やります!全棟放射能測定検査2横須賀市現場にて
と言う事で、昨日の続き。
私の場合、とかく品物を購入したり、導入する場合には、その素材の良さや価格面にもこだわります。
ただ単純に安ければ良いって事でもありませんし、良いモノを安くする為に努力しなくてはならないと思うんです。
そうすると、安く買って途中で壊れたりされても困るし、良いモノを購入して永く使いたいってタイプなんですね。
だから現役大工の時代は、とにかく高めの道具ばかりを買っていました。
安い工具はたいていの場合、性能も悪いし使えないケースが多発します。
なので割と高めの工具を購入して、効率を良くする働き方をしていたものです。
例えば高低差を測定する為の機械などは、レーザービームの出るタイプで高さのみではなく、垂直も直角も出せる様なクオリティの高い道具を使っていました。
電動工具も全て集塵機に接続出来るタイプのモノで作業してましたので、やはりかなり良い道具ばかりを導入していた経緯があります。
そして今回、中尾建築工房が放射能の測定に選んだ機械はどんなのかって所です。
それは。。
まぁ、はっきり言って私の大工時代からの道具フェチを発揮して、こちらを導入しました!
日立アロカメディカルTCS-172B
この測定器、見る方が見れば中尾建築工房の本気が伝わるかと思います。
ん?
価格が知りたい?!
んー、時間のある方は品番を検索してみて頂ければ、私たちの本気度が伝わると思いますよ。。
私が思うに、きっとこれから永い間、この放射能問題は避けて通れない道だと思っています。
でも私たちも造り手として、きちんとした仕事をするだけではなくて、安心して過ごして頂ける家を提供したいと考えています。
だって創業してから守りたいと思った大切な事は、オーナー世帯の成長を、いつでもそばにいて見届ける事だって思えたからなんです。
だからこういった時は『やるしかねぇべ!』って感じになるんですよね。
と言う事で。
ちょっと画像的にメーターの数値が見にくい画像もありますねぇ。。
でも全体的には0.02〜0.05μSvという非常に少ない数値です。
でも、東北から運ばれて来たデッキ材が一番低い数値なんですよね。
なのできちんと測る事ってホントに大切なんだと思いました。
放射能の数値について、知識をお持ちの方にとってはこの数値がどれほど低い数値なのかが、ご理解頂ける事かと思います。
きちんとした精度を誇る測定器を利用する事で、風評被害は無くしたいと思っていますし、数値が高いモノは排除しなくてはなりません。
こんな時代だから。。と嘆くのではなく、こんな時代だからこそ、中尾建築工房と全ての協力業者は一丸となって、オーナー様に安心を提供する為に頑張りますっ!!
いやーそれにしてもハイデッキの木材の数値。。
良かったー、線量低いどころか全然ないじゃんって感じです!
これで彼とも、近々うまい酒を呑みながら語れる関係が続けられると思います!