葉山町下山口『Success Ai,s Residence』進行中の現場に立ち寄りました!
気分はもう夏ですよ、夏☆
湘南の海岸線では、この時期恒例の海の家が建ち始めています!
私は自宅の逗子から横須賀の事務所まで、いつも海岸線を通っての通勤ルート。
海を眺めながら車で葉山の海岸線を走っていると、ついうっかりUターンしそうになるのは私だけなのでしょうか(笑)
その通勤途中の海岸線を左に上がって行く所に、現在着工している葉山町下山口に建つ『Success Ai,s Residence』があります。
なんとなーくなんですけど『今日はちょっと現場に寄った方が良さそうだなぁ・・・』なんて思いましたので、現地に脚を運びまして進行具合を覗かせて貰いました!
絶景の海を横目に、大きな建物が立ち上がっております。
建物自体が延べ床面積100坪近くあって、バルコニーもテラスも大型だし、パーキングスペースなんかも車4台を停車させる計画。
そりゃー豪邸ですよね(笑)
現在は窓が現地に入って来まして、要所要所に外断熱材と遮熱シートの施工が施されております。
外断熱にした理由は、現地までの侵入経路に難がある事から、吹付けタイプの断熱材を選ぶ事が出来ません。
けれども、海からの照り返しはきっちりあるであろう・・
せっかく豪邸を建てているのに、寒い家では残念な感じになってしまう。
そんな理由でコストパフォーマンスはあまり良くないけど、断熱の効果がしっかりと感じられる外断熱を選びました。
そして遮熱シートに関しては、やはり海からの照り返しによる熱を遮る事、昼と夜の急激な温度の変化を遮る事を目的として、遮熱シートを選んでいます。
この様に理由付けをして、それぞれの素材を選んでいくと、コストは上がるけれども納得の家にはなるかと思います。
さて、室内に入って棟梁に挨拶を済ませると、岩渕棟梁にさっそく呼ばれてしまいました。
岩渕棟梁
『社長よぉ〜、この窓はなんだかいつもの窓と違って、枠の収まりとかが違くてよぉ〜』
私
『あぁ〜、確かに収まり違うね〜、これいつもの窓に比べて高級なグレードの窓だから、収まりとかも違うんじゃね?』
岩渕棟梁
『でもよぉ〜、こんだと、ここのアングルに窓枠収めないと、なんだかしっくり来ねえんだよなぁ・・』
私
『あ〜、なんとなく言いたい事は分かるんだけど、多分これって昔の日本間(和室)に付ける外付け窓の収まりと一緒で、アングルじゃなくて、窓枠を調整して付けるタイプなんじゃないのかなぁ。。
後で技術資料を見て、連絡する形でも良いですか、今日中には確認を取っておきますから!』
岩渕棟梁
『そ〜かなぁ・・そ〜だったらいいんだけどなぁ。。でもなんか違くないかなぁ・・・しっくり来ねぇんだよなぁ・・・』
日本間とは?
正式には真壁和室(しんかべわしつ)と呼ばれる和室の事でして、大工さん用語になります。
最近ではあまり造らなくなりましたけど、柱が壁より出っ張っている形の和室と言えば、分かりやすいでしょうか。
和室の中に書院などが含まれてくると『この日本間は良い仕事だなぁ〜』なんて表現されたりもします。
と、職人さん達と会話する時って、こーゆー会話がいつもの事なのです(笑)
職人さん達とかって言ってる私自身も、スーパー大工だから同じ職人と言えば同じなんですけどね・・・
これ、棟梁が窓の材料に難癖を付けているのでは無いんです。
職人さんの世界では『仕事は疑って掛かれ!』と言う職人さん独自の常識があるんです。
疑ってかかるからこそ、小さい間違いに気付けたりする。
間違いに気付くからこそ、施主様には最高の状態で引き渡しをする事で喜んでもらえる。
こんな思考になっている訳なんですね。
だから、疑ぐり深い話をされても、むしろそこまで気を使って作業をしてくれて、ありがとう!
って事につながる訳なんです。
事務所に戻って窓の規格表やら収まり図面を確認して、メーカーにも念のため確認してみると、やはり棟梁に説明した通りの収まりで問題ありませんでした。
なんとなーく、現場に寄った方が良さそうだなぁ・・・
なんだか最近、なにをしても良いタイミングで色んな所に出没出来ていて、仕事の無駄が無いですねぇ(笑)
それにしても上棟してから棟梁三人体制で挑ませて頂いている現場なのですが、やっぱり100坪近い建物だけあって、デッカイんだよなぁ・・
進んでいるのだけど、一月以上経過してもまだ外部が塞がらないんだもんなぁ・・・
やっぱ豪邸なのよね・・
と言う事で一日の始まりが、葉山町下山口の現場だったのですが、やっぱり事務所で引きこもって仕事しているよりも、現場の方が楽しいですね!
後は棟梁、よろしくお願いしまーす☆
Comment
さっすが中尾さん!
私も今日もいい仕事ができました★自画自賛!
先ほど向山さんにお会いして、進捗状況をご説明いただきました。
断熱材のおかげで、西日があたっていたにもかかわらず、中は適温でした!
だんだんと家らしくなっていくのが嬉しいです~。
S内さん☆
さっすがS内さん!
そうですよねー、自画自賛とっても大事だと思います☆
現場の方は家が大きいし、内容、質量共にボリュームが半端ありませんけど、ゆっくり形になっていきますので、お楽しみに〜♪