100%無垢材ウォルナットで造る木製玄関ドア PART VII|中尾建築工房の工房編☆
木製の玄関ドア自体は、概ね組み込みが完了。
ここからは玄関ドアとして機能させる為に、必要となってくる部材選び。
さて、ここで拾い出しを。
取り出したのは、錠前、建具金物の堀商店のカタログ。
雰囲気からして、重厚感のあるカタログですね。
ここから商品を選んで行こうと思います。
中尾建築工房の逗子モデルハウスは、玄関が観音扉です。
134号線沿いなので、玄関は真正面に持ってくる事にしました。
見学会時などは、観音の扉をフルオープンさせる予定。
図面上では、板を並べただけにしてありますが。
もちろん鋳物の仕上げ材も採用します。
まずは機能部分で、サムラッチハンドル。
大型の扉に使いたい!
とカタログにも書いてあります。
私が堀商店に行った時、真っ先に写真を撮ったのがこれ(笑)
木製玄関ドアではなくとも、最近では電子錠を選ばれる方も多くなりました。
スマホの普及やAIの普及と共に、住宅の電子化も顕著になって来てる事を感じます。
モデルハウスの3Fは見学される方や、設計の打ち合わせが出来る様にしたいと思います。
ですんで3Fや2Fからでも、解錠が出来る様にしたい。
その為に必要となってくるのが。。
シリンダー掘込自動本締錠。
割とコンパクトなサイズ感のシリンダーです。
切欠図(きりかけず)を見ても、やはりサイズは小さめなシリンダー。
切欠図集は頂いて来たので、品物が無くとも穴開け加工は出きるのだけど。
やはり現物があった方が、加工しやすいので早速発注。
そして、自動本締錠の受け手となる小型電気ストライクはこれ。
こちらもコンパクトですので、加工は楽そう。
けれども。
シリンダー掘込自動本締錠と、サムラッチハンドルは互換性が無いらしく。。
座付取手のHM565F。
これはサムラッチハンドルと違って、表裏の組み合わせが無いから。
2枚の扉分で、裏表で4つ。
このハンドルだけでも、充分に重厚感を出せるのは間違い無い。
ですが。
それだけでは止まらず、ヒンジプレートもHM20-Dを選択。
ウォルナットの木製玄関ドアは、一枚のワイドが800。
なので小さいSよりも、ロングなDを。
右の扉には上下に一枚ずつ。
そして左の扉には、真ん中あたりに一枚だけ。
左右で交互する感じで、取り付けしようと思っています。
さらに飾り鋲も(笑)
一枚の木製ドアは、おおよそ6枚の板を使う構成。
なので。
一枚の板に一つを基本に、三段は飾り鋲を選んでみる。
実際につけるかどうかは、分からないけど・・・
私の頭の中では、割とイケてるとは思ってる。
扉一枚が100kg弱の重量を誇る、中尾建築工房の木製玄関ドア。
それを支える丁番はこちら。
一応、重量を計算すると共に、3枚をつければ120kgまでOKとの事。
なので、片側3枚ずつの発注に。
タイプは大きめのBにしました。
そして最後にフランス落としも選択。
イベント時に観音扉は、フルオープンさせたいから。
本体を二つ。
受け皿は4個発注。
さて、これらの部品を見積もり依頼したのだけど。
私たちの住宅業界に限らず、どの業界でも共通な事がある。
それは。
この様にそれぞれ単品で購入するモノに、安いモノは早々無い・・・
簡単に言ってみれば、オリジン弁当で値札の付いたシンプルなお弁当を買うか。
一品モノを量り売りで選んで、好きな様にオリジナル弁当にするか。
そのくらい、違うと思います。
ちなみに私は現役大工の頃、逗子海岸で海の家を依頼されて建てた頃。
オリジン弁当で、2,000円のお弁当になっちゃった事があります(笑)
まぁ、好きな様にやってる訳だから。
私もしっかり鼻血出しつつ、突き進みたいと思います!
またご報告します☆
いやー、ドキドキだよなぁ・・・
鼻血見積もり、いくらするんだろう・・・