土地の神様をお祀りする実例【お稲荷様・巳神様・龍神様を大切にする意味とは?】②
以前の関連する記事はこちら。
正一位櫻稲荷として、遷座して頂いたのが2019年10月23日。
その後になにが起こったのかと言えば、誰もがご存知の新型感染症コロナウイルスが蔓延しました。
当時の逗子や葉山の地域では、そんなにコロナの感染者がたくさん出ていると言う訳ではありませんでした。
その手前で私は進行中の現場で、気になる現場がありました。
Contents
1.人の入れ替えが激しくなる
かつて正一位櫻稲荷の土地の所有者は、某大手大企業の会長さんと言う事をお話しさせて頂いておりました。
たまたまなのですが、その大企業さんが所有する葉山の海を眺められる土地がありました。
その隣の案件を施工中だったのですが、クライアント様ともこんな話をしておりました。
私の購入した逗子の土地も、この大企業さん所有だったんだけど。
○○さん家の隣も同じ所有者だなんて、なんの縁だったりするんですかねー
不思議なご縁ってあるものなんですねー
そして私は正一位櫻稲荷の遷座祭の時に、気になる事を二つほどS先生に伝えられておりました。
これから難しい仕事の相談ばかりが来る事になる。
そして中尾さんとしてはとても面倒を見て来たり、お世話をして来た方達が居ると思う。
その方達が離れて行く事になるのだけど、きっと今の中尾さんなら引き止めたり支えたりする事でしょう。
でもそれは、なにもしなくても良い。
その人たちが居る事で新たな人たちが入って来れなくなるから、中尾さんは気にせず入れ替わりを眺めていれば良い。
ふーん、そうなんだー
まぁ良く分からないけど、なる様になるって事でいいんでしょ?
そしてそれは始まりました。
社員だったり協力業者が、やたらと入れ替えが始まったのです。
では悪い入れ替わりなのかと言えば、そんな事はありません。
クライアント様とはしっかり打ち合わせをして、工事中に変更があるならしっかりと内容や金額の有無を説明する。
その上で工事を変更するのが中尾建築工房の当たり前のこだわりでした。
ですが図面はクライアント様には見せずに、協力業者だけに見せていたり。
自分の頭の中で考えて、それをアウトプットしないで造ったら。
お客さんからクレーム来るのは当たり前。
だからちゃんと説明しなさいよっ(怒)
と言いたくなる様な社員が居られなくなる事態が起き、人の入れ替えが始まったり。
協力業者は職人さんだったり、商社だったりと入れ替わったのですが。
職人さんと言うのは、一癖も二癖もある方が多いのです。
だけど技術はしっかりと持っているので、それを評価して長い付き合いを続けていました。
ですが様々な理由で離れた職人さんとの入れ替わった職人さん達は。
その上を行く技術を持つ人たちばかりと入れ替わる事になりました。
そして購入していないモノを中尾建築工房に売っていた商社も見つかり、それらも払われる事になりました。
当然新たな商社さんが介入する事になるのですが、全てに於いて質が良くなっていったのです。
それはこの記事をまとめている2023年に入ってからも続いており、癖のある人が居なくなる様になりました。
2.都内から逗子や葉山に移住する方が増えた
そして日本初の緊急事態宣言明けに、逗子や葉山の土地事情が大きく変化する事になりました。
なにが起きたのかと言えば。。
緊急事態宣言明けには都内や他県に住んでいる方から、たくさんの問い合わせを受けました。
テレワークで出社する必要が無い方が増えた事もあり、自然が残っている逗子や葉山に移住を検討される方が一気に増えたのです。
その数は中尾建築工房でもかつてない問い合わせ数で、1ヶ月も掛かっていない期間で23組の問い合わせがありました。
この段階では逗子や葉山の土地の価格と言うのは、例年通りと思える価格だったのです。
ですが逗子や葉山と言うのは、さほど大きな自治体ではありません。
- 逗子市面積=17.28k㎡
- 逗子市人口=57,060人(2020年)
- 葉山町面積=17.06 km²
- 葉山町人口=32,786人(2022年)
二つの自治体を合わせても新宿区の面積よりも小さく、人口のキャパも高階層の建物がありません。
新宿区と比較しても、4分の1程度の人口しか居住出来る環境では無いのです。
つまり一気に移住を決めた方が押し寄せた結果、逗子や葉山はコロナバブルと言えるほどの人が押し寄せたのです。
このタイミングで躊躇をしてしまった方達は、土地を買う事が出来ませんでした。
タイミング良く2組の方が土地を購入出来、すぐさまプラン造りが始まったものの。
この時私は問い合わせのあったすべての方に、こんな事を告げていました。
