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横須賀市に建てる注文住宅|古材建具や無垢板の再生いろいろ

 
  2019/08/11
横須賀市に建てる注文住宅|古材建具や無垢板の再生いろいろ
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注文住宅で家を建てる場合、図面で間取りが決まっていれば。

 

工事を行うための、確認申請を行います。

 

確認申請は、特定行政庁から工事の許可を頂く為のモノ。

 

確認申請書にはある程度、家の中身が分かる資料となっているのだけど。

 

さらに詳しい内容を盛り込んだのが、工事の仕様書になります。

 

分譲住宅の様な仕様であれば、とっても簡単。

 

フローリングの色を決めて、壁紙を選ぶ程度でおしまい。

 

けれども注文住宅の場合は、随所に細かい部材を決めて行きますので。

 

そのバランスも、一つ一つ確認しながら進めて行きます。

 

また、古材に関して言えば。

 

その付加価値なども確認した上で、それなりに使ってあげたい所。

 

であれば、全体的な雰囲気を再確認して。

 

現場で職人さん達の手が止まらない様、ありとあらゆる仕様の確定させる打ち合わせを行ってみました!

 

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今回、再生をさせる建具はこちら。

 

パッと見ですが、結構手間暇を掛けて作られた建具になります。

 

建具の組み方も、とっても丁寧なんですよね。

 

 

yokosukashi-ootsuchou-k-kozai-saisei-bishuu2.jpg

 

画像はちょっとボケてしまいましたが。。

 

縦桟と中桟を組むのに、ほぞを二連にしています。

 

普通なら、こんな事はやらない。

 

こんな仕事をしている部分を見るだけで、造った職人さんがどんな方なのかが分かります。

 

ただし、かなりの年代物ですから。

 

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下桟などは、すでにクタクタ・・・

 

下桟の見た目は変えずに、広葉樹で埋め木をしてあげれば良いかと思います。

 

建具の再利用に関しては、まぁ大体の構成が私の脳内イメージが出来てるので。

 

この建具は、小上がり入り口に再利用して。

 

内障子などは、建具に入れずに欄間に使う事にして。

 

yokosukashi-ootsuchou-k-kozai-saisei-bishuu4.jpg

 

古材建具を抑える鴨居は、変わったケヤキで対応をしようかと。

 

そもそも古材を新築の家に入れるなんて、普通であればやらないと思います。

 

でもこの家は、普通な家では無いので。

 

それであれば、変わった材料で仕上げた方が面白味も広がると言うモノ。

 

身振り手振りや、材料を見せたり。

 

私の脳内イメージをお伝えして。

 

こんな感じで行きましょう!

 

と決まったのですが。

 

なにやら一際オーラを放つ材料が。。

 

yokosukashi-ootsuchou-k-kozai-saisei-bishuu5.jpg

 

小口には割れもあり、表面もかなり無数の傷がある。

 

日焼けも半端無い材料ですが。

 

ここまでは、素人目の意見になりまして。

 

ここからは、無類の木材フェチであるこの私の私見。

 

よくよく見ると、かなり木目の詰まった素性をしてるし。

 

小口の匂いを嗅いで見ると、明らかにこれは・・・

 

と思ったんですね。

 

「ちょっと下で、削ってきますね!」

 

工房直結の事務所は、これが出来るから良いんですよね!

 

そして一皮剥いた、木材の姿がこちら。

 

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下の工房にあるプレーナーで削って。

 

ベルトサンダーで表面を舐めただけのモノ。

 

材料は檜(ヒノキ)なのですが、これがただの檜では無い。

 

なんの檜かと言えば。

 

木曾檜(キソヒノキ)になるのだけど。

 

その中でも、尾州(ビシュウ)と呼ばれる檜です。

 

尾州檜は日本の三大美林の一つでありまして。

 

  • 青森ヒバ
  • 秋田杉
  • 尾州檜

 

この三つの中の一つであります。

 

さらに。

 

尾州は大昔が徳川家の御用木。

 

そして現在は、皇室管理の木。

 

どんだけ〜〜〜!!(IKKO風で)

 

と言っても過言では無い、希少価値の高い木材なのです。

 

尾州の特徴としては、素性が良く木目が緻密です。

 

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ほら、とっても木目が緻密ですよね?!

