横浜・鎌倉・逗子・葉山で建てる無垢材と自然素材の家なら中尾建築工房

自然素材の家を体感する【見学会申し込み】

【2022年最新版】逗子や葉山は土地が高い?|予算内で注文住宅の家を建てられるか?

 
  2023/02/16
WRITER
この記事を書いている人 - WRITER -

 

逗子や葉山で注文住宅に特化した工務店を、職業としている中尾建築工房の中尾です。

 

逗子や葉山の人気は、とても高いのが顕著に続いていますね。

 

海と山に囲まれた自然な環境、そして都内へのアクセスも良いJR逗子駅利用の立地は人気の的になっていると思います。

 

そんな憧れの逗子や葉山の地に、風土にあった注文住宅が建てられたらどれだけ良いだろう。

 

そう思う方も多いと思います。

 

ですが逗子や葉山はコロナ渦になってからは、土地の相場がジャンプアップした様になっていると思います。

 

そこで逗子や葉山で注文住宅の家を建てている中尾建築工房から、逗子や葉山の土地が高い理由。

 

そしてあなたの予算内で理想の家が建てられるのか?

 

そんな解説をしていきたいと思います。

 

1.なぜ逗子や葉山の土地は高いのか?

 

逗子や葉山の土地は、そもそも高いのでしょうか?

 

それとも安いのでしょうか?

 

今まで逗子や葉山でたくさんの家づくりお手伝いして来ているのですが、私の印象ではこんな感じです。

 

逗子は人気のある駅近エリアの土地は高くて、駅から離れた人気の無いエリアの土地はリーズナブル。

 

または逗子海岸隣接と言う条件になると、やはり人気が高くて高額になります。

 

葉山は中心的な堀内の人気が高く、駅から離れたとしてもバス通りから近いエリアの人気が高いです。

 

また一色海岸、森戸海岸に隣接と言う条件でも、逗子と同じ様に人気が高くなります。

 

逗子や葉山のいずれも、駅に近いかバス通りに隣接しているか。

 

もしくは海に近い物件と言うのは、人気のあるエリアだと思って間違いありません。

 

もしもあなたの望んでいる逗子の条件が、JR逗子駅から徒歩10〜15分程度であれば、確実に人気のあるエリアの価格を参考にされた方が良いと思います。

 

また逗子であまり人気のないエリアと言えば、逗子市の中でもJR逗子駅を利用しないエリアになるかと思います。

 

葉山であまり人気の無いエリアと言えば、海岸通りやバス通りから離れた立地と言えるかもしれません。

 

ここで気が付く事があると思います。

 

駅に近くて人気があると言うのは、どこの駅周辺でも同じ事だと思います。

 

ただし逗子や葉山の様に海に隣接している地域の場合、海に近い物件と言うのは人気のあるエリアと言う事になります。

 

特にJR逗子駅は駅から逗子海岸まで、12〜13分程度で歩けてしまいます。

 

少し早歩きをしてみれば、10分程度で駅から海まで到着出来ると思います。

 

お隣のJR鎌倉駅は海まで徒歩15分以上は掛かりますので、湘南エリアの中でもここまで海に近いのは逗子特有だと思います。

 

例えば私が過去に住んでいた、逗子市逗子4丁目を例にしてみましょう。

 

かれこれ10年程度前の物件で、逗子市逗子4丁目で実際に取引された事例の単価をご紹介してみましょう。

 

前面道路は幅員4m

区画数は3区画

上下水道のインフラは整備済み(敷地内に引き込み済み)

敷地面積が30坪程度。

坪単価で言えば坪100万円。

つまり30坪の土地が3,000万円で購入出来ました。

 

この物件は私の住んでいたマンションに、金曜日にチラシが入ったのを覚えています。

 

チラシが出た瞬間、あっと言う間に申込が殺到していました。

 

この物件を申し込まれた方

もう1区画も購入しようかと思っていたのだけど。

買えなくは無いけど、あとあとキツくなるのは嫌なので、1区画のみの購入としたとの事でした。

 

私は個人的に駅近よりも海近を好む方なので、この物件は参考程度に様子を見ていました。

 

