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海辺の家を建てる〜地元工務店がおすすめする失敗や後悔しない基礎知識〜

 
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海辺に家を建てる〜地元工務店がおすすめする失敗や後悔しない基礎知識
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海辺の家って、聞こえや響きが良いですよね。

 

現役時代は頑張って働いて、ゆっくり出来る年齢になったら海辺に家を建てたいな。

 

その様に思う方も居らっしゃる様です。

 

でも海辺に家を建てるのに、デメリットは無いのでしょうか。

 

湘南や三浦半島で、実際に海辺の家を建てている中尾建築工房から。

 

海辺の家を建てるなら、後悔や失敗しない為にも覚えておきたい、おすすめな基礎知識をご紹介したと思います。

 

1.塩害は付き物

塩害は付き物

 

海辺の家には、必ずついて回る問題があります。

 

それは塩害です。

 

塩害がある事によって、どの様な問題があるのでしょうか。

 

■塩害が引き起こす海辺の家のトラブル例

 

  • 家電が壊れやすい
  • 給湯器やエアコンなどの故障も起きやすい
  • 車や自転車、バイクなど金属製のモノが錆びる
  • 植木が塩害で枯れてしまう
  • ウッドデッキが特に痛む

 

これらの様に家の外や中にある、ありとあらゆる製品が壊れやすくなります。

 

特にひどいのは、屋外に置かれた金属製品です。

 

ありとあらゆる部分に錆が出ますし、錆びないと言われるステンレスですら錆びます。

 

■家電が壊れやすい

 

塩害があると家電も壊れやすくなります。

 

家電は配線の接触不良も起きますし、機器本体の故障の原因になります。

 

塩害が避けられない家の場合は、高級な家電は利用しない方が良いでしょう。

 

逆を言い返すと塩害を考慮している家であれば、それなりの設備を選んでも良いと言う事になります。

 

■給湯器やエアコンなどの故障も起きやすい

 

給湯器やエアコンの室外機、さらには換気扇など。

 

室外にある家電設備機器と言うのは、塩害を受けるとかなりのダメージを受けます。

 

ひどい場合は知らず知らずに間に、室外機が錆で潰れてしまうケースもあります。

 

海辺の家でリフォームの依頼を受ける場合、かなりの度合いでエアコンや給湯器、換気扇などは交換の依頼を受けます。

 

■車や自転車、バイクなど金属製のモノが錆びる

 

車や自転車、バイクは確実に、金属部分に錆が発生します。

 

私の趣味にはオールドバイクがあるのですが、三日も海辺の家に置いたら錆だらけになります。

 

プレミアの付いた、車やバイクは室内保管が必須となります。

 

日常使いで買い替え前提であれば、安い自転車やバイクの方が賢明です。

 

屋外に置かれる場合、バイクカバーや自転車カバーは必須となります。

 

■植木が塩害で枯れてしまう

 

普段ならあまり気にしなくても良いかと思うのですが、強風時や台風時には樹木に多大な影響を及ぼします。

 

比較的強いと言われる樹木を植えても、塩害に叶う樹木などはありません。

 

樹木を植えたい方の場合は、地元の造園業者と相談しながら行うのが望ましいでしょう。

 

■ウッドデッキが特に痛む

 

人気の高いウッドデッキですが、コストパフォーマンスの良い材料の場合は壊れるのが早いと思った方が良いです。

 

壊れたデッキをご自身で修復出来るならまだしも、DIYの経験が無ければあらかじめ耐久性のある材料で造った方が良いでしょう。

 

塩害に対して、完璧な耐久性を持つ素材はありません。

 

金属ではなくとも、木材の痛みも早いのが特徴です。

 

この様に海辺の家には、塩害が目の前にある事が分かります。

 

海辺の家は景色を楽しむ事が出来る、リゾートの雰囲気を感じられるかもしれません。

 

リゾート地であれば、滞在するのはほんの少しの期間です。

 

ですが海辺の家に暮らすとなれば、そこにずっと住む訳ですから。

 

最初にこれらの知識を持たれていた方が、間違いないと思います。

 