この調子で他の地域からたくさんの方が来ると、逗子や葉山に入りきれないほどの人たちが集まる事になる。
需要と供給のバランスが崩れれば、かならず土地の値段も高騰の動きを見せるはず。
勇気を持って誰よりも早く申し込みをしない事には、きっと逗子や葉山で家を建てるなんて夢で終わってしまいますよ。
ですが多くの方が、一歩踏み出せずに立ち往生する事になってしまいました。
この現象で起こったのは、これらの内容です。
- 賃貸情報を探してみても、すぐに物件が埋まってしまう。
- 家を建てるための、土地の価格が高騰してしまった。
そしてこのタイミングでは、まだ高騰する様子を見せていない逗子や葉山の不動産事情だったのです。
むしろ地元不動産会社で大きな土地を仕入れて、分譲して販売している会社様などは。
物件が売れないかもしれないから、ギリギリの価格まで下げないと売れないだろう・・・
そんな状態だったのです。
けれども購入出来た2組中1組の方が、びっくりする場所の土地を購入されたのです。
まさかの櫻稲荷の隣にあった、時間貸しの駐車場が売りに出る事になりました。
そのちょっと前に家を建てる相談を受けた若いご夫婦が、中尾建築工房の建てた家を見学して家造りを申し込まれました。
その相談から2〜3日後に、いきなり出た物件を申し込んでしまったのです。
こうして家を建てる設計や打ち合わせが始まったのです。
不思議な事に思うのですが、この分譲地はもともとの地主さんと大企業の会長さん所有の土地を造成して、ぜんぶで9区画の分譲地に姿を変えています。
そのうちの一つが中尾建築工房が所有をしている9区画。
さらに中尾建築工房で家を建てる方が1つの区画のみではなく、もう1つ隣の区画を合わせて購入。
そして売りに出た駐車場を購入した若いご夫婦が、土地を購入して中尾建築工房で家を建てると言う。
建築条件付きでもなんでも無いのに、9区画中の4区画が中尾建築工房の家と言う事になりました。
しかし私のところは一体、いつになったら建てられるのやら。。
3.激震のウッドショックが訪れた
そして翌年になり、家の設計案も予算もだいぶ固まった時点で、櫻稲荷の隣の工事が始まります。
このタイミングで訪れたのは、世界中で大きな報道になったウッドショック。
少し前に木材を調達している商社から連絡があり、木材価格の高騰が始まるかもしれない。
そんな情報が入っていました。
少しでも早く早くと言う流れで、工事を進めていたのですが。。
間に合わずウッドショックに掛かってしまう事に。
このウッドショックの情報を設計中のクライアント様向けに、ウッドショックまとめブログを更新しました。
この解説ブログではウッドショックが起きていると言う説明。
そして賃貸に住まわれている方は、急いで進めましょう。
持ち家の方で急ぐ必要の無い方は、ちょっと様子見をして行きましょうと言う事でした。
この解説ブログを読んだNHKから声が掛かり、ウッドショックについて取材させて欲しいと言う依頼がありました。
このニュース番組ではおはようニッポンと言う番組だったのですが、すごい反響だったらしいのです。
そしてニュースは日本国内だけではなく、ワールドニュースにも転載されました。
さらには日経クロステックと言う、日本経済新聞社のウェブ版にも取材を受ける事になりました。
横須賀の小さな建築工房が、大々的なニュースとして掲載される事になったのです。
この後はあまり多くの取材を受けても、あまりメリットがありませんので取材は拒否する様になりました。
このウッドショックは世界的な問題だったので、とにかく材料が入らないとか。
高いお金を払ったとしても、木材を入荷する事を保証する訳では無いと言う異常事態です。
大手のビルダーが木材を仕入れる事の出来ない中、なぜか中尾建築工房の場合。
必ず予定通りに家が建ちました。
つまり進める方向に決まったどの現場も、価格は上がってしまうけれども必ず建つと言う状態に。
横浜市の現場も遅れる事無く、スムーズに上棟。
逗子市の現場もなんら遅れる事無く、スムーズに予定通りに上棟。
三浦市の現場も無事上棟すると言う流れになりました。
ウッドショック の当時は、これらの問題がありました。
- 価格の急上昇
- 納期不明
- 樹種指定無し
- 柱サイズ指定無し
価格は確かに上がりましたが、巷で言われる2倍から2.8倍と言われていたのですが、中尾建築工房の場合は坪単価で言うところの4.5万円程度で済んでいます。
この数字は2倍以下でして、倍率で言うところの高くて1.6倍程度で済んでいます。
そして今、木材の単価が下がり始める傾向が見れており、元通りにはならないにしても安定して木材の調達が出来ています。
これも納期がまったく掴めず、入るか入らないか分からないと言う状況です。