ですが同時期に私が借りていた駐車場用地が、とてつもなく破格の高値で売りに出された事がありました。

 

敷地の形は普遍的と言う事もあるので、もちろん購入したいと思える地形ではありません。

 

それでも坪あたり170万円以上の価格で、物件情報に掲載されておりました。

 

売主の仲介屋さんに話を聞いてみた

過去に購入した際の価格が、坪あたり170万円以上の価格だったと言う事。

価格を下げてしまうと決算上で赤字が出てしまう要因になるので、敢えてこの物件は売り止めになった。

坪単価で170万円と言うと、とてつもなく高額な単価だと思いますよね。

ですが過去、高度経済成長期や、バブル期に取引された逗子や葉山の価格は高額な物件もあった様です。

 

つまり逗子や葉山はもともと、高額な価格で取引をされている過去がありました。

 

2.海に近いと言うデメリットとは?

 

逗子や葉山も海に近い町なので、逗子や葉山に移住したい方には海が嫌いと言う方は少ないんじゃ無いかなと思います。

 

私も海は好きなのでデメリットも受け入れるタチではあるものの、一般的に海が近いデメリットも存在しています。

 

それは平常時の塩害などと言う話ではなく、震災時に起きるであろう津波による被害です。

 

さきほど逗子4丁目の3,000万円の物件が、販売された時期のおさらいをしておきましょう。

 

当時はかれこれ10年ほど前になります。

 

10年ほど前と言うと、なにか起きていたでしょうか?

 

2011年3月11日に東日本大震災が起きました。

 

つまり震災直後のお話と言う事になりますね。

 

当時の私の体験談

私は逗子4丁目のマンション(5F)に住んでいましたので、当時の揺れは食器棚が倒れるほど強い揺れだった事を覚えています。

あぶづり港から渚橋の交差点までの渋滞に巻き込まれていたのですが、カーブミラーがとても揺れており風が強いのかと思いました。

ですが実際には路面もかなりの勢いで揺れており、反対車線の路面を見ると波を打っている様でした。

一旦マンションに帰宅をしましたが、余震もあり食器棚なども倒れていました。

あまりの揺れだったので、奥さんと子供の三人で、横須賀の実家に避難をしたくらいでした。

 

そうなんです。

 

海に近いエリアの物件と言うのは津波や震災が起こると、価格が下がる傾向にあります。

 

また震災後の逗子や葉山の物件は、人気のエリアでも購入を見直す方も多く、あちらこちらで売り地の看板が並んでおりました。

 

価格的にも相当下がってしまったので、まさに買い手市場と言える状態だった事を覚えています。

 

そんな事も過去にありましたので、逗子や葉山を選ばれる方には、多少高台が良いと好んで選ぶ方もいらっしゃいます。

 

このタイミングで葉山に土地を購入された方は、とてもリーズナブルな価格で土地を購入されておりました。

 

さきほどの逗子4丁目の価格は、まさに震災後の価格になります。

 

坪単価で100万円でしたが、あっと言う間に売れてしまいました。

 

坪単価100万円が高いか安いかと言うと、逗子市逗子と言う条件になると安い方だと思います。

 

そしてあれから10年以上を経過して、現在に至る訳なのですが。

 

喉元を過ぎれば暑さを忘れる。

津波も過ぎれば恐怖を忘れて坪単価も元通り。

 

そんな言葉を業界内では使われるのですが、概ね5年ほど経過すれば価格はもともとの坪単価に戻りやすいです。

 

逆を言うと津波や震災などが来れば、坪単価が下がると言う事になります。

 

そのタイミングで購入出来れば良いのでしょうが、津波や震災を予測するのは無理があると思います。

海に近い町特有の話になりますが、この様な事があるんだと言う事を認識しておきたいですね。

 

津波が怖いと思われる方で、逗子や葉山の土地を検討されるのであれば。

 

予めハザードマップをご覧頂き、被害の無さそうなエリアを検討するのが望ましいと思います。

 

3.コロナ渦のテレワーク組が多い

 

そして現在はコロナ渦と言う事もあり、都内勤務の方でもテレワークが主流となりました。

 