2.湿気は常にある

湿気は常にある

 

海辺の家を建てる場合、塩害のみではなく湿気対策をしっかり行う必要があります。

 

海辺の家は湿気のパラダイスと言っても良いほど、大量の湿気が海にあります。

 

海は目の前、そして山も近くにあるのであれば、海と山からの恩恵をもれなく受けますよね。

 

海と山からの恩恵にはメリットとデメリットがあります。

 

恩恵のメリットは、癒しや安らぎになります。

 

恩恵のデメリットは、膨大な湿気を与えてくれます。

 

自然な環境を求めて、海辺の家を建てるのでしょうから、この様な立地になってしまうのは否めないでしょう。

 

ですから湿気の対策を施した、海辺の家を建てる事が先決となります。

 

内装に壁紙などを貼って仕上げてしまえば、しばらくしてから剥がれて来てしまいます。

 

収納なども湿気が滞留しやすい作りの場合は、それこそ衣類はカビだらけになってしまいます。

 

湿気は建材や、自然素材を痛める原因になります。

 

あまりにも湿気が家の中にこもった場合、それこそカビの悩みに頭を悩ます事になります。

 

でも良ーーーく考えて頂きたいのですが、海辺の家でカビに悩むのって。

 

なんだか私だけでしょうか。

 

海辺の家は、私的にはリゾートを意識してしまいます。

 

リゾートに行って、室内がカビだらけだったら嫌ですよね。

 

この事からも、湿気をしっかりと対策する事がとても大事だと言う事を覚えておいてください。

 

3.悪天候時の対策

悪天候時の対策

 

悪天候時の対策は、海辺の家を建てる上で最も忘れてはならない事だと思います。

 

何しろ家は、動かす事が早々出来ません。

 

当然ですけど、その場から逃げられる訳でもありません。

 

ですから悪天候時に避難をする事が出来ませんので、海辺の家を建てるなら悪天候時の対策をするのが良いでしょう。

 

■全開放の窓は設けない

 

クローゼットドアの様な、全開放タイプの窓があります。

 

この手の窓は突風が吹いた際に、大変危険になります。

 

急な天候時の変化があれば、室内に雨風が入り込みます。

 

さらに強風によって、窓ガラスのフレームが踊る様に動きます。

 

大変危険ですので、全開放タイプの窓は避けた方が良いでしょう。

 

■安易にシャッターを設けない

 

「悪天候時に備えて、シャッターは絶対に付けよう!」

 

そんな意見を聞く事がよくあります。

 

ですが安易にシャッターを付ける事は、あまりお勧めをしていません。

 

何故なら海辺の家を建てる場合、目の前はもうすぐに海ですよね。

 

シャッターを毎日、開け閉めするならまだしも。

 

たった数日だけ開け閉めをしなかっただけで、シャッターの動きは悪くなってしまいます。

 

さらに突風が吹いた場合は、シャッター自体がガイドレールから外れて煽られる事になります。

 

こうなってしまうと、強風が止まるまで誰にもどうする事も出来ません。

 

安全を取るならシャッターを付けるのでは無く、窓ガラスの厚みを増す事。

 

もしくはペアガラスの窓であれば、トリプルガラスに変えるか。

 

場合によっては外窓と内窓を合わせた窓を、検討しても良いくらいです。

 

■必要以上に窓を設けない

 

海辺の家を建てる場合、自分の家をしっかり計画をしたとしても。

 

予想だにしない事が起こる場所でもあります。

 

予想だにしない事と言うのは、モノが飛んで来る事を意味しています。

 

大型の台風などが来ると、砂浜などにたくさんの漂流ゴミが流れ着くところを見た事があるかと思います。

 

海辺の家も、砂浜に近い場所に建つ訳ですよね。

 

砂浜にある何かが、いきなり飛んで来てしまったり。

 

強風の力は凄まじいモノがありますので、石やビンなどが飛んで来てもおかしくはありません。

 

最近の高性能な窓には、窓自体にシリアル番号が割り振られていたり。

 

