葉山町堀内に建てる家造り|最終チェック段階の収納力アップ計画
家を建てる方の多くは、誰しも狭いリビングにしたい希望ってないと思います。
そこそこ広いリビングがあって、使い勝手の良いプランニングを気にされると思うのです。
ところが広さのみではなくて、家と言うのは収納力も大切。
ただ広いだけでは、なんの意味も成しえません。
そこで最終的にプランニングはOKだけど、ちょ〜っとわたし的に検討したいなってプロジェクトがありました。
ビルトインガレージは諦めないし、2F建てなのだけれども背〜高のっぽなルーフバルコニーも諦めない。
そして建物のサイズも変更しないって事なので、コストダウンをする場所が・・・
ぶっちゃけて言うと、ほとんど無い。。
そして現在奥様がご懐妊中って事で、想定される事がある。
取り敢えずはコストダウンをする為に、バシバシ削れる所は削ったのだけど、諦めないモノはそのまま残っている。
んで、取り急ぎは予算的になんとかなるって所まで来ているので、当初は計画に入れなかった収納面を見直す事に。
なんでもこちらのプロジェクトのオーナー様は、雑誌関係とか本がとっても多いとの事でして、その本をしまうための収納がリビングには無い。
その本のサイズはって言うと、だいたいこんな感じ。
湘南に住んでいる、もしくは湘南に住みたい人には人気のある湘南スタイルのサイズ。
湘南スタイルのサイズはこんな感じなので、これを仕舞う場所を検討。
これは中尾建築工房で施工するとかって訳ではなくて、オーナー奥様のお父さんが大工さん。
なのでスペースだけは確保をしておけば、後はお父さんに腕を奮って貰えば良いかなって思うんです。
スペースが無いと、下地をどうするとか、こうするとか。
後からだと、どうにもこうにもなりませんからね。
ここで目を付けたのは、小上がり座敷に目を付けました。
この手の本のサイズを収納する場合、対面キッチンの前とかだと、いいとこ三段位だと思う。
けどただでさえ本が多いって事になると、それなら四段くらいは欲しいかなぁと。
ではどこに検討するかって言えば、やはり階段室前の部分を思い切って本棚で閉鎖してしまおうかと思いました。
この理由は小上がりになっている部分の下から40センチ程度は階段室の前から有効利用する場所にしたい。
そして小上がり座敷の床の高さからは、思い切って本棚を四段程度の高さにしてしまう。
こうする事で背の高い本棚があるから、階段から多少なりでも上がってくるであろう冷気をシャットアウト出来るんですね。
小上がり座敷でまったりしている時に冷気が上がってきたら、やっぱり嫌ですものね・・
そして、リビングから小上がりに上がる入口は、画像右側のところからのみとなる。
そこには元々式台って言って、小上がりに上がる為の階段的なモノを設定していたけど、それをやっぱ辞める・・
その代わりに縦横に線を入れたモノを小上がり座敷の床下に収納しようかなって思いました。
これ、私がホワイトボードに落書きしたモノなのですが、リビングと小上がりの高低差が450センチもあります。
なのでその中間の高さに階段的要素は必ず必要となる。
その階段自体も、ただあるだけではなくて、収納で造ってしまえば良いかと思いました。
画像で見ると、画像左側がリビング側、右側は小上がりになっています。
リビング側には奥行き300センチ程度の収納ボックスがあって、その箱にフタをする。
そのフタが階段の代わりとなり、小上がりに上がる為の階段代わりになる。
そして小上がりの床下に収納するボックスに関しては、フタ無しにして造作。
これらを一体化させて、リビング側に引き出せる様にすれば短い階段がスライドする感じで手前に出てくるんですね。
それを三連にしてしまえば、結構な収納力になると思うんです。
おそらくお子さんを出産されれば、かさばりまくりのオムツのストックをするでしょうし、ちょっとした敷物やお子さんの毛布なども収納出来る。
ただ、安全面で危なくない様に、階段付き引き出し収納ボックスにはブレーキ付きのタイヤを付けたいと思います。
これも大工のお父さんに造ってもらえば、造れると思う。
式台を造る材料代も手間代も削除出来るから、その分ボックスを造る為の材料費にも廻りますしね!
って事を図面を見てみて、今後の生活シーンをイメージして、やっぱりこうやっておいた方が良いんじゃないかと思った次第。
おそらくこの方がいいと思うんですよねー、私的には。
好みがあると思うのだけど、まずはオーナーに意見を聞いてみたいと思います!
うん、あると便利だと思うけどね。
奥様も子育てのストレスから、なるべく解放させてあげたいですしね。
うまくすれば、奥の収納はパンパース縦置きに出来るかと思いまーす☆