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三浦郡葉山町一色『極塗り!』見学会終了しました☆

 
  2018/12/29
三浦郡葉山町一色『極塗り!』見学会終了しました☆
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え〜、先週末は葉山町一色にて、おそらくこんな見学会は中尾建築工房だけしか開催していないであろう『極塗り!』をご披露させて頂きました。
なんのために、こんなイベントを開催しているかって言うと、中尾建築工房で家を建てるオーナー様の中で、施主施工の塗り壁を希望される方が多く居らっしゃるからなんです。
こういったイベントを開催する事によって、オーナー様同士もメリットがありますしね。
例えば、開催許可を頂くオーナー様にとっては、塗り方を教えてもらえる事と、パテ下地などは他参加者の方に作業をしてもらえる事で、自分がやらなければならないであろう工事が、なにげに進んでしまう事にあります。
今回も実際に、結構な部分の下地処理が進んでおりましたので、開催許可を頂きました葉山町一色のオーナー様にとっては、とっても良い見学会だったのではないかと思います!
この他にも、もちろん参加されて、実際に初めて体感されたオーナー様にとっても『こんな感じでやるんだぁ。。』とか『思った以上に力要るんだね〜』なんて事も分かったんじゃないですかね。
この手の見学会は、すでに何度も開催をしているのですが、やっぱり最初は『私達でも出来るの?』と思われる方がとても多いんです。
だいたい、壁塗りをするのは左官職人の仕事であって、施主がやるものではないはずです。
それに左官職人って言うのは、住宅を造る職人さんの中では、大工の次に厳しい修行をしてきているので、職人さんの作業の中では簡単な部類ではありません。
でもねー、家を建てる上で予算が潤沢にあれば。。
施主であるクライアントが、作業をするなんて事しなくて良い訳です。
なんでこんな感じになるのかって言えば、誰しもが予算の壁にぶち当たる訳であって、優先順位もあるでしょう。
さらに中尾建築工房で採用しているスペシャルな天然素材の珪藻土が、ありえない価格で施工出来る訳ですからね。
そりゃー、後々の生活が始まった際の快適な空間をイメージすれば『私達でも出来るの?』じゃなくて『やるしかないべっ!』となる訳でありまーす(笑)
でも、今回びっくりしたのは、開催許可を頂いた空窓の家のご主人さま。
なんと、今までにこういったイベントに参加した事は全く無し。
ところが初日から逸材ぶりを発揮させる仕事っぷりを見せてくれたんです!
hayama-isshiki-soramado-o-kyokunuri.jpg
左側に写っている空窓ご主人さん。
初めてパテ処理とか珪藻土の作業をされるにも関わらず、なぜか胴に入ってます(笑)
だいたいのケースが、最初はパテでも珪藻土でも、壁に付ける所が難しいんですよね。
壁に材料を乗せれても、上手く引っ張れなかったり、同じ所を何度も何度もいじくり倒してしまう事で、パテや珪藻土の水分が無くなる事で、固まってしまったり・・
ところがご主人、私が『こうやって、こうやればいいよ』と言うアドバイス通りにきちんとやりのけてしまうんですよね。
今回、ご主人には洗面所を担当してもらったのですが、私の脳みそ的に『こりゃ〜、行けるかもなぁ〜』なんて発想が出てきちゃいましたので、しら〜っと『初日に洗面所のテープとパテと、プライマーまで終わらせましょう、そして明日には珪藻土やっちゃいましょ〜』と言う、本職の左官屋さんと同じスピードで、工程を提案させて頂きました。
でも、これがほぼほぼやっちゃうんだよね、これが。。


