横須賀市馬堀台団地renovation計画工事完了!
リフォームリノベーションのブログってそう言えば書いてなかったですね。
だから新築専門型工務店と思われてしまう所以なのかもしれません。
特になにかを区切っている訳ではないんですけど、新築は長期期間でリフォームリノベーション工事は短期間。
だからネタ的な部分を『書こうかな〜』なんて思っている時には。。
すでに工事が終わっている•••
そんな事も多々あります。
『リフォームとリノベーションの違いって、何?!』
簡単に言うとリフォームって言うのは古い内装とか設備とかをそのままの配置で新築に近い状態にしてあげるモノを言います。
単純に言えば元に戻すって感覚です。
それに対してリノベーションと言うのは、大幅に内装や配置変えを行い、新たに素材や設備品等を交換。
さらに今までは3LDKがお約束の所を、開放感のある造りに変更したりするので、そこに住まわれるオーナー様の要望を汲み取った上で、付加価値のある規模の大きめなリフォームって感じでしょうかね。
今回はオーナーからも是非!って感じのお言葉を頂いておりましたので、ちょこっとだけ更新をさせて頂きましょう!
ただね、残念ながら『○○の家』とかはありません••
共同住宅の分野だから、難しいんですよね••
と言う事で、私のつたない文章よりは画像の方が良いかもね(笑)
ダイニングスペースからリビングを覗き込むと、こんな感じになります。
マンションの様な共同住宅は売れないと困りますから、万人受けする間取りの配置3DKとか3LDKとかにするのが一般的。
でも、それってオンリー1には決してならないのです。
それぞれのご家庭によっては家族構成も違うし、ご夫婦二人のお宅やお子さん三人いらっしゃるお宅とでは、スペースの使い方が根本的に違いますもんね。
今回はまだ若いご夫婦がオーナーでしたので『壁はぶち抜いちゃうかっ!』って案を通させて頂きました!
あ
参考までに追記させて頂きますけど、構造を痛める様な事は一切やっておりませんので。。
そこは突っ込まないで頂きたい!
このマンションは最上階と言う事もあり天井が断熱材の剥き出し仕上げでした。
断熱材の厚み分だけ天井の高さにも制約が出てしまいます。
これは構造上の問題なので、天井の高さ自体は変える事が出来ません。
そのため、極力天井の高さを確保して天井を造り直したのですが、通常のレンジフードでは高さ的に収まるモノがありません。
元々の窓の高さも変えられませんし、こっち方面には猿島が見えたり、横須賀の花火もキレーに見える!
と言う事で、最終的には業務用キッチンを日頃造っている製造メーカーにオーダーして、サイズ的にも干渉しないモノを造りつけてしまいました。
ステンレスのへアライン仕上げになりますが、かなりコストパフォーマンス性も高いかと思います!
ダイニングのドアには無垢のドアを入れました。
床に施工した杉の無垢床材と同じ杉材なので、トータル的にはバランスが取れていて良いかと思います。
無垢の床にはドイツ製の蜜蝋を塗り込んでありますので、若干濃く見えるかもしれませんね!
浴室にはハウステックの集合住宅用システムバスを。
『カチカチボッ!』って言う風呂釜に比べたら、相当便利になったモノです。
この他洗面所廻りにもデザインの違う無垢のドアを入れています。
リビングルームはシンプルにソファーのみを。
背面には壁面いっぱいの収納スペースがありますので、ちょっとした衣類はすべてここに入れてしまいたいですね!
それにしてもおじさん的に驚いたのは。。
ずいぶんと立派なTV買ってらっしゃるんですねぇ•••
最近の方達はみんな50インチ以上が当たり前なのでしょうか••
ちなみに私の自宅では薄型の32インチを使っています。
あれでも充分でかいと思うんですけどねぇ••
しかもこどもの手跡がものすごい••
いいなぁ、今度暮らしの様子見がてら伺った際に、私の自宅TVと変えてもらっちゃおう!
とまぁ、こんな感じの仕上がりとなった横須賀市馬堀台団地のマンションリノベーション工事は完了しましたっ!
さて、満足度は〜
こんな感じでご理解頂ければと思います(笑)
Sご主人さん。。
ちなみにそのポーズは中尾建築工房で家を建てて、生活を始めてらっしゃる方にしか絶対に分からないポーズですけどね•••
知らない人が見てたら変に思われてしまうかもしれませんよー
マンション用の設備品などが新築一戸建てのモノと違い、震災の影響でほとんどが東北に流れてしまっている中始まったSさんのリノベーション工事。
終わってみれば、それもまた良しって感じになったかな。。
とにもかくにもSさんご夫妻、完工おめでとっ!!