在宅で仕事が出来る環境になりましたので、都内勤務の方でも逗子や葉山に移住を希望される方がとっても増えた様に思います。

 

正確な話をすると、もともと逗子や葉山は都内組の方には人気がありました。

 

その人気がコロナによって、さらに拍車が掛かった状態なのだと思っていただければと思います。

 

ご夫婦で働いている場合は世帯収入が高くなりますから、必然的に高額な物件であっても手が出せてしまう事にもつながります。

 

現に2022年5月現在、同じく逗子4丁目に販売物件がありますが、敷地面積は35坪程度の坪単価は150万円と言う物件もあります。

 

逗子市新宿ではコインパーキング用地が機器撤去、アスファルトはそのままでの引き渡し。

敷地面積は65坪弱、坪単価は140万円弱と言う物件も販売されています。

 

逗子4丁目の物件も新宿の物件も、いずれもセットバックされていない状態での引き渡しになりますから、セットバック後はその分だけ敷地の面積が減る事になります。

 

つまり坪単価的には、さらに高額で購入すると言う事なのです。

 

セットバックが無い物件もありますが、久木川沿いの新宿の販売物件などは坪単価110万円で60坪以上の物件もあります。

 

もちろん坪単価に関しては、もっとリーズナブルな坪単価の物件もあります。

 

ですが人気のあるエリアの物件だとして、安い坪単価での販売価格の場合。

 

  • 旗竿敷地
  • 車が入るかどうか微妙
  • 坪単価は安いけど敷地が大き過ぎ
  • 擁壁などを交換する費用が必要
  • 私道の持分を持っておらず道路の利用や掘削の承諾が得られ無い
  • インフラの再整備が必要
  • 敷地の周囲が山に囲まれており安全性に欠ける
  • 土砂災害警戒区域、もしくは土砂災害特別警戒区域

 

多くはこれらの条件である場合が多く、なにかしら不便であったり余計な費用がのちのち掛かってしまう物件である事が多いです。

 

つまり安いと思って購入を検討しようと思っても、思っている様な価格で土地を購入出来る事には繋がらないと言う事になります。

 

つまり逗子や葉山の様なエリアの場合、海好きの方にとってはワクワクする様な自治体と言えます。

 

その反面、津波や震災で土地の相場が左右される事になります。

 

コロナ渦での場合は過去の高度経済成長期やバブル期の様な勢いを取り戻すほど、勢いのある物件価格になる場合もあるのだと覚えていただければと思います。

 

これは私の感覚になるのですが、逗子や葉山に移住を検討されている方の土地を見る機会が多くあります。

 

それを見ていると逗子や葉山のいずれも、坪当たり30万円ほどは相場が高くなっている感覚があります。

 

私も逗子市桜山8丁目に土地を所有しているのですが、購入時の坪単価は当然覚えています。

 

私の購入時の坪単価を参考にするならば、すぐそばの物件でも坪単価30万円アップで成約事例が出ています。

 

当時はなんとか購入出来ましたが、今の価格であったら購入出来なかったと思います。

 

それでも逗子や葉山に移住を検討されるテレワーク組の中には、それでも購入出来てしまう方が実際には存在します。

 

購入希望される方が居れば、物件の価格は上がって行きますし。

 

だれも申し込みが無い状態になれば、物件の価格は下がって行きます。

 

現在の逗子や葉山の状況を見る限り、人気のあるエリアの物件はさほどありませんので。

 

あなたが申し込みをしなかったとしましょう。

 

それでもテレワーク組でありパワーカップルの場合は、申し込みが出来てしまうと言う現実がある事を覚えておきましょう。

 

参考までに覚えてね

さきほどの3物件があるとご紹介を差し上げました。

もしもあなたが不動産会社のポータルサイトをご覧になっていて、その物件を見れないとしましょう。

この場合は逗子駅近くにある、大手財閥系の不動産会社のホームページをご覧ください。

参考になりそうな記事もありましたので、リンクを張っておきますね。

 

初めての家造りで未公開物件|その土地の選択は果たして本当に正しいか?

