無垢の一枚板でダイニングテーブルを造作してみる☆ブラックウォルナット編PartⅢ
前回の作業で、天板としての仕上げ工程までは完了しておりました。
後は実際に建てた家にきっちりと仕上がったブラックウォルナットの天板を運ぶだけ。。
つぎはぎの無い、本物の無垢一枚板。
しかも長くて、分厚くて、とっても迫力のある一枚板の完成です。
ところがネックになる部分も多々あったりしました。。
一見、さほど重さを感じない様に思えるのですが、元々現場でガツガツ働いてた私ですら、一人では持ち上げる事が出来ません。
なので設計スタッフにも手伝ってもらいまして、さっそく軽トラダンプに搬入。
中尾建築工房の事務所から、葉山のオーナー宅までは最速で20分掛からない程度の距離です。
なのであっと言う間に到着してしまったのですが、オーナーご夫妻と私の顔は何故か冴えません。
理由はオーナーご夫妻も、実際にその重さを知っているのです。
無垢板が到着して嬉しい反面『これ、どうやって入れ・・・る?』みたいな(笑)
それでも入れないと話になりませんので、元々置いてあったクルミの接ぎ合わせ板は2Fのワークルームへ運びました。
これは割りと簡単にご主人と二人で持ち上げる事が出来たのです。
ところがこのブラックウォルナット、相当強敵です・・
持ち上げる前からご主人と私の顔は、全然冴えません(笑)
それでも奥様に床を傷つけない様、敷物のサポートをしてもらったり、外構のアイアンフェンスを上手く活用したりして、なんとか無垢板を搬入する事が出来ました!
写メは私の熱気でケータイのレンズが曇ってしまってたのでしょう・・
画像が悪いのは仕方がありません・・
こうして4人掛けから一気に6人掛け以上のダイニングテーブルになりました!
いや〜、畳よりも分厚いブラックウォルナット、超ハンパ無い重たさでございます・・・
初めてDIYで無垢板を削る作業を行ったご夫婦なのですが、その精度はDIYの領域を超えてプロ並みだと思います。
それが分かるのが、こういった部分になります。
赤い丸を画像に入れてみたのですが、その部分がポイントとなる部分。
床は元々水平に造ってあって、脚も水平になる様になっています。
ところが無垢板の場合はここがとっても難しくて、板の反りや捻れを荒削りの段階できっちり取らなければなりません。
今回、しっかりと最初の段階で反りや捻れを取る様作業してもらいましたので、脚の部分と無垢板の間には隙間なんて微塵もございませんでしたー☆
えぇえぇ、そうですよ、私の教え方が良いのは十二分に分かってますよぉ〜
でも、もう自己満足言い飽きてる位、言ってますからそろそろ良いかなぁと(笑)
と言う事で、素人の施主でも出来るガチなダイニングテーブルの造作作業ブラックウォルナット編。
こんだけ重たいなら、俺しばらくやらなくてもいいや(笑)
これな〜、だってさー
一階リビングだからまだ良かったけどさ。
2Fリビングなんて話になったら、こんなん絶対持てないからねぇ・・
まぁ、ご希望の方は頑張って頂きましょうかね!!