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横須賀市に建てる注文住宅|古材建具や無垢板の再生いろいろ

 
横須賀市に建てる注文住宅|古材建具や無垢板の再生いろいろ
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注文住宅で家を建てる場合、図面で間取りが決まっていれば。
工事を行うための、確認申請を行います。
確認申請は、特定行政庁から工事の許可を頂く為のモノ。
確認申請書にはある程度、家の中身が分かる資料となっているのだけど。
さらに詳しい内容を盛り込んだのが、工事の仕様書になります。
分譲住宅の様な仕様であれば、とっても簡単。
フローリングの色を決めて、壁紙を選ぶ程度でおしまい。
けれども注文住宅の場合は、随所に細かい部材を決めて行きますので。
そのバランスも、一つ一つ確認しながら進めて行きます。
また、古材に関して言えば。
その付加価値なども確認した上で、それなりに使ってあげたい所。
であれば、全体的な雰囲気を再確認して。
現場で職人さん達の手が止まらない様、ありとあらゆる仕様の確定させる打ち合わせを行ってみました!
yokosukashi-ootsuchou-k-kozai-saisei-bishuu.jpg
今回、再生をさせる建具はこちら。
パッと見ですが、結構手間暇を掛けて作られた建具になります。
建具の組み方も、とっても丁寧なんですよね。


yokosukashi-ootsuchou-k-kozai-saisei-bishuu2.jpg
画像はちょっとボケてしまいましたが。。
縦桟と中桟を組むのに、ほぞを二連にしています。
普通なら、こんな事はやらない。
こんな仕事をしている部分を見るだけで、造った職人さんがどんな方なのかが分かります。
ただし、かなりの年代物ですから。
yokosukashi-ootsuchou-k-kozai-saisei-bishuu3.jpg
下桟などは、すでにクタクタ・・・
下桟の見た目は変えずに、広葉樹で埋め木をしてあげれば良いかと思います。
建具の再利用に関しては、まぁ大体の構成が私の脳内イメージが出来てるので。
この建具は、小上がり入り口に再利用して。
内障子などは、建具に入れずに欄間に使う事にして。
yokosukashi-ootsuchou-k-kozai-saisei-bishuu4.jpg
古材建具を抑える鴨居は、変わったケヤキで対応をしようかと。
そもそも古材を新築の家に入れるなんて、普通であればやらないと思います。
でもこの家は、普通な家では無いので。
それであれば、変わった材料で仕上げた方が面白味も広がると言うモノ。
身振り手振りや、材料を見せたり。
私の脳内イメージをお伝えして。
こんな感じで行きましょう!
と決まったのですが。
なにやら一際オーラを放つ材料が。。
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小口には割れもあり、表面もかなり無数の傷がある。
日焼けも半端無い材料ですが。
ここまでは、素人目の意見になりまして。
ここからは、無類の木材フェチであるこの私の私見。
よくよく見ると、かなり木目の詰まった素性をしてるし。
小口の匂いを嗅いで見ると、明らかにこれは・・・
と思ったんですね。
「ちょっと下で、削ってきますね!」
工房直結の事務所は、これが出来るから良いんですよね!
そして一皮剥いた、木材の姿がこちら。
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下の工房にあるプレーナーで削って。
ベルトサンダーで表面を舐めただけのモノ。
材料は檜(ヒノキ)なのですが、これがただの檜では無い。
なんの檜かと言えば。
木曾檜(キソヒノキ)になるのだけど。
その中でも、尾州(ビシュウ)と呼ばれる檜です。
尾州檜は日本の三大美林の一つでありまして。
青森ヒバ
秋田杉
尾州檜
この三つの中の一つであります。
さらに。
尾州は大昔が徳川家の御用木。
そして現在は、皇室管理の木。
どんだけ〜〜〜!!(IKKO風で)
と言っても過言では無い、希少価値の高い木材なのです。
尾州の特徴としては、素性が良く木目が緻密です。
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ほら、とっても木目が緻密ですよね?!
ゆっくり時間を経過させて、大きく育ちますから。
木目が緻密になるんでしょうね。
尾州は癖の無い木ですから、高級な建具材などに使われたりします。
しかも。
木材と言うのは、長さや幅によってお値段に差が出ます。
この木材は、長さが1m程度でありますが。
幅に関しては、尺三寸(394mm)もあります。
幅が広い材は一尺以下の幅と。
一尺以上の幅とでは。
そのお値段も、随分と違ってきます。
尺下(しゃくしも)とか、尺上(しゃっかみ)なんて言い方をしています。
幅が広い方が価値がありますので、尺上の方がよりお高いんですよね。
私もここまで幅の広い、尾州檜の無垢板はかれこれ。
兄弟子の新築祝いにプレゼントした、長さ六尺×幅尺五寸の板を削った時以来ですから。
20年ぶりに、尾州檜を見てしまいました。。
どんだけレアなお宝なのかが、お分かりになる事でしょう。
おそらく、私たちがこの板を荒木で新木場あたりで購入したとすると。
7〜8万円の出費は、覚悟する材になりますね(笑)
商社を経由すると、もっともっとお高いですよー
と言う事で、選択肢としては。
この材の価値を下げてしまう、幅を狭くするとか。
まず、ありえません。
このままのサイズ感で使うとして。
小上がりのスライド収納の、踏み板兼蓋にする事としました!
なんとも、贅沢な踏み板兼蓋だろうか・・・
ただし、この板は厚みが結構あるので。
厚みは半分に割いてしまい、二つの踏み板兼蓋に木取る(きどる)事にしたのだけど・・・
尾州はその素性の良さから、対荷重が加わる場合。
いまある割れが、進む恐れがあります。
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現状の割れは、こんな感じ。
それを端金(はたがね)で、押さえてみますと。。
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わずかですが、割れが狭くなります。
うん、これなら割れ止めとして。
半分に割ってから、千切りを入れておこうと思いました。
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これは以前にお引き渡しを終えた、横須賀市公郷町の小上がりに使った神代タモの無垢板テーブルです。
エアコンなどの暖房熱により、これ以上が割れが進まない様。
私が千切りを入れている所です。
千切りについて、詳しくは下記のリンクをご覧下さい。
横須賀市公郷町|無垢板の割れ止めを行いました!
と言う事で、普通なら捨てられてしまうであろう無垢板材が。
なんとまぁ大工もびっくりな、高級木材だった事が判明してしまいました。
利用用途がまとまったので、奥様にも安心して頂けたのですが。
「前の工務店だったら、この板捨てられちゃってたかもしれないんですよね。。
中尾さんの所に頼んで良かった!」