 

4.逗子や葉山に予算内で家を建てたい

 

逗子や葉山に予算内で家を建てたい。

 

こう思われる気持ち、私もとってもよく分かります。

 

現にその様な方の家づくりを過去にはたくさん経験して来ておりますし、現在でも連絡を取り合ってウッドデッキのメンテナンス説明や、お子さんの学校などの話をする事もあります。

 

過去には堀内や一色などでも、震災後に購入された方はリーズナブルな資金計画が立ちましたが。

 

はっきり言って、今はそんな状況ではありません。

 

ここでは予算重視でエリアのご紹介をしたいと思います。

 

では逗子や葉山でのリーズナブルなエリアです。

 

逗子の場合、JR逗子駅利用に拘るのであれば、とにかく歩くかバスを利用する方法があると思います。

 

特に予算重視と言う事であれば、JR逗子駅から南側(小坪以外)を選択肢に入れないと言う方法があります。

 

南側はどうしても海に近い立地が多く、人気も集まってしまうエリアとなります。

 

JR逗子駅から南側の選択肢に入れない逗子市のエリア

  • 逗子
  • 新宿
  • 桜山
  • 久木(平坦)
  • 小坪(平坦)

 

これらのエリアは逗子市の中でも人気のあるエリアですから、予算的にも高額になります。

 

ですから予算重視の場合は、控えた方が良いエリアとも言えます。

 

坪単価的にもこれらのエリアは坪100万円近くか、坪100万円以上になる物件が多いと思います。

 

なぜこれらの物件を検討しない方が良いかと言えば。

 

逗子や葉山にはエリアによって、最低敷地面積が定められています。

 

あなたが30坪以下の敷地を求めていたとしても、その様な区分けを新たに行う事が出来ません。

 

つまり。

 

坪単価×あなたの欲しい敷地面積=あなたの思っている予算

 

 

と言う計算が立ちにくいエリアだと言う事を、改めて認識された方が良いと思います。

 

と言う事で可能性のありそうなエリアのお話を続けていきましょう。

 

 

JR逗子駅から北側で検討する逗子市のエリア

  • 久木(高台か大池公園付近)
  • 山の根

 

久木でも高台(ハイランド)になれば、JR逗子駅から離れる事になります。

 

ただし区画が広い事もあるため、坪単価が下がったとしても敷地全体の価格とすれば高額になりやすいです。

 

大きな敷地を分割して販売されていれば良いのですが、なかなか土地のみでの販売は少なく建て売り住宅になっているケースも多いです。

 

もしも物件が見つけられた場合ですが。

 

躊躇せずに信頼出来る施工業者に予算とのバランスを相談した上で、申し込まれた方が良いかと思います。

 

山の根に関しては、JR逗子駅から徒歩圏となります。

 

北側と言っても、高額な坪単価になりやすいのが下記となります。

 

山の根の高額になりやすいエリア

  • 一丁目
  • 二丁目
  • 二丁目と道路を隔てた三丁目

 

同じ三丁目であっても池子に近い三丁目になれば、少しは坪単価が下がります。

 

ただし久木の大池公園周辺や、山の根に関しては周りが山に囲まれている立地となりますので。

 

湿気も大量に発生する場所となります。

 

普通の建て売り住宅の場合、カビなども生えやすいですし、クロスが剥がれたりする事もあります。

 

収納に仕舞ったコートやバック、大切な皮製品などはカビだらけになる事は避けられないでしょう。

 

普通の湿気取りではすぐに満タンになってしまうので、つねに除湿機をフル可動させる形になると思います。

 

この他、JR逗子駅南側でも高台となる小坪も同条件になると思います。

 

高台の小坪は坂が急な事もあり、検討するのを躊躇する方も多いです。

 

事実相談に来られる方の多くは逗子、桜山、久木を購入された方でして、みなさん納得の上で注文住宅を建てて行きました。

 

小坪でも平坦か、もしくは平坦に近い小坪の場合はまた別の話となってしまう事を覚えておきましょう。

 

ですからJR逗子駅よりも北側を選択する事で、坪単価は下がると思います。

 

ただし駅から徒歩圏と言う条件になると、やはり高額な坪単価となってしまいます。

 