ですがどの現場でも予定通りに木材の調達が完了して、すべての現場が上棟しています。
木材を仕入れる商社からは、今までの様に木材の種類を指定されると材料が入らないと言われておりました。
ですが地元の気候風土を考えて材料の種類を選んで来た私にとっては、なんでも良いと言う訳にもいきません。
ですからなんとかやってみてくれないと話をしていたところ、すべて材料の指定有りで材料を仕入れる事が出来ました。
私の会社は普通の木造住宅に比べて、太い柱や梁を採用していました。
私が元大工だったので、構造材だけはケチりたく無いと言う意味がありました。
ただしウッドショック渦中はそんなの出来ないと言われていました。
材料を集める商社はそれぞれの柱や梁を入れる為に、大手の製材会社に発注する際に工務店名を問われます。
横須賀の中尾建築工房さんの材料、いつも4寸なんですが納入出来ますか?
あ〜中尾建築工房さんですね、ずっと使ってくれているので大丈夫ですよー
他社が断られている中、商社の担当曰く信じられない事ですが。。
と言っていた事を、とても覚えているウッドショックの事態でした。
かつてないウッドショックの襲来でしたが、なぜかそれを跳ね除ける様な形で現場が進んで行きました。
4.すべての建材設備の価格が上昇した
ウッドショックのさなかに、もう一つの問題が浮上しました。
- 半導体不足でトイレが入らない。
- インターフォンが仕入れられない。
- 給湯器の納期が不明。
理由はそれぞれあるのですが、その他にももろもろの住宅建材や設備の価格が上昇しました。
ロシアとウクライナの戦争が原因で、輸入の商品は全体的に価格がアップする方向に。
もちろんお金を出せば買えると言う訳では無いのは、ウッドショックの時とまったく同じ構図です。
- リーズナブルなユニットバスは、10万円単位で価格が上がる。
- キッチンも85万円だったのが、138万円になる。
- セメントは2022年だけでも3回も価格が上昇する。
- 鉄も跳ね上がって、基礎工事の鉄筋も上昇する。
- 石膏ボードも2022年だけで2回価格が上昇する。
つまり家を建てるために必要な部材がそれぞれ上がってしまい、今までの価格では家が建たなくなりました。
その単位は数百万円に対して、消費税も10%になります。
長年建設業を続けて来た私にとって、見た事の無い価格の上昇率です。
その時の私の考えはこんな感じでした。
これではモデルハウスなんて建てている場合じゃない。
限られた方のみしか、逗子や葉山、横浜などで家を建てられる環境では無い。
うちもやばい事になるかも。。。
と言う不安が頭の中にありました。
ですが頭の中でこんな事を考えていると、ふと問い合わせが入ります。
そして高騰している逗子や葉山の土地購入アドバイスをすると、クライアント様がスムーズに良い物件を手に入れる事が出来ています。
もちろんすべての方に価格が上昇をしている説明はしているのですが、それでもみなさん家を建てたいと仰れているのです。
さらにもともと、過去に家を建てた方からのご紹介が多い会社でもあるのですが、やっぱり紹介が入ります。
マグロと言うのは私の趣味が相模湾のキハダマグロ釣りなので、そのシーズンになったら中尾さんが忙しいのを知っている。
そんな事を知っている方ばかりなので、こんな感じの事が書かれています。
これまで私も努力に努力を重ねて来たのですが、こんな状態でも仕事の依頼があるのは感謝しかありません。
それとともに、しっかりやっていかねばならないなと言う事を改めて認識する時になりました。
5.櫻稲荷3年祭
10月23日が櫻稲荷さんの遷座して頂いた日になるのですが、その2日前に三年祭を執り行わせて頂きました。
もちろんお呼びした神主さんはS先生になります。
たまたま私もマグロが釣れましたので、それも一緒にお供えました。
かならずS先生に言われるのは、ヒレや尻尾を反らせなさいと言う事です。
なので巨体のマグロも、キンメダイと同じ様に反らせています。
そしてこの記事を書いている2023年2月1日は、月初の日になりますからいつものお供えの日になります。
これは自宅の神棚さんになります。
そしてこちらは会社になります。
向かって右手が三社の神棚さんになりまして、左手には雲上稲荷さんが居らっしゃいます。
本来はお稲荷様は御霊になりますので、三社の神棚の右側に位置するのが一般的なのですが。。
位置はここで良い。
ちょうど事務所の入り口に当たる場所だから、ここから眺めて相談に来たお客をわしが選ぶ。
と言うお達しがS先生の通訳によって分かりましたので、敢えてこちらに遷座して頂いています。
思えばこの時も大変でした。
明日じゃなくて今日!今すぐやれ!