バーコードが記載されたりしてますので、ガラスが割れた際の修理自体は簡単になっています。

 

ただし怖い思いをするのは、あなた自身になりますので。

 

必要以上に、窓を設けない方が正解だと思います。

 

 

■家全体をシャワーで流せる様にする

 

台風などの強風が過ぎ去った後、家の外壁には木々の葉っぱが付着したり。

 

塩害の潮が満遍なく、屋根や外壁に付着しています。

 

可能であれば、ルーフバルコニーなど最上階の部分にお湯を出せる水栓があると良いでしょう。

 

一番高い場所から、シャワーを掛けるだけでも効果はあります。

 

私がお勧めしているのは、ステンレス製の単水栓です。

 

単水栓に給湯管を接続すれば、給湯器のリモコンがONになっている場合はお湯が出ます。

 

OFFになっている場合は、水が出ます。

 

潮はお湯で流した方が、効果的に落とす事が出来ます。

 

私はスキューバダイビングを趣味でやっておりましたが、すべての機材が海の中に浸かります。

 

水では完全に潮が落ちませんので、人気のあるダイビングスポットなどでは、お湯で洗う様に設備を設けて利用客に提供しています。

 

ルーフバルコニーが無い場合は、下から高圧洗浄機で洗い流すしかありません。

 

高圧洗浄で、あまり圧力を掛け過ぎますと外壁を損傷します。

 

適度な圧力で洗い流す事をお勧めしています。

 

4.見落としがちな砂対策

見落としがちな砂対策

 

海辺の家で、最も忘れやすいのが砂の問題です。

 

周りに砂浜の無い、断崖絶壁の様な立地であれば心配ないのかもしれません。

 

ですが多くの海辺の家では、近くに砂浜があるかと思います。

 

海辺の家を建てると、穏やかな日ばかりではありません。

 

時には激しい波風が及ぶ事が多々あります。

 

無意味に大開口の窓を海側に取る場合、悪天候時を考慮した窓を選んだ方が良いです。

 

普通の引き違い窓などを入れてしまうと、サッシのレールや障子フレームに付いている滑車にも影響を及ぼします。

 

滑車に砂が付着した場合、そこには塩害の元になる塩ももれなく付いて来ます。

 

滑車を定期的にお湯などで掃除をしないと、いずれは窓の動きに支障が生じます。

 

さらに室内にも、砂が入って来てしまいます。

 

ですから海辺の家を建てるのであれば、大開口の窓を取るならFIX窓を設けるか。

 

開け閉めをしたい場合、機密性の高くなる縦や横の滑り出し窓が良いでしょう。

 

大開口のFIX窓 実例

 

こちらは横須賀市秋谷に建つ、海辺の家になります。

 

海側の窓は開閉させずに、他の面で開閉させる窓を設けてあります。

 

砂の入りやすい引き違い窓や、ワイドオープン、ワイドスライディングの窓は、後々で後悔する事にもつながってしまいます。

 

砂の掃除をこまめにされる方なら良いのですが、海辺の家を建てる方で、毎日を砂掃除に追われるなんて。

 

それこそ、海辺の家を建てる意味が無いと思います。

 

海辺の家のオーナーなのにも関わらず、まるで家政婦の様な働きをしなければなりません。

 

ですから日常使いで海辺の家を楽しみたい場合、しっかりと砂対策を施した窓を選んだ方が良いと言う事にもなります。

 

海辺の家を建てると、悪天候時には物凄い風の音や波の音がします。

引き違い窓よりも、縦や横の滑り出し窓の方が音対策にも有効です。

ぜひ頭の片隅にでも、しまっておいて頂ければと思います。

 

5.洗濯物の問題

洗濯物の問題

 

私が施工エリアとしている湘南や三浦半島では、日常的に海陸風が吹きます。

 

■海陸風とは

簡単に説明すると、海と陸の温かい方に風が吹く事を指します。

海は暖められると冷えにくい性質を持ってるので、夜明けから午前中は陸地よりも海が温かい状態です。

この場合は風が陸地から海側に吹きます

その反面で午後になると、陸地が暖まる事で海側から陸地に向けて風が吹きます。

 

