横須賀市公郷町『ほっこりのんびりできる家☆』お引渡し☆

2013.9.1０に横須賀市公郷町にて建築されておりました『ほっこりのんびりできる家☆』のお引渡しをさせて頂きました！
こちらは中尾建築工房に何年も通われた方が、長い時間を掛けまして、ようやく竣工とあいなったお宅となります。
人によっても家を建てる時期と言うのは、はっきりする方も居れば、はっきりとしない方も居らっしゃる事でしょう。
理由は簡単。
はっきりとしている方は方向性もはっきりとしているので、後は『こうした方が良いよ』と私達のアドバイスに沿うだけで、家造りを進める事が可能です。
でも将来的なビジョンなどもはっきりとしていない場合は、選択肢が多くて、どこで絞った方が良いかの判断がつきません。
そういった場合は私達も背中を押す事が出来ませんので『こういうケースなら、こういう方法があるよ』と言える程度に終わります。
今回のオーナー様も、ある程度のビジョンははっきりとしていたのですが、選択肢がありすぎていたと言う事もあり、時間がとても掛かった訳なんですね。
でも、ようやく、ようや〜く、自邸と言える家を竣工する事が出来ました〜☆

キッチンと畳の小上がり、そしてさらに縁側とつながる動線は、どこかで見た事のある風景。。
人気の掘り座卓の天板には、私自身も加工に参加させて頂いた神代タモの貴重な無垢板を選択しております。
こういった形のプランニングの中には、ご家族が食卓の中心となる座卓に集まった時、初めてこのバランスの良さが発揮される事と思います！
そして階段廻りは、無垢の床を選んだと同時に、無料で選べる無垢の階段材が、やさしい空気を造るのに一役買っております。
やはり中尾建築工房の建てる家は、基礎や構造も半端ないのですが、内装材なども妥協がありませんので、ホントの無垢素材だけを利用しております。
これを見れば、ご納得いかれる事だと思いますが、いかがでしょうか？

そして最後に江上棟梁が力作したハイデッキも造作されました！
こちらの建築土地は当初から谷戸と言われる敷地になりますので、山の絞り水などが多い事が予測された土地になります。
地盤改良工事を行ってから、水道（すいどうではなくみずみち）の変化のせいか、もしくは可能性としてはかなり低いのですが、近隣の水道管（横須賀市が維持所有している本管から漏水した水道水が入っている管）が破裂したせいもあってか、敷地内に水のたまる現象が起きました。
で私の経験上では、水道水が破裂して漏水しているのではなく、谷戸である特性として水がたまったのだと思っています。
もちろん水道局の方には地盤調査データを元に、きちんと調べてねとお願いしてありますからご安心を。
世の中には色んな土地があります。
こうした谷戸の土地で、水があふれる土地もあれば、山のてっぺんの様に岩盤チックな場所もあります。
色んな土地があるのですが、全ての悪条件をクリア出来る土地は、正直って予算の範囲内で叶う事はあり得ない。
でも、そういったリスクを知った上で、どの様な家を建てれば良いのかを知っていれば、人は一歩踏み出す事が出来るのも事実。
水の対策をする為に、余計な費用が掛かった『ほっこりのんびりできる家☆』
お金を掛けた分だけ。。
人よりも時間を掛けた家造りだった事もあるだけ。。
これからは、土地の特性を熟知した上で、幸せな暮らしを過ごして頂きたいと思います！
でも、ここん家うらやましい所があんだよな〜
お子さん二人が女の子なんです。
うちも女の子の赤ん坊を、一人で良いから、コウノトリが運んで来てはくれないだろうか•••