と有難いお言葉を頂けましたが。。
多分ね。
前の工務店さんはね。
それが普通なんだと思います。
うちはね。
無垢材や自然素材に関しては、めちゃめちゃオタクレベルにありますので。
ちょっと私が、ぶっ飛んでるから・・・
うちがおかしいんだと思います(笑)
そこに集まるクライアントの皆様も。
まー普通な方って、絶対に集まりません!
よね?!(笑)
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古材建具の使う場所も決まったし。
尾州の無垢板を再利用する場所も決まったし。
キッチンのモザイクタイルや、照明もほぼほぼ決まったし。
ざっと6時間近く、打ち合わせを行った週末でございました!
と言うことで、横須賀市に建てる注文住宅 古材建具や無垢板の再生いろいろ
無垢材オタクの私も驚いた、高級材が眠っておりました!
これから相談される皆様、古家があって価値を知りたい。
そんな方は私に一声掛けてから、解体する事にして下さいねー☆
希少価値の高い無垢材を扱う店には、希少価値の高い古材も集まるんですね。。


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Comment

  1. 大津2児の父 より:

    古材建具を再利用して頂いた事により、半分思いつきの小上がりがすごい事になりましたね!思入れのあるステキな空間になったと思います!
    本当にありがとうございました!
    また週末に、建具の戸の色を落としに行きたいのです!

  2. 中尾建築工房 より:

    大津2児の父さん☆
    本当に小上がりが、濃いゾーンになってますね(笑)
    色落としなら、やって頂いて構いません。
    私は打ち合わせ中かもしれませんが、そんなに難しいモノでは無いので・・・
    チャレンジされる事をお勧めします!

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