徒歩10分以内などとは言わずに、徒歩30分程度でも全然構わないと言う気持ちが必要になってくるでしょう。

 

もしくは。

 

JR逗子駅ではなく、隣のJR東逗子駅のエリアに広げると坪単価はぐっと下がって行きます

 

JR東逗子駅付近のエリア

  • 沼間
  • 池子
  • 桜山4丁目

 

利便性はJR逗子駅と比べてしまうと下がってしまいますが、その分坪単価は安くなります。

 

桜山4丁目に関してはJR東逗子駅徒歩圏ですから、さほど安い坪単価ではありません。

 

2022年5月現在では、4500万円以内で建て売り物件が工事中です。

 

敷地面積、延床面積とも100m2前後の物件が販売されています。

 

100m2程度の注文住宅なれば、建て売りよりも少なからず300万円程度は上がるはずです。

 

資金計画が土地建物を含めて5000万円程度の予算が見込める方なら良いでしょう。

 

葉山の場合はバス通りを完全に外してしまう事が、坪単価の下がる方向になります。

 

人気のある堀内や一色ではなく、横須賀寄りの上山口や木古庭などが候補になりやすいです。

 

ただし上山口や木古庭などは農地が多く、宅地としての販売物件があるかは分かりません。

 

駅に関してもJR逗子駅と言うより、JR横須賀駅に近い雰囲気があります。

 

通勤出来ない訳ではありませんが、バスの場合は乗り継ぎが大変である事。

 

JR逗子駅からの距離も相当ありますので、雨天の場合は車で送迎してもらう必要があるかもしれません。

 

5.新築ではなく中古戸建てを検討する

 

ここまでで逗子や葉山で、新築の注文住宅を建てたい方へのエリアをご紹介してまいりました。

 

新築の注文住宅とエリアを天秤に掛けた場合、あなたにとってどちらが有力な候補となるでしょうか?

 

どちらも選べれるのであれば良いのですが、予算と言う縛りがある以上いずれも選べる訳ではありませんよね?

 

そんな方には、中古戸建てを検討する方法もあります。

 

中古戸建ての場合は大きな間取り変更をしなければ、設備変更や模様替えをする事も可能です。

 

現に私が所有している桜山8丁目の土地付近には、5000万円以下の中古戸建て(リフォーム済み)が販売されています。

 

その物件をそのまま満足できるなら、そのままで入居されるのも良いでしょう。

 

清掃のみを行う形でも良いでしょうし、湿気対策をするために漆喰を塗ったりする事も可能です。

 

ただし湿度を下げるために漆喰を塗るのであれば、プロの工務店に一度は見てもらった方が良いと思います。

 

漆喰自体に調湿効果があるモノもあれば、そうでは無い素材もあります。

 

塗り方によっても調湿効果は違いますし、建物の構造上カビなども発生しやすい物件もあるでしょう。

 

詳しい内容はこちらのリンクがありますのでお目通しされると良いかと思います。

 

漆喰や珪藻土の壁にカビが生えた!根本的なカビ対策110番

 

また模様替え程度ではなく、大幅なリノベーションを検討されるなら、地盤沈下なども調べておいた方が良いでしょう。

 

中古戸建ては現在の新築にある様な、瑕疵担保責任保険が付帯されている物件が少ないです。

 

地盤沈下が進んでいる物件の場合、のちのち雨漏りの元になる事もあります。

 

この様な物件は施主自ら調査するのは難しいので、必ずプロの工務店に相談される事をお勧め致します。

 

仮に地盤沈下が進んでいた場合、のちのちに大幅なメンテナンス費用がかかる物件になってしまうかも分かりません。

 

良心的な工務店の場合は、物件自体の購入を見送った方が良いと言うアドバイスが貰えるかもしれません。

 

安心して住める中古物件を見つける為にも、かならず相談される事をお勧めします。

 

6.逗子や葉山の代替エリアは無いの?