 

ゆっくり時間を経過させて、大きく育ちますから。

 

木目が緻密になるんでしょうね。

 

尾州は癖の無い木ですから、高級な建具材などに使われたりします。

 

しかも。

 

木材と言うのは、長さや幅によってお値段に差が出ます。

 

この木材は、長さが1m程度でありますが。

 

幅に関しては、尺三寸(394mm)もあります。

 

幅が広い材は一尺以下の幅と。

 

一尺以上の幅とでは。

 

そのお値段も、随分と違ってきます。

 

尺下(しゃくしも)とか、尺上(しゃっかみ)なんて言い方をしています。

 

幅が広い方が価値がありますので、尺上の方がよりお高いんですよね。

 

私もここまで幅の広い、尾州檜の無垢板はかれこれ。

 

兄弟子の新築祝いにプレゼントした、長さ六尺×幅尺五寸の板を削った時以来ですから。

 

20年ぶりに、尾州檜を見てしまいました。。

 

どんだけレアなお宝なのかが、お分かりになる事でしょう。

 

おそらく、私たちがこの板を荒木で新木場あたりで購入したとすると。

 

7〜8万円の出費は、覚悟する材になりますね(笑)

 

商社を経由すると、もっともっとお高いですよー

 

と言う事で、選択肢としては。

 

この材の価値を下げてしまう、幅を狭くするとか。

 

まず、ありえません。

 

このままのサイズ感で使うとして。

 

小上がりのスライド収納の、踏み板兼蓋にする事としました!

 

なんとも、贅沢な踏み板兼蓋だろうか・・・

 

ただし、この板は厚みが結構あるので。

 

厚みは半分に割いてしまい、二つの踏み板兼蓋に木取る(きどる)事にしたのだけど・・・

 

尾州はその素性の良さから、対荷重が加わる場合。

 

いまある割れが、進む恐れがあります。

 

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現状の割れは、こんな感じ。

 

それを端金(はたがね)で、押さえてみますと。。

 

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わずかですが、割れが狭くなります。

 

うん、これなら割れ止めとして。

 

半分に割ってから、千切りを入れておこうと思いました。

 

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これは以前にお引き渡しを終えた、横須賀市公郷町の小上がりに使った神代タモの無垢板テーブルです。

 

エアコンなどの暖房熱により、これ以上が割れが進まない様。

 

私が千切りを入れている所です。

 

千切りについて、詳しくは下記のリンクをご覧下さい。

 

横須賀市公郷町|無垢板の割れ止めを行いました!

 

と言う事で、普通なら捨てられてしまうであろう無垢板材が。

 

なんとまぁ大工もびっくりな、高級木材だった事が判明してしまいました。

 

利用用途がまとまったので、奥様にも安心して頂けたのですが。

 

「前の工務店だったら、この板捨てられちゃってたかもしれないんですよね。。
中尾さんの所に頼んで良かった!」

 

と有難いお言葉を頂けましたが。。

 

多分ね。

 

前の工務店さんはね。

 

それが普通なんだと思います。

 

うちはね。

 

無垢材や自然素材に関しては、めちゃめちゃオタクレベルにありますので。

 

ちょっと私が、ぶっ飛んでるから・・・

 

うちがおかしいんだと思います(笑)

 

そこに集まるクライアントの皆様も。

 

まー普通な方って、絶対に集まりません!

 

よね?!(笑)

 

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古材建具の使う場所も決まったし。

 

尾州の無垢板を再利用する場所も決まったし。

 

キッチンのモザイクタイルや、照明もほぼほぼ決まったし。

 

ざっと6時間近く、打ち合わせを行った週末でございました!

 

と言うことで、横須賀市に建てる注文住宅 古材建具や無垢板の再生いろいろ

 

無垢材オタクの私も驚いた、高級材が眠っておりました!

 

これから相談される皆様、古家があって価値を知りたい。

 

そんな方は私に一声掛けてから、解体する事にして下さいねー☆

 

希少価値の高い無垢材を扱う店には、希少価値の高い古材も集まるんですね。。

 


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Comment

  1. 大津2児の父 より:

    古材建具を再利用して頂いた事により、半分思いつきの小上がりがすごい事になりましたね!思入れのあるステキな空間になったと思います!
    本当にありがとうございました!
    また週末に、建具の戸の色を落としに行きたいのです!

  2. 中尾建築工房 より:

    大津2児の父さん☆
    本当に小上がりが、濃いゾーンになってますね(笑)
    色落としなら、やって頂いて構いません。
    私は打ち合わせ中かもしれませんが、そんなに難しいモノでは無いので・・・
    チャレンジされる事をお勧めします!

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