この様に午後になると海側から、湿度の高い潮風が吹いて来るのです。

 

湿度の高い潮風に、洗濯物がさらされた場合はどうなるでしょうか。

 

せっかく洗った洗濯物は、潮風でベトベトになったり。

 

日差しが強かったり、風で乾燥が進んだ場合はパリパリになったり。

 

まるで糊が効いた、Yシャツの様な状態になってしまうでしょう。

 

ですから海辺の家を建てるなら、その日の風向きを調べたり。

 

天候によっては外での洗濯干しを諦め、室内干しに切り替える必要があります。

 

ランドリーやサンルームを設けるスペースが無い場合、洗面室を流用するか。

 

吹き抜けのある家などの場合、吹き抜け上の部分が最も効率良く洗濯モノを乾燥させる場所となります。

 

乾燥を促す為にも、部屋の全てに漆喰や珪藻土を塗るのが効果的です。

 

6.依頼先の海辺の家に対するノウハウ

依頼先の海辺の家に対するノウハウ

 

こちらの画像は中尾建築工房にほど近い、海岸線に建つ家になります。

 

やはり一番の肝になるのが、依頼先が海辺の家に対するノウハウがあるかと言う事になるかと思います。

 

設計を行うのは建築設計事務所です。

 

施工を行うのは、工務店になります。

 

このどちらも、海辺の家を作るノウハウがあるかをしっかり確認する必要があります。

 

私は設計も施工も、自社で行っています。

 

たまに建築設計事務所にお勤めの方に、施工の相談されるのですが。

 

皆さん仰られるのが、こんな感じの相談です。

 

「海に近い家を建てた事が無いから、どういう事に気をつければ良いのか分からない。」

 

設計は出来るし、建築確認も出す事が出来ます。

 

でも、海辺の家のノウハウが無い事から、この様な相談を受けながら。

 

細部の細かい部分を、こちらで修正しながら設計を完了させます。

 

また海辺の家の設計経験や、施工実績があったとしても。

 

そこに住まう施主様が、どの様に思っているかは全くの別問題です。

 

満足して住まわれているのだろうか。

 

それとも建築設計事務所と工務店とは、一切疎遠になってしまっているのか。

 

この部分も、大きなポイントになると思います。

 

建てた事があったとしても、そこに住まう方がクレームをぶつけているかもしれません。

 

この場合は設計施工側と、施主の間で信頼関係があるかどうかを見極める必要があります。

 

これらを確認する為にも、実際に海辺の家に住んでいる施主様に、口コミなども聞いてみるのもポイントになるでしょう。

 

これは海辺の家だけに限らない話ですが、施主とは連絡を取りたがらない業者も居ます。

 

クレームがあった場合、クレームを受け止める姿勢が無い業者です。

 

ひどい場合は、電話に出ない業者も居るそうです。

 

私の経験上ではクレームの電話や連絡は、感謝される事に繋がる連絡だと思っています。

 

行ってみれば、大した問題では無い事がほとんど。

 

それを聞くと安心する施主側としては、設計施工側に感謝をしてくれたりするモノです。

 

ただし電話にも出ない様な場合、クレームはシャットアウトするタイプの業者です。

 

アフターなどを考慮しても、何もしてくれない事が予測出来ます。

 

この様にならない為にも、海辺の家を建てた施主の意見は、聞いてみたいと思う肝に成る部分だと言えます。

 

7.まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

海辺に家を建てるなら、メリットだけではなくデメリットも覚えておく必要があるのが御理解頂けたかと思います。

 

ただし施主は、建築の専門家ではありません。

 

可能であれば、海辺の家を多く建てている専門家に頼って下さい。

 

あなたが思いも付かない、海辺の家を提案してくれるかもしれませんからね。

 

もちろんあなたの建てる海辺の家が、神奈川県内なら中尾建築工房にもお声を掛けてみてください。

 

設計力、施工能力共に、かなりの自信を持っていますからね。

 

 


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