 

あまりにも手の届く物件が出てこないと、頭が痛くなってしまいますよね。。

 

私たちの予算と要望で、家を建てるなんて無理なのかも。。

 

その様な方のご意見もたくさん聞いて来た私ですが、諦めなければ必ずゴールには到着出来ます(笑)

 

ここまでで逗子や葉山の人気がとても高く、土地を購入するのも高額な坪単価になると言う説明をさせて頂きました。

 

では逗子や葉山は手が届かなくても、他に予算内で家を建てる場所は無いのだろうか?

 

そんな方におすすめなのは、横須賀市か三浦市になります。

 

横須賀市は、逗子や葉山のいずれも隣町になります。

 

横須賀市西部の秋谷は南葉山と呼ばれるほど、葉山に近い雰囲気のエリアですし、海好きな方にとっては人気のエリアです。

 

芸能人や著名人の方が別荘や本宅を建てている事も多くあり、逗子や葉山の雰囲気を感じられるエリアとなります。

 

ただし秋谷は高額ですし、電車通勤を考えるとあまりお勧めできる訳ではありません。

 

JRであれば横須賀線付近を検討したり、京浜急行沿線を検討する方も多いです。

 

この記事を書いている私、実は横須賀市出身者です。

 

子供の頃は大津町と言うエリアに住んでおりましたが、海に行くなら走水付近の伊勢町であさり堀ったり、大津港や安浦港で泳いだりした子供時代を過ごして来ました。

 

観音崎なども割と近所にありましたので、観光地と言う概念であれば、ちょこっとだけ逗子や葉山に近い部分もあるかと思います。

 

本音を言えば横須賀市東部は東京湾、逗子や葉山は相模湾です。

 

イメージ的には違う部分も多々あります。

 

それでも逗子や葉山に比べて、坪単価はお安く済むエリアです。

 

そして横須賀は地産地消を推進している、多くの方が居る町でもあります。

 

久里浜から南になれば、有名な農家の方も多く存在しています。

 

名だたる有名な飲食店に野菜を卸していたり、変わった野菜が購入できるのも面白いかもしれません。

 

西部になれば養鶏場などもありますし、車で走れば美味しい卵を購入する事も出来ます。

 

長年横須賀市に住んでいた身としては、米と肉以外なら地産地消で賄えるのではないか?

 

そんなイメージが横須賀市内にはあります。

 

私が依頼を受けて横須賀市内で家を建てている方は、こんな駅エリアの方が多いと思います。

 

  • 追浜駅
  • 田浦駅
  • 横須賀中央駅
  • 堀之内駅
  • 大津駅
  • 浦賀駅
  • 北久里浜駅
  • YRP野比駅
  • 長沢駅
  • 津久井浜駅

 

これらは全て京浜急行線になるのですが、横須賀出身の方にとって京浜急行は外せない路線となります。

 

JRに比べてなにしろ早いスピードで運行しておりますし、コロナ以前であれば10分おきに電車がありました。

 

また逗子や葉山に家を建てた方で、買い物を横須賀市内に来られる方も居らっしゃいます。

 

ママ友つながりの買い物ツアーになるのですが、その多くは平成町で買い物をされる様です。

 

私もちょっとした買い物は平成町に行くのですが、平成町だけでもスーパーが三軒もあります。

 

駐車場も大型ですし、一つのスーパーでは飽きてしまう場合もありますよね。

 

さらに横須賀市であれば子育て世代の中古戸建てを購入される方に、子育てファミリー等応援住宅バンクと言う制度もあります。

 

条件付きにはなりますが、最大で50万円の補助を受けられます。

 

また所得制限はあるものの、児童手当もあります。

 

詳しくは横須賀市役所のこども給付課、または市内の各行政センターにお問い合わせを頂くと間違いがありません。

 

横須賀市は他県から来られる場合、軍港のイメージが強いかと思います。

 

自衛隊や米軍基地もありますし、黒船が来航した浦賀や久里浜もあります。

 

ですから自然とは切り離されたイメージをもたれるかもしません。

 

ですが実際には三浦半島の自然の中にある自治体となりますので、近代的な部分とのどかなイメージの共存している自治体だと思います。

 

検討されるエリアによって坪単価は変わりますが、まずは電車で横須賀ツアーをされるのもお勧めです。

 

駅と駅の間隔は割と近いですし、うちの事務員さんは休日のお出掛けには二駅ほど歩いてしまうそうです。

 

