都内のタワーマンションを購入するか?それとも逗子や葉山に移住して心地の良い新築一戸建ての住宅を建てるのか?|タワマンと新築一戸建ての家を比較検討してみた結果はどうなる?

都内で暮らしているとどこに行くにもアクセスが良くて、通勤や通学にはとっても便利ですよね。
その便利さを味わってしまうと、いつかはタワーマンションの購入を検討される方も多く居らっしゃるかと思います。
なんなら駅直結のタワマンを購入出来れば、まるで人生の成功者になった事を体感出来るかもしれません。
では本当に都内のタワーマンションを購入する事が、あなたにとって最良の選択なのでしょうか?
そこで都内のタワーマンションを検討していたけれども、逗子や葉山に新築一戸建ての注文住宅を建てて、移住のサポートをしている中尾建築工房から。
都内のタワーマンションと湘南の避暑地とも言える逗子や葉山で、新築一戸建てを建てることの比較をしてみたいと思います。
それではそれぞれのメリット・デメリットを見ていきたいと思います。
1.タワーマンションのメリット
タワーと名の付くくらいの高さになりますから、高階層になればなるほど周辺に視線を遮るものがありません。
ましてや都内ですからライトアップされた景色を上から眺めることも出来ますので、その非日常感を得られるのは間違いないでしょう。
タワーマンションの場合はゴミの管理を行い易い様に、いつでもゴミ出しが可能なゴミ箱があります。
朝の出勤前に、慌ててゴミ出しをする必要もありません。
またキッチンの排水口にはディスポーザーも設置されていますので、そもそも圧倒的に生ゴミの処理が楽になります。
生臭さもなくなりますし、高階層であることから虫が寄ることもありません。
清潔感を保ちやすい環境とも言えるでしょう。
エントランスホールやエレベーターホール、非常階段などにも専用キーが設置されており、かなり厳重にガードされているのがタワーマンションの特徴になります。
侵入口も絞ってある事から、防犯カメラを通らない限りは侵入することすら出来ません。
また高品質なタワーマンションでは、コンシェルジュサービスの利用が出来る場合もあります。
普通のマンションの管理人とは違い、警備も担っていることからタワーマンションはセキュリティ面で安心と言えます。
タワーマンションを検討される方の中には、所得がそれなりの限られた方しか検討する余地もありません。
つまりタワーマンションを購入出来れば、ステイタスにも繋がりますよね。
非日常の景色が得られると共に、満足感を得られる事でしょう。
タワーマンションの中でも立地に優位性があれば、資産価値が下がりません。
仕事をしている方にとって毎日の通勤の利便性などは、切っても切れるものではありません。
どこに行くにもアクセスの良い立地の場合は、資産価値が下がらず中古になっても高値での売買が可能と言えます。
2.タワーマンションのデメリット
古いマンションに比べて新築されたタワーマンションの場合は、免震装置や制振装置が完備されています。
ですがやはり高い高さの建物になりますので、古いビルやマンションの場合は強烈な揺れを伴いますが、タワーマンションの場合はふわふわといつまでたっても揺れていたりします。
倒壊の恐れはないものの、恐怖感はしっかり感じることになります。
また被災した際などは、電気や水などのインフラが止まってしまうと大変です。
非常用発電機が動くうちは良いのですが、それすら止まってしまった場合は家に出入りすることすら危うくなります。
エレベーターは止まるでしょうし、トイレに行きたくても水が流せない場合もあります。
またタワーマンションによっては、下水設備が通電されずに機能しない事もあります。
つまり被災した場合などは落ち着くまで、家から離れている必要があるかもしれません。
タワーマンションは高階層ですから、洗濯物を干せない場合があります。
洗濯機で洗えるものであれば乾燥機を使うことで問題ありませんが、大きなマットレスや布団、カーペットに絨毯などを敷く場合は運び出すだけで大変です。
またタワーマンションにはバルコニーがない物件も多くなります。
突風等によってバルコニーに設置したプランターが飛んでいってしまったり、なにか置いておけば次の日には無くなってしまっていたりします。
