葉山町堀内|木製外壁の色合せ
木製の外壁って、割りと湘南の方では人気のある外壁になりますよね。
ま〜、人それぞれに感性の違いにもよるかと思いますけど、ある人は経年変化を楽しみたいって方もいらっしゃいます。
でも、それが嫌な方の場合は、徹底的に嫌われる外壁だったりもします。
今回、葉山町堀内にて計画中のお宅の場合は、すでにイメージが出来ているって言うか、その雰囲気にしたいとの事。
ただね〜、この色合わせって言うのが、実に奥深い何かがあるんですよねぇ・・
なにがそんなにシビアなのかって言うと、塗料が同じだとしても、下地となる木材によって仕上がった際の色が変わってしまうんです。
その例を実際に分かって頂く為に、打ち合わせ中だけど、中尾建築工房の1Fに降りて、床板材に塗装を施してみました。
左二枚の板は、床板に使っている杉板に着色をしてみました。
板はいわゆるサンダー仕上げになっています。
まずは左側から杉板に黒を一色で塗ったモノ
真ん中にある板は上が黒7割、茶色が3割
下部分は5割ずつ
右側の板は前述の板と表面の仕上げ方法が違う板になっていて、いわゆる製材したまんまの板に黒を着色したモノになります。
そして一番右手にあるのは私愛用のビシアジ竿で、タックルがDAIWA先鋭剣崎、電動リールDAIWAレオブリッツ300J、PEは・・・
ん、竿はお呼びでないって?!
そりゃ〜失礼しました〜
昨日のお休みで使ったから、ちょうど洗って干しておいたら一緒に写ってしまったみたい・・
さてと私のタックルの話は置いておいて、木製の外壁色に話を戻してみましょう。
お好みで言うと、荒い板の仕上げに近い感じの色が良いとの事ですが、黒7割、茶色が3割も捨てがたいってご意見を頂きました。
これもね〜
板の素材によって、色は全然変わってしまうんです。
同じ杉の板に塗ったとしても、それぞれ木の木目によって、塗料を吸いこむ部分と、そうでない部分があるからなんですね。
こういった色打ち合わせをする場合は、よくある色見本だけで色を決めるのはちょっと難がありますよね。
少なくともこれくらいの大きさでないと、はっきりとどれを選んでよいのか分からないと思います。
さて、葉山町堀内のお宅は、どの様な外壁色になるのでしょうか?(笑)
お楽しみに〜☆