玄関廻りの石貼りは自分で選んでやってみたい!施主施行で造る玄関ポーチ&タタキスペース
普通なら、玄関ポーチとかタタキの部分の床って。
工務店さんのタイル屋さんが、貼ってくれるんです。
けれども。
普通の人からの注文住宅依頼がほとんど無い中尾建築工房の場合。
『玄関廻りの石貼りは自分で選んでやってみたい!』
と言う、変った方が居らっしゃる事もあったりするのです(笑)
しかも。
お引渡しを終えて、かれこれ二年近くは経つのではないか?
そんなお宅がありまして。
『そろそろ終わってんじゃないかな〜』
とか
『まだ終わってねーじゃん!!』
とか。
中尾建築工房から割りと近いお宅でもありますので、ちょいちょい偵察に行っていたんですね。
そしてたまたま偶然にお電話をした所。
ご主人がお休みを取って、現在玄関の床を施工中なのだとか。
私が思うに。
また、あれこれ悩んじゃってんだべなー
取り敢えず、一向に進んでねーんだべなー
ちょっくら行って、アドバイスでもしてみっか!
と言う事で、お宅へと行ってみたんです。
そしたらやっぱり。。
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やっぱり、しっかりと悩み中(笑)
玄関廻りはタイルだったり、画像の様に天然石を敷いたりするのが一般的なのだけど。
タイルは寸法自体がしっかりとしているから、割り付けを出せば。
後は貼るだけで済むんです。
けれども。
天然石の場合、そもそも定尺ではなく乱形です。
それだけに、ランダムに貼れればそれでいい。
ところが。
ご主人の性格が出てしまっていると言いますか。
なんでも端から始めてしまって。
真ん中辺りがどうにもこうにも収まらない。
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これを見るとよく分かるかと思うのですが。
端々をしっかりと抑えてしまっておりますので、調整をするのは真ん中しかありません。
けれども定尺ではない乱形石ですから。
それを上手く敷き詰めるのは至難の技になるのです。
いわゆる業界用語で言うと、地獄と言う仕事のやり方。
自分で自分を苦しめてしまっている状態なんですね・・
これ、考え方を逆にしてもらえば良いのだけど。
一番目立つのって、真ん中なんですよ。
だから真ん中からお気に入りの良さ気な石を敷いてくの。
そしてどんどん端っこに移動して行けば。
後は乱形石をカットして敷き込めば良いだけの話なのね。
今回はちょっと悩みすぎて居らっしゃいましたので。
もうちょっと楽した方が良いですよぉ〜と。
アドバイスをさせて頂きました。
ま、いわゆるドツボにハマってしまったやり方と言えば良いのでしょうか。
施主施行を希望されれば。
それに対するアドバイスはさせて頂くのだけど。
それをやるも、やらないも。
自分で選べるんだよね、特に中尾建築工房は自由な感じなのが特徴ですから。
ただね。
出来る事なら。
悩み過ぎるよりかは。
悩まずに楽しみを持ちながら、自分で造る方のが。
Handmadeをする醍醐味を味わえる!
と、私は思っておりまーす☆
玄関廻りの石貼りは自分で選んでやってみたい!施主施行で造る玄関ポーチ&タタキスペース
ん〜、後2〜3ヶ月位は。。。
掛かっちゃうんです・・かね(笑)
まぁ、自分のペースでやって頂ければと思います!