ですから開放感はあるものの、いざ生活をしてみると窮屈感を感じることも否めないでしょう。
タワーマンションにはコンシェルジュのサービスが有る場合もあるので、管理費がおのずと高額になりやすいです。
フィットネスジムやプールなども装備してあれば、その分もしっかり管理費が高額になる仕組みです。
『立地が気に入っているけど、こんなサービスは要らない。』
とは言ってもタワーマンションは共同住宅になりますので、切り離せるものではありません。
必然的に管理費は支払うことになりますから、事前に調べることが重要です。
タワーマンションの問題で予測出来るのが、修繕積立金の不足が挙げられます。
当初から高額な修繕積立金を計画していれば良いのですが、それでは売れる物も売れませんし、後から追加になるのがほとんどです。
これはタワーマンションに限ったことではありませんが、共同住宅ではよくある話です。
ただしタワーと名がつく通りに高い建物になりますから、足場を組むことも出来ないケースがあります。
するとメンテナンス費用は高額なりやすく、修繕積立金を追加で支払わなければならないということになります。
居住用であればまだ良いのですが投資目的で購入する場合は、賃上げなどをすることも想定する必要があるでしょう。
ここでタワーマンション特有の問題があります。
タワーマンションは文字通りにタワーですから、高階、中階、低階と分かれた構成になっています。
高階になれば購入価格は高くなりますし、低階になれば購入価格は安くなります。
つまり同じタワーマンションを購入された方の中でも、上もあれば下もあるという事になりますので、格差と言う現実が待っている可能性があると言う事になります。
これがご夫婦のみでの生活であれば良いのですが、子供が産まれて幼稚園、小学校、中学校、高校、大学という様に進んでいく訳です。
そこでマウント合戦が始まる可能性があると言う、予期しない現実を考えられるでしょうか?
実は私のクライアント様で都内のタワーマンションを検討されており、タワマン購入計画を中止して逗子や葉山に移住をされた方が居らっしゃいます。
このクライアント様は、何故タワーマンションの購入を止めたのでしょうか?
そこには建物云々の話の前に、生活をしていく上での重要な、タワーマンション独特のデメリットがありました。
実は私の先輩がタワーマンションの低階層を購入して住んでいるのですけど、子供の塾の事や受験の事、その他プライベートな事で様々なマウント合戦があるのだそうで。
それに疲れた先輩はクライアント様に「今から考えるのだったら、よくよく考えた方が良いと思う。
私はとてもストレスを感じたので、タイミングを見計らって売却して引っ越ししようと思っているよ」と言うアドバイスを受けたのだそうです。
この様にタワーマンションの広告には見えない、タワーマンション独特のマウント合戦もあるとの事。
こんな高額なタワーマンション、いったいどんな方が購入するのだろう?
そんなふうに思ってしまいますよね。
ですがそれらの番組のスポンサーは、どこになっているでしょうか?
ほぼタワーマンションを建てている財閥系の不動産会社だと思います。
これは業界内での噂なのですが、売れ行き不信を払拭したいがために。
番組自体にタワーマンションの申込みが殺到している様な、報道をしてもらっていると聞いた事があります。
この様な裏話もありますので、タワーマンション人気が本物かどうかと言うことにも疑問が出たりしますね。
これがタワーマンションのメリット・デメリットです。
お仕事や子育てが現役の場合は、メリットも多く感じられるかもしれません。
ですが子育てが終わったり、定年を迎えたあたりは忙しない感じがするかもしれません。
それならまだ値段が高値の段階で、売り切ってしまう方が得策の様な建物だと私は思います。
3.逗子や葉山に建てる新築一戸建てのデメリット
逗子や葉山は湘南の避暑地とも言える場所ですから、海辺の町特有の空気感が漂っています。
それらの空気感や開放感、癒やしを求めて逗子や葉山に来られる方は多いです。
では逗子や葉山に住めば、全てが快適になるのだろうか?