竹で社を囲め!
幣束の土台はコイツ(私の事)に造らせろ!
橋だ、赤い橋で社を囲め!
そんな感じのお稲荷様だったのですが、今となってはかなり柔らかいお稲荷様になっている様でして。
小さいお稲荷さんもピョンピョン跳ねているのだそうです。
そして逗子の櫻稲荷さん。
S先生のお告げの通りに、お供えをさせて頂いております。
言われた事はしっかりとやる様にしているのですが、見えないモノが見えない私にとって。
とにかくせっせとやるべき事をやるだけの日々を過ごさせて頂いている次第です。
6.土地神様つながりの案件が増えた
不思議な事に思うのですが、なぜか櫻稲荷さんに遷座してもらってからはお稲荷さんとか井戸の絡む案件が増える事になりました。
例えばこの土地などは、物件情報を見ているだけで。
んっ、なんか居らっしゃる様な気がするな。。
ちょっと先に見てもらう事にしよう。
そしてS先生に見て頂くと、やっぱりなにかが居らっしゃる。
なのでそう言った案件については、御祈祷をお願いしたり。
しっかりとやる事やって、現場を進める様になりました。
もともと大工職で現場を良く見ているタイプの人間なので、信心深いと言う部分が多々あります。
例えば横須賀市内でぼっとん便所から水洗トイレに変更する連続する長屋がありました。
その長い長屋は二つありまして、一つは私の所属していた工務店施工。
もう一つは他社施工で、水道工事会社はいずれも共通でした。
私の所属していた工務店では、見習いがぼっとん便所の床を壊して、バキュームで汚物を吸い込んでもらった後に。
見習いだった私がカッパのフル装備で、徹底的に綺麗に洗いました。
そして盛り塩、お米、お酒、水などを備えて、きれいにしてから兄弟子が床を塞ぎます。
長屋ですから、それを何件もやる事になりますので、結構憂鬱にはなりました。
ですがこういった事をしっかりやらないといけないなと言う思いがありましたので、私の方から進んでやっていた気もします。
そして二つの長屋の工事が完成して、施主に対して引き渡しが行われました。
私の所属した工務店で施工した長屋は、なんの問題も無くクレームなどもありません。
ですが他社施工の長屋で、排水管が詰まってしまうクレームがあったそうです。
水道屋工事の職人さんは、私の所属する工務店の協力業者だったので話を聞きました。
ひろちゃんとこの会社と同じ様に、ちゃんと勾配付けて流したはずなんだけど。
なんで同じ様にやって、こっちだけが何回も詰まるのか意味が分からない。。
ちゃんと掃除したり、お供えとかやりましたか?
