一戸建て住宅の在来工法浴室(バスルーム)あれこれ。
浴室と言えば、私が幼い頃の記憶を辿ると。
THE・五右衛門風呂(笑)
なんでしょうね、そんなに昭和だった事は無いと思うのですが。
私の幼少期の記憶には、五右衛門風呂に入った記憶があります。
普通のお風呂もあったと思うのですが。。
記憶には五右衛門風呂に入ったり、近くの銭湯に行ったりしてました。
これはこれで良いのでしょうが、今時は給湯器をオンにすれば。
勝手にお湯が沸いて、自動でお風呂に沸いたりします。
またさらに。
私が大工見習いだった頃は、ちょうどユニットバスが本格的に普及し始めた頃でした。
あの時代は、今の様にユニットバスの価格がさほどお安くありませんでして。
一般の一戸建て住宅では、在来工法と言われる浴室を作っておりました。
ユニットバスと、在来工法の風呂の違いと言えば。
ユニットバスは単純に、防水されたユニットをそこに置く。
現場に届いた部品を、床版から組み立てて。
壁を立ち上げ。
最後に天井を設置。
各工程の中で、配管の接続まで完了したら完成。
組み立ての際、各所にシーリングを打つのですが。
言ってみれば、単純な防水付きの箱って事になります。
これがユニットバスのご説明。
そして今度は在来工法のお風呂。
この在来工法のお風呂は、大工用語だと在来風呂なんて呼ばれたりします。
私が見習いの頃に比べて、今は作り方も変わっています。
私が見習いの頃、勤め先の工務店では予算の都合なのか。
壁面に関しては柱や間柱に、ラスカットと呼ばれる左官下地を貼りまして。
これがラスカット。
合板にアスファルトを貼り合わせたモノになります。
出入隅部とジョイント部にはシーリングを。
その上から左官下地を塗りまして、タイルで仕上げる。
天井に関しては、のぶちと呼ばれる天井下地を作って。
その下にバスリブなる、浴室用天井材を貼って仕上げておりました。
床に関しては、特に防水があると言う訳では無く。
高さ調整の為に、ガラや砕石を入れて。
その上にタイル下地のモルタルを塗って、タイルで仕上げておりました。
昔の在来風呂は、比較的その様な造りが多かったと思います。
特にしっかりとした、防水がなされる訳でも無く。
そのままで造られてますから、湿度が高くなったり、暖かくなったり。
寒くなったりで、湿気が下に落ちますから。
たいていの在来風呂は、入口や入口周辺の壁など。
結露水や漏水が、土台や柱に付着し。
その後、腐朽菌と仲良しになる事で、土台や柱が腐ります。
土台や柱が腐れば、ラスカットも合板ですから腐ってしまいますし…
残りはモルタル下地だけが頑張っていて、崩壊しないだけの家々を。
とにかく、たくさん見て参りました。
そんな理由から、在来風呂をリクエストされる方には。
しっかりとした、防水処理を行う事をご提案してるんですね。
まずは躯体に貼られる耐水の石膏ボードには、しっかりとシート防水を。
その防水処理がなされると、こんな感じ。
すでに見えなくなっておりますが、この下地の下には断熱材もしっかり入っております。
この防水下地に加えて。
さらに遮熱透湿防水シートを施工した上に、化粧板用の胴縁を設けております。
下地の木と木の隙間は理由があって透かしております。
下地の膨張止め。
そして空気が動くように。
化粧板が貼られたら、今度は浴槽を設置の前に再度下地。
こうして、防水、また防水の上に。
少しずつ、造られて行きます。
私は在来風呂は、個人的には好きでして。
仕上げの羽目板には、レッドシダーの羽目板よりは。
青森ひばの羽目板をお勧めする様にしています。
青森ヒバについて、詳しくはこちらのリンクをご覧ください。
青森ひばに惹かれた家造り!
青森ひばは香りも良く、他の木材に比べで断トツの癒し効果がございます。
香りをより楽しむなら、天井や壁面に貼るのも良いでしょう。
私個人の好みとしては、天井のみに貼りまして。
壁面はタイルか石で仕上げ様かと思っています。
理由はって?
んー、なんでも面で切るのが好きって言う事と。
後はですね。
昔のブログのどこかに書いてあると思いますが。
あまりにも青森ひばに対しての情熱が強過ぎまして。
思わず、体を張ってしまった過去があるのです(笑)
お知りになりたい方は、過去のブログを探してみて下さいね!
と言う事で、青森ひばが天井や壁面一杯に貼られて。
タイル工事が始まり出した横須賀市長沢の家。
ご家族の皆さん、今から楽しみにされているかと思いますー☆
ご期待下さいね!
一戸建て住宅の在来工法浴室(バスルーム)あれこれPARTⅡ