実は逗子や葉山で販売されている家のすべてが、快適に生活を楽しめる様な家ではないです。
ではここから逗子や葉山に新築一戸建てを建てる場合の、デメリットからご紹介をしていきましょう。
とにもかくにも逗子や葉山には、膨大な湿気と塩害が付き物になります。
逗子や葉山の家々アルアルの話になりますが、普通の新築一戸建てを建てた場合は、家中のありとあらゆる物や場所にカビが生えてしまったりします。
クローゼットの中の衣類や、下駄箱の革靴や革製品などは身につけようと思った際に驚いてしまうほどです。
またありとあらゆる金属製品が、逗子や葉山特有の塩害で錆びてしまいます。
自転車や車などのメッキ製品は、1年もすれば良い感じで年季が入ってしまいます。
これに加えて大量の湿気も空気中に含まれていますので、家中の家電製品も壊れやすいのが特徴です。
そして湿気による結露も、家のあちこちで発生します。
外が寒くて家の中の暖房が強いと、あっという間に窓ガラスが結露します。
家が冷たくて布団が温かい場合は、布団の下地で結露が発生します。
湿気で洗濯物が乾かないと言う事もよくある話です。
下手な新築の一戸建ての場合は、家の中が寒過ぎるなんて事があったりもします。
新築の一戸建てだからといって、どんな家でも快適とは言えない事情がある様です。
スーモやアットホームに掲載されている住宅情報などで、予算と立地で購入を検討したくはなるものの。
逗子や葉山独特の風土を知らずに、新築の一戸建てを購入してしまうとこれらの悩みに直面しやすいです。
4.逗子や葉山に建てる新築一戸建てのメリット
逗子や葉山に新築の一戸建てを建てるメリットってあるの?
先にデメリットを見てしまったので、メリットが有る様には思えないかもしれませんね。
ですが逗子や葉山に対応している、新築の一戸建てもあります。
- 構造体と外壁の間に空気の層を造る。
- 基礎は防湿して床下は常に新鮮な空気を入れる。
- 窓ガラスは樹脂枠と複層ガラスを採用。
- 断熱欠損しない断熱施工を行う。
- 室内の内装材は調湿する素材を選ぶ。
これらの点をしっかりと抑えた家であれば、逗子や葉山独特の湿気や塩害、結露の心配も防げます。
これ実はこの記事のライターである、中尾建築工房の社長が建てている家になります。
私は元大工で自らの手で逗子や葉山の家々を、この手で直接触って来ました。
こんな作り方をしてしまうから、腐ってしまう。
こうすれば家は長持ちして、長年暮らせる家になる。
これを念頭に家を建てて来ましたから、現場を知る大工さんお墨付きの家ということになります。
これらについての評価は詳しくは、こちらのリンクでご確認をいただけます。
逗子市桜山 Private Loungeのある家オーナー I 様の口コミ
この様に逗子や葉山特有の問題を対策した家ならば、とても快適に生活が出来るというご紹介になりました。
タワーマンションと比較しても、場所にもよりますが費用は抑えられると思います。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。
都内のタワーマンションを購入するのか。
はたまた逗子や葉山に移住して、心地の良い新築一戸建ての住宅を建てるのか?
比較検討してみた結果は、どの様にお感じになられたでしょうか?
私個人としては都内で働く事は考えられない人なのですが。。
タワーマンションを購入される方は、現役時代もしくは子育て中のみという感じがしました。
今は働き方も必ず出社する必要もなくなり、テレワークが当たり前の様になりました。
テレワークが主体なのであれば逗子や葉山に移住をして、マイナスイオンたっぷりの中で生活するのも良いでしょう。
どうしても出社する場合は逗子駅から電車を一本遅らせて、座って都内へ行くのも良いでしょう。
もしもあなたが移住をする上で、心配事があるなら中尾建築工房にもご相談ください。
私を含めて逗子や葉山に暮らしている方のお話などを、直接聞ける機会を設けることも可能です。