だってこっちの会社は、そんな事やってないよ。。
結局、その長屋はなんども下水管の詰まりの修繕を行う事になった所を見てしまいました。
私が思うに烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)の逆鱗に振れたのだなと思った事例です。
この様な事を複数、現場の大工職人だった時代に見ています。
そういった事はちゃんとやらないとダメですよって事を考えた訳ですが。
なぜか櫻稲荷さんにも購入する様に引っ張られてしまったり。
さらに遷座をして頂いてからの紹介案件も、なぜか近所に稲荷神社があるところだったり。
これはなんだか土地神さんのネットワークみたいなのがあって。
コイツにやらせれば、しっかりやるから紹介するよ。
と櫻稲荷さんが営業してくれているのかなと言う、不思議な状態になりました。
7.桜山の土地の値段が爆上がり
そして今年に入っても、まだまだ逗子や葉山の土地事情は下がる傾向に見えません。
それどころか新たな物件が出たりするので、その勢いに驚きを隠せない状況です。
そして周辺を散歩していると、同じ分譲地内に中尾建築工房で家を建てた方が散歩されてました。
同じ町内の公園近くに、大きなお屋敷を壊して更地にしているよ
そんな話を聞きましたので、私も現地に行ってみる事にしました。
場所的には悪い場所ではないけれども、その土地にいくまでとても狭い道があります。
さらに土地の目の前の道路は、セットバックをしても反対側がセットバック前なので、やはり道が狭い状態です。
それでも販売されている坪単価はなんと130万円。
昨年までなら120万円程度には上昇しているなと分かってはいたものの、さらに坪単価が上がっている様でした。
不動産の価格は土地の形もそうですが、立地や接している道路の条件でも査定が変わります。
私が所有している桜山の土地は、国道134号線と逗子市道の二面接道と言う好条件となります。
すると少なからずその坪単価よりも上がる訳でして。
140〜145万円台になると言う予想が付くのです。
では購入当時の価格と言うのは。
私が京急不動産から購入した当時は総額6180万円。
平米を坪単価に直して計算すると、坪あたり93万円弱の価格になります。
仮に145万円の坪単価を付けたとすると、坪あたり52万円も上がってしまったと言う計算になります。
この結果をどう見るかと言えば、確かに資産価値が上がるのは良いのですが。
だって俺、お稲荷さんあるじゃんか。
絶対に人に売ったり、出来ないじゃんか。
もし売ったとしたら、俺死んじゃうじゃんか。。。
まだ息子が小学6年生だから、まだまだ死ねないんだけど。。
そうなんです。
お稲荷様が移動出来れば良いのですが、そこは土地神様と言う事なので、この土地についてくれている神様です。
ですから坪単価が上がったからと言って、ぬか喜び的な部分があるんですね。
私の正直な気持ちとしては。
私は工務店なのだから、これまで建てて来た方の家々を見続ける必要がある。
資材も高騰してるし土地も高騰している状態では、クライアントも躊躇する方も居るだろうし。
問い合わせがそれなりにあっても、現実的に建てる方が少なくなるのは目に見えて分かるし。
それであれば今、無理してモデルハウスを建てる事も出来ない。
だけど。
モデルハウスを建てる為に買った土地なんだから、はやいとこ安定してもらって建てたいんですけどー!!
と誰に言う訳でも無く、本音を言葉にして言ってみた(笑)
そんな私が過去2回のプランを練って、結果的には土地神さんに止められて建てる事が出来なかった。
あれだけやる気を見せていた私は、これまでに経験の無いトラブルなどで正直疲れてしまっていました。
そしていつかはやっぱり建てるかと言う気持ちで考えた案がこちら。
3F建ての建物です。
もちろん土地神さんの外宮がある部分は、そっくりそのまま空けて建てる計画です。
もともと生えていた樹木は1本も切らずに、むしろ植えていく感じの計画をしています。
最上階から階段で上がると、そこにはハイルーフバルコニーがあります。
この高さは過去に景観確認をした事があるので、ここからは逗子湾を一望する事が出来ます。
日付を見ると、購入して何年経っているんだって言う。。
さらにはブログ記事内では、◯◯電工さん保有の建築物があるのですが。
今は売りに出されて解体されており、なぎさ橋珈琲の隣に犬も入れるバーベキュー場も出来ると言う話を聞いてます。
つまりこのバルコニーからは江ノ島も富士山も見えて、逗子湾も一望出来ると言うさらに条件がよくなっているのです。
8.まとめ
と言う事で早いところ、モデルハウスを建てたい気持ちはあれども。
様々な状況下に置かれている状態では、無理も出来ないかなと言う思いがあったりします。
私に出来る事としたら、土地神様に対しての日々のお務めをしっかりやる事。
クライアント様と家を建て終わったOBオーナー様に対して、誠実にサポートを続ける事だけです。
と言う事で、土地の神様をお祀りする実例【お稲荷様・巳神様・龍神様を大切にする意味とは?】②をご紹介させて頂きました。
あなたの目には、この状態がどの様に写りましたでしょうか。
もしもあなたが逗子や葉山に土地をお持ちで、土地神様の事で悩んでいる。
そんな事がありましたら、中尾建築工房にご相談ください。
ここには書けない裏話を交えて、ご相談に対応させて頂きますからね。