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オール電化エコキュートの家|エコキュートが故障の場合はどうする?

 
  2018/12/24
オール電化エコキュートの家|エコキュートが故障の場合はどうする?
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これはガス給湯器が故障の場合も同じ事が言えるのかもしれませんが、エコキュートもガス給湯器もお湯を使う為に必要な設備機器な訳です。
これが故障すると、どういったデメリットが出るかと言えば、シンプルに『お湯が沸かせない・・・』という状態に陥ります。
今回、約4年ほど前にお引き渡しをさせて頂いたオーナー様から電話があり『故障の表示が出てるので電話しました!』とのご連絡を頂きました。
ちょうど私が午前中の打ち合わせの真っ最中でしたので、その場ではお話が出来ませんでしたが、打ち合わせを終えてから早速現地の方で行き、状況の確認をさせて頂いたんです。
ではどんなエラー表示になっているかと言いますと。。
ecocute-koshou.jpg
エラーH-16?
確か循環ポンプ系の故障エラー表示だった様な気が。。
ecocute-koshou2.jpg
この表示が出たため、私の方でも現地を確認させて頂きました。
こういった場合の対応はどの様な形になるかって言うと。。


メーカーの方に連絡をして、症状を伝達します。
その上で、故障内容を確認したら、やはり循環ポンプ系の故障との事。
エコキュートもガス給湯器も、不思議なものなのですが、なぜか循環ポンプの周りに基盤もあったりします。
パソコンなども私は自分でいじくり倒すのですが、基盤って相当大事だいじにしないといけない部分ですよね。。
つまりそもそも論として、もう少ししっかり造って貰いたい部分なのにもかかわらず、これでは故障してくださいって言っている様なモノの様な気がします。
この辺りがメーカーの戦略的な部分なのかもしれませんが、必要以上に長持ちしてしまうと売上低迷にでもなってしまうんでしょうかね・・
なんだかメーカー都合の話であって、家を建てるオーナーにとっては不利益極まりない事な訳です。。
んで、今回は丸々4年の家になるのですが、メーカーのカスタマーショップの方曰くこんな回答を。。
『2年以上経っていれば、もうメーカー保証の範疇ではありませんし、基盤が壊れることもそんなに無いんです。だから今回は有償修理になります。』ですって。
これ、多分家を建てた側とメーカー側とでは、当然意見が食い違う部分なのかもしれませんけど、世間一般論から言えば『そりゃ〜ねぇ〜べ!』って話になると思うんですよね。
なので私の方からはこんな事を。
『あのさ〜、メーカーからの意図的しばりの話を聞きたいんじゃなくって、壊れた家のオーナーはお湯が出なくて、困ってる訳でしょ?
そんな有償だのへっちょだのって言うんだったら、今すぐ緊急修理に来れるんだろうな?!』
そうするとメーカーの方は。。
『いやぁ、部品の在庫がありませんので、今日は伺えません。
明日以降になれば部品が届くので、明日以降であれば伺う事が出来ます。』

『でも、お風呂入れなくなったら困るだろ?
その辺りはどう思ってんの?』
メーカーの方
『・・・じゃ、じゃぁ、部品だけはサービスにさせて頂き・・・ます。』

『部品だけ?
まだ4年しか経ってないエコキュートが壊れて、修理代請求すんの?
俺が施主だったら、そんなの余裕で払いたくないんだけど。』
メーカーの方
『・・・で、では、上席の者に確認を取りますので、のちほどご連絡と言う事で。。』
と言う会話をしてから、現地に伺っているんです。
これ、やはり色々と勘違いしやすい部分があるのですが、住宅の中でも設備系の保証期間ってわりと短いんです。
たいていのモノが2年間で保証が切れたり、短いモノでは1年間で切れるモノもあったりします。
でも家を建てる方からすれば、10年保険があるんだから10年は無償でしょ?って思われるはずなんですよね。
10年の範疇で守られるのは、あくまでも建物についての瑕疵の部分であって、雨漏りをしているだとか、木造軸組の木組みになにか問題があった場合が保険で守られるんです。
なので設備系の修理は有償修理になる事が多い訳なんですよね。
つまり10年の保険には加入しておりますけど、施工はきちんとしておりますし、最も怖い雨漏りを阻止するための外装下地の検査も、中尾建築工房では標準工事として行なっています。
検査に通って、しかも自信のある施工をしておりますので、雨漏りもするはずがないんです。
なのである意味、10年の保険って、上っ面の存在と言うか、形式的な存在みたいなもんなんですよね・・
これは業界人として、非常に残念な部分です・・
もう少し、体制を整えた保険となって欲しい部分ですね。。

と言う事で、オーナー様宅に伺い、症状を確認して、お茶を頂きながら世間話を一時間ほど。。
そして事務所に戻り、再度メーカーに連絡をしてみると。。
メーカーの方
『あの〜、さきほどの◯◯様邸のエコキュートの修理代の件ですが、メーカー負担で無償でやらせて頂ければと思います・・・』
ん、その言葉を待ってたよ!
そして後日修理は無償で行われまして、お湯も使える状態となりました!
でも、こういった事を経験していると、やはりエコキュートとガス給湯器のどちらが良いか聞かれたりする時に、はっきりと言っている事があるんです。
それはエコキュートがどれほど長持ちをするかの歴史が浅い事なんです。
一般的にガス給湯器は10年ほどで寿命を迎えます。
仮にエコキュートが10年で壊れてしまうと、月々の使用料、そしてエコキュートの交換費用をガス給湯器と比較してみると。。
間違いなくガス給湯器の方が、交換費用が安い事もあり、35年間ローンを支払う間に3回ほど交換する事になりますよね。
※あくまでも10年で壊れた場合の話です。
でも、エコキュートが15年ほど保ってくれると、エコキュートの方がトータルコストは安いと言う結果を出した事があるんです。
だから言って、どちらの方が良いか悪いかは使われる家庭により様々なのですが。。
もう少しエコキュートの耐用年数を上げてくれれば、選ばれる方も増えてくるんじゃないかなって思ったりもしますね。
原発事故以降、極端に減った感じがするのは私だけではないと思います。。
とまぁ、余計な事もちょろちょろと書き込みさせて頂きましたが、エコキュートが故障の場合はお湯が沸かせません。
今回は無償で修理してくれましたけど、症状によっては私のマンパワーをもってしても、無償にならない場合もあるかと思います。
これから設備などを選ばれる皆様は、くれぐれも将来のトータルランニングコストも検討した上で、オール電化を選択するか、ガスを利用するかご判断頂ければと思います!
ecocute-koshou3.jpg
取り敢えずはエコキュートも無償で治ったし、奥様にもすりガラス越しに笑顔で見送って頂けたので良かったです!
こちらのお宅は横須賀の歯科医院をされているお宅なのですが、先生がちょっと怖目な印象を受けます。
でもちょっと怖目なのは最初だけですし、治療等に関してはとっても繊細なんですよね。
ちなみになんでそんな事を知っているかというと、この歯科医院の新規オープン第一号の患者は私なんです(笑)
あやうく近所のおばちゃんに一番を取られそうでしたが・・

良い先生ですんで、お近くの方はお勧め出来る先生ですよ〜☆


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