人気の度合いで言えば、横須賀中央から久里浜までは利便性が良く人気のあるエリアです。

 

もちろん坪単価も安くはありません。

 

とにかく予算重視されるのであれば、横須賀中央から久里浜までは外された方が良いかと思います。

 

久里浜以南の駅や浦賀駅などは、割とリーズナブルな物件も多いと思います。

 

そして三浦市も併せてご紹介したいと思います。

 

三浦市はそれこそマグロと、農業の町と言うイメージになるかもしれません。

 

現に私も高校時代は、三浦市の高校に行っていた経緯があります。

 

のどかな畑に囲まれて、どこからでも海が望めるイメージがあります。

 

最近ではホームセンターが初声エリアに出来たり、旧三崎高校跡地には大型のスーパーが出来たりしていますので、利便性は上がっていると思います。

 

また現在では京浜急行が主体としてブランディング力のある企業と共に、旧油壺マリンパークや城ヶ島エリアの再開発を進めているそうです。

 

三浦市全体が観光地として、再度活性化する様な再開発が進んでいるとの事。

 

そのせいもあるのか、最近ではにわかに三浦市の物件情報が登場すると。

 

利便性が良く、通りに面した土地などは、すぐに売れてしまうそうです。

 

価格的にはもともともの三浦の価格より、若干割高にはなっているとの事でした。

 

三浦市の土地価格が上昇している事と、京浜急行の再開発が関係あるかどうかは分かりませんが、なぜか人気が出ているそうですよ。

 

そう言えば2005年だったか、逗子海岸に音霊と言う海の家が出来ました。

 

逗子市の条例との問題があったのか、逗子を撤退して今では三浦海岸で毎年オープンしています。

 

そんな話も参考程度に覚えておくと、面白いかもしれませんね。

 

この他、私から見た三浦の印象を述べておきたいと思います。

 

住みなれればほぼ市内で完結

 

三浦市に住まわれている方独特の個性なのかもしれませんが、三浦市で育った方は三崎人(みさきじん)と言う呼称があります。

 

地元独特の呼び方になりますが、三崎人とは三崎で育った方を指します。

 

三崎人で共通していると思われるのが、なぜかほとんどの三崎人は三浦市から外に出ようとしません。

 

職場は他自治体になったりする方も居れば、地元で働く人も居ます。

 

ですが三崎人は三浦市内に家を建てるケースが多いのです。

 

現に私の高校時代の友人も、三浦市出身者は地元に残っている方が多いです。

 

 

横須賀や横浜に住う事は無く、あくまでも三浦市に住み続けているのが大きな特徴です。

 

裏を返せばそれだけ住みやすいと言う部分もあるのでしょうけど、三浦市に育った方あるある話なので参考までに覚えておいて頂けたらと思います。

 

ただしこんなデメリットもあります。

 

三崎口駅付近の匂い

三崎口駅の改札を出て、少し歩けば見渡す限りの畑を見れると思います。

 

のどかだな〜と思う反面、畑に肥料を入れる時期は匂いがきついです。

 

風向きによっては畑から駅側に風が吹いた場合、衣類に肥しの匂いが付いているんじゃないか?

 

そんな感じに思う事もありますので、身嗜みには注意したいところです。

 

 

方言がキツい

 

これは私が高校生の頃に感じた事ですが、三浦市には独特の方言があります。

 

私の友人には三崎でマグロを扱うお父さんが居たのですが、私たちが港に行くと凄い剣幕な感じで話をし出しました。

 

当時は三崎弁に慣れていなかったので、なにを言われているのか全く分かりませんでした。

 

ですが友人にお父さんが怒っているのか聞いてみると。

 

あ〜、あれはさ〜

 

俺が友達を連れて来たから、よく遊びに来たな〜って言ってたんだよ。

 

だからマグロの頭持って帰って、俺ん家で食ってけよ〜って言ってたんだ(笑)だから怒っているんじゃなくて歓迎しているって事なんだ。

 

これは横須賀出身の私にとって、対三崎人のカルチャーショックとして今でも記憶に残るエピソードです。

 

