回、復活した復興支援!住宅エコポイントでは。。
被災地域の方なら30万ポイント。
被災地域以外の私たちが暮らす神奈川県内では15万ポイントに減額となってしまいました。
この下がってしまった理由って言うのが。。。


以前の住宅エコポイントでは、大手のハウスメーカーなどが利用していたパーセンテージが8割〜9割だったんですって。。
その中でも木造アパート専門のハウスメーカー様などでは、アパート一棟に30万ポイントの支給って感じではなくて、アパートの一世帯に対して30万ポイントの支給だったのだそうです。。
つまり基準を満たした10世帯のアパートであれば、一棟のアパートに対して10世帯×30万ポイント=300万ポイント(300万円)が支給されていたという事になります。
元々住宅エコポイントが出来た理由はエコな家を建てて、地球温暖化に歯止めをかけたり、地域活性化の為にポイントが発行されるようになりました。
ハウスメーカーで建てても基準をクリアしていれば、地球温暖化に歯止めをかける事には繋がります。
でも、その中でも特定の大きな会社だけにメリットがあるのでは、地域の活性化にはつながらないと批判もあったみたいなんですね。
そうした批判を考慮して、復興支援住宅エコポイントでは30万ポイントではなく、15万ポイントという少ないポイント数になったとの裏話でした。
これはどこで聞いたとか聞かないで下さい•••
あくまでも業界的裏話ですからね(笑)

では、その半分になってしまった15万ポイントが全て家に対して使えるのか?!
答えは『ノー』です。
以前のエコポイントは全額貰えましたけど、今回は15万ポイントのうち全額もしくは半分は被災地に寄付。
もしくは15万ポイント中の半分である7万5千ポイントに関しては、被災地域の単品か製品との交換
がポイント即時発行の条件となるそうです。
今、国土交通省で閣議は通ったみたいですけど、予算が成立していないそうなので『今の段階では、あんまり突っ込まないでね。』と言われてしまいました。
ただ私が問い合わせをしてみて感じた限りでは、どうも被災地に人が流れる一環としたいみたいですね。
例えば被災地までの旅行券とかにも使える様にしたいとかの話はされてましたし、被災地が運営するネット通販では使えないかも。。的な話もされてました。
つまりは被災地の商店街などで商品券を利用するって事にすれば、商品券以外でもお金を落とす形になりますから、復興支援になるって事なんでしょうね。。
多分、建築の計画中だったり、工事が着工中のオーナー様の中には『15万ポイント分をなにに使おうかな〜』って思ってらっしゃる方もいるだろうとは思います。
でも実質、全部は使えないって事になりますんで。。
苦情は国土交通省とか経済産業省、環境省にクレーム出して下さい(笑)
で、中尾建築工房としてはどのような復興支援の形態が取れるか。。
中尾建築工房では岩手県から木材を取り寄せています。
では床板分やデッキの材料費に該当出来るかって思うと、それは駄目なんです。
なんでかって言うと、完成された住宅に対して発行されるのが住宅エコポイントな訳で、完成する以前の材料に発行は出来ないって考え方となるそうです。
そこで岩手県森林組合連合会の平野氏に電話しました。
中尾
『あのさ〜、住宅エコポイントが復活して復興支援住宅エコポイントになるって知ってるでしょ?!』
平野氏
『あ〜、そ〜なの〜、住宅エコポイントって終わったんじゃなかったっけ〜』
中尾
『•••』
心の声
新聞とかニュースくらい見れるでしょうに•••

ここで10分ほど時間を割いて、平野氏に今回の住宅エコポイントの概要を説明しました。
中尾
『と言う事でさ、岩手県森林組合連合会が特定被災地のポイント交換業者として登録申請すればオーナーさん達にはなにかしらメリットがある訳なんだよ。ちょっとした家具とかでもポイントを使える訳じゃん?!』
平野氏
『そっかぁ〜、んじゃすぐに調べてみるよー』
と言う事で少々のんびり目の平野氏でしたが、私的には相変わらずだなって思いと共に、元の生活に戻れたんだなって思いの両方でした(笑)
震災時の平野氏達は正直な所、笑えない位大変でしたし、仲間も多く失ってましたから。。

と言う事で閣議が成立した復興支援住宅エコポイントの概要を説明させて頂きましたが、近日中には予算も成立するとの事なので、その内容が決まりましたら私の方からもお知らせをさせて頂きたいと思います!
でもどうせだったら、自然素材を採用している家もエコな訳だから、基準をもう少し広げてくれてもいいかもしれないですよね。。
消費電力とか断熱とかの部分でしか、今の所はエコポイントが発行される事がないみたいですしね。。
と言う事で、復興支援!住宅エコポイントのご説明でしたー☆
あ、これは何度もご説明さし上げておりますけど、長期優良住宅の補助金を受けられている方に関しては、住宅エコポイントはご利用出来ませんからね。
二つも一遍に補助金やポイントは受けられないって事でーす!


お客様の声に耳を傾けると、どうやら自然素材で家づくりをした方たちの多くが、最初から「自然素材で建てよう」と決めていたわけではないようです。様々な住宅展示場や見学会に足を運び、実際に見て触れて、比べた結果、「やっぱり自然素材がいい!」と感じてくださっているのです。

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木目が印刷された既成品やビニールクロスには絶対に出せない“本物感”は、写真や文章だけではなかなか伝えきれません。
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