hayama-isshiki-soramado-o-kyokunuri2.jpg
これ、二日目に施工した洗面所の天井になります。
初めて珪藻土を塗る人ですけど、ここまでキレイに天井を塗りあげてしまいました。
ちなみに私は最初だけ、下地珪藻土の見本を見せただけで、このクオリティでございまーす!
hayama-isshiki-soramado-o-kyokunuri3.jpg
どうですか?!
初めて壁塗りをする方の仕上げとは思えない位のクオリティでございます。
この壁塗り、コツがあるんですけど『隅』とか『角』『ライン』を意識して作業をすると、キレイに出来るんです。
一般の方が作業をする上で、最初はどうしてもそういった部分に意識が行かず、面のみをキレイにしようとしてしまうんです。
でも、こちらのご主人はちょこっとだけ見本を見せると、同じ様に仕上げてしまいます。
おそらくご主人、前世は左官職人さんだったのかもしれませんね。
なので、昨日は午後を過ぎた辺りから、ご主人の事を『パパさ〜』って言う呼び方から『親方さ〜』に変わってしまいました(笑)
こんな事書いていると『ホントに?中尾さん、イベントだからって、褒めすぎなんじゃない?!』と思われる方も居らっしゃると思います。
でもね、私の場合お世辞は言わない人なんです。
普段、打ち合わせで私の『地』を見ている方は、分かる事だと思われますが。。
だって職人の世界で生きてきた人だからさ。
職人の技術を習得するには、それこそ厳しい修行を生き抜いてきた一人です。
ただでさえ厳しい中で、人並み以上の事をやって来たからこそ、安易に素人さんを褒める訳が無いんですよね。
ある意味で言えば、駄目なもんは駄目!
おそらく私のセリフから出てくる言葉は、駄目出しの方が間違いなく多いはずです。
いくら中尾建築工房で家を建てている施主だからと言っても、中途半端な仕事してると『はい駄目、やり直し〜』と平気で言いますしねー
つまりこちらのご主人はそんな駄目出しがほとんど無くて、アドバイス通りに施工が出来てしまう訳。
だから親方って呼称と言いますか、称号が与えられてしまうんですねー
頑張っていたのは、親方だけではなくて、奥様も乳飲み子ちゃんを抱えて、下地やら仕上げのサポートをされておりました!
hayama-isshiki-soramado-o-kyokunuri4.jpg
なんだか昭和の母親を連想するのは、私だけでしょうか?
小さいお子さん抱えていると、なかなか作業に集中する事は難しいですよね。
ま、ここん家は親方居るから・・
施主施工中は、おそらく親方の体調を万全にする事も含めて、晩御飯を少しだけリッチにしてあげると。。
そっちの方が効力あったりするかもね(笑)

おそらくこんな見学会をしているのは、全国的にも少ないはずです。
でも中尾建築工房だから、やっちゃいますし、クオリティで言えば最高峰とも言える施主施工作業の内容でしょう。
ついでで言うと空窓家のお友達で、現在他社様にて建築中の方にも、軽ーく作業の方法をお教えさせて頂きました。
私のマンツー&強烈な指導を受けたい場合は、今回に限っていつでも言って下さーい!
おそらく、まんまブログ通りって事が、分かって頂けるかと(笑)
こうして終了しました葉山町一色の『極塗り!』見学会。
完成は、通常の施主塗りのお宅よりも、スピード感もありますから、早いかもね。
親方!
仕上がりを期待してますよぉ〜☆


お客様の声に耳を傾けると、どうやら自然素材で家づくりをした方たちの多くが、最初から「自然素材で建てよう」と決めていたわけではないようです。様々な住宅展示場や見学会に足を運び、実際に見て触れて、比べた結果、「やっぱり自然素材がいい!」と感じてくださっているのです。

木を使っているからこそ伝わるぬくもりや香り。
漆喰によって心地よく湿度調節された空間。

木目が印刷された既成品やビニールクロスには絶対に出せない“本物感”は、写真や文章だけではなかなか伝えきれません。
一世一代の大きな買い物、住まい。

後悔しない家づくりのためにも、まだ自然素材の家を見学していない方はぜひ一度、体験されることをおすすめします。
弊社の見学会では、予約制で1組ずつ1時間程度の時間をいただき、中尾建築工房が実際に手がけた建物をご案内しております。ご予算から素材、構造まで、あなたのご質問・ご相談に代表の中尾が責任を持って、しっかりお答えいたします。

すでに入居されている建物の場合は、その住まいのオーナーさんから率直な感想を聞けることも・・・。

曖昧にごまかしたり、嘘をついたりするのが嫌いなので、どんなことにも正直にはっきりお答えすることをお約束いたします。

しつこい営業なども一切いたしませんので、安心してご来場ください!

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Comment

  1. Ori嫁 より:

    どうも、昭和の母です。
    普段自分のおんぶ姿を見る事が無いものですから、子が背中からあんなに下にハミ出してぶら下がっていたとは思いもよらなかったです。そりゃあれだけ下がってたら、しゃがんだ時すぐ息子の足が床についちゃって動かれて下の方のパテ塗りがやりづらい訳ですね。
    そんな事より珪藻土塗り講習会ではお世話になりました。また参加されたオーナーの方々にはパテ塗りなどお手伝い頂き、だいぶ下地工程が進み、大変助かりました。有難うございました。
    工務店の皆さまのご指導と、鬼顧問が後ろで見守る無言のプレッシャー等々により、うちの見習い左官の隠れた才能が開花し、2日目でなんと親方に昇格する大躍進!そろそろ地下足袋など用意しに芦名辺り行った方が宜しいでしょうか。ヨシいくぞー!四十路のオヤジギャグに合わせてスベってみましたが、今後ともお付き合い宜しくお願いします。

  2. 中尾建築工房 より:

    Ori嫁さん☆
    確かに、そりゃー重たいですわな・・
    ワークマン行って地下足袋揃えるなら。。
    コハゼ7枚、白足袋ショート!
    イケてる職人の足袋は、これに限ります!
    四十路・・
    今どきの四十路オヤジはイケているので、オーナーだろうがなんだろうが、バンバンプレッシャー掛けちゃいますよぉー☆

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