最近の50〜60代くらいの方であれば、まだ話は通じると思いますが、さらに高齢者の方であれば、この様な方言がある事を覚えておきたいと思います。

 

今でも市内の毘沙門地区の年配の方などは、なにを話されているのか分からない時があります。。

 

 

やはり観光地

 

観光地と言えば、逗子や葉山も同ジャンルに含まれると思います。

 

逗子や葉山に仮住まいされた事がある方ならお分かりでしょうが、夏場の週末などは道路が渋滞する可能性があると思います。

 

三浦縦貫道が延長されたり、渋滞回避の方向になってはいるものの、週末の渋滞などは当たり前の様にあると思っていた方が良さそうです。

 

 

坪単価が安いからと言って、広過ぎる敷地には注意

 

坪単価が安いため、逗子や葉山に比べて大きめの敷地も検討対象になるかもしれません。

 

畑をやったり、そこそこ大きめの家を建てたり、駐車場が3台は確保したい。

 

そんな話になれば、敷地の面積は60坪以上になってしまうかもしれません。

 

たしかに買える価格にはなるのでしょうけど、広過ぎる土地の場合は草むしりなども大変になります。

 

また草の生えない様な外構にしたとしても、その分の外構費用も大きな金額になると言う事を覚えておきましょう。

 

 

逗子や葉山以外の代替エリアのご紹介をさせていただきました。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

逗子や葉山に住みたいけれど、土地が高くて予算内で家は建たないんじゃないか?

 

その様に思ってらっしゃる方は多いと思います。

 

たしかに今の逗子葉山の人気は、物件が無くなってしまうほど高い人気を誇っています。

 

あなたの予算がある程度上がったりしても大丈夫であれば、逗子や葉山を検討し続けるのも良いでしょう。

 

ですがどうやっても上がらない場合、新築は考えずに中古戸建てのリノベーションやあまり人気の無い逗子や葉山を選ぶ選択肢もあります。

 

はたまた予算重視であれば逗子や葉山を完全に諦めて、横須賀市や三浦市を検討するのも良いでしょう。

 

実際にここ15年程度の間に、逗子や葉山を希望はしても、実際には三浦市や横須賀市に家を建てている方は居らっしゃいます。

 

それらの方を見ていると背伸びし過ぎないで、本当に良かったのでは無いかなって思う事が多々あります。

 

この記事をご覧になっていただいた事で、かなりの無駄な時間が短縮出来ると思います。

 

もしもあなたが逗子や葉山に注文住宅を建てたい。

 

三浦市や横須賀市でも良いから、注文住宅を建てたい。

 

そんなご要望があるのであれば、中尾建築工房にもお声掛けください。

 

家を建てるエリアの相談から、逗子や葉山に建てるエリアで長持ちする家の作り方をお教え差し上げたいと思います。

 

 


お客様の声に耳を傾けると、どうやら自然素材で家づくりをした方たちの多くが、最初から「自然素材で建てよう」と決めていたわけではないようです。様々な住宅展示場や見学会に足を運び、実際に見て触れて、比べた結果、「やっぱり自然素材がいい!」と感じてくださっているのです。

木を使っているからこそ伝わるぬくもりや香り。
漆喰によって心地よく湿度調節された空間。

木目が印刷された既成品やビニールクロスには絶対に出せない“本物感”は、写真や文章だけではなかなか伝えきれません。
一世一代の大きな買い物、住まい。

後悔しない家づくりのためにも、まだ自然素材の家を見学していない方はぜひ一度、体験されることをおすすめします。
弊社の見学会では、予約制で1組ずつ1時間程度の時間をいただき、中尾建築工房が実際に手がけた建物をご案内しております。ご予算から素材、構造まで、あなたのご質問・ご相談に代表の中尾が責任を持って、しっかりお答えいたします。

すでに入居されている建物の場合は、その住まいのオーナーさんから率直な感想を聞けることも・・・。

曖昧にごまかしたり、嘘をついたりするのが嫌いなので、どんなことにも正直にはっきりお答えすることをお約束いたします。

しつこい営業なども一切いたしませんので、安心してご来場ください!

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。