これ便利!キッチンの設備機器で家事を楽する方法〜新築やリフォーム前に覚えておきたい8アイテム
家を新築したり、リフォームやリノベーションをするなら、今まで抱えていたストレスを解放出来る家にしたい。
最近の傾向では、家事は主婦が必ず行う事ではなく、男性も参加する傾向が強くなって来ました。
共働きの場合であれば、それこそどっちがやるとかではなくお互いに助け合う。
そんなイメージであれば良いのかと思います。
常に忙しく過ごしているなら、新しい家では家事を楽するキッチンの設備が欲しい。
そんな思いを抱えるあなたに、新築やリフォームリノベーションを行っている中尾建築工房から。
こんなに便利なキッチンの設備器具はありますよ。
そんな事をご紹介して行きたいと思います。
Contents
1.足の操作で水道が出せるフットスイッチ
■足の操作で蛇口から水道が出せるフットスイッチ
- 手が汚れていても水栓金具に触らず水道が出せる
- 料理で手が塞がっていても水を出せる
- うっかり止め忘れても自動停止機能がある
お料理をしていると、どうしても手が汚れてしまう事ってありますよね。
私は男性ですけど、魚などの料理はよく行います。
脂の乗った魚などをさばいた時、水栓金具をひねれば水は確かに出ます。
そのかわりに、水栓金具が必要以上に汚れてしまいます。
そのまま調理を進めると、どの様になるでしょうか。
水栓金具のみではなく、水栓金具の根元にも汚い水垢が溜まってしまいます。
これ、後で掃除するのが面倒なんですよね。
そんなストレスを無くしてくれるのが、このフットスイッチです。
フットスイッチは足で水道を出したり、止めたり出来るスイッチです。
これなら両手が塞がっていても水は出せますし、パスタなどを茹でた際の湯こぼしなどにも最適。
ついうっかり水を出すのを忘れたとしても、足で水道を出せる事によって湯こぼしを行う事が可能です。
※排水に直接高温のお湯を流すのは止めましょう。
排水パイプが熱によって変形しますし、接着剤が切れる場合もあります。
2.炭酸水の出せるグローエブルー
最近は健康志向がブームとなっており、炭酸飲料の売れ行きがうなぎ登りなのをご存知でしょうか。
グローエブルーは浄水機能を持った水栓金具で、常温から飲みやすい冷水にする事が可能な水栓です。
その水栓にガスボンベを取り付ける事によって、炭酸水を楽しむ事が可能な水栓です。
- ダイエットに専念している方
- お料理に熱心な方
- 炭酸水洗顔をしたい方
- お子さんに炭酸ジュースを飲ませたくない方
これらの方に、グローエブルーをお勧めできる水栓金具です。
昨今ではフィットネスジムなどが流行っているのと併せて、炭酸水も勢いに乗って多く販売されています。
フィットネス業界ではダイエットをしている方に、むやみに食事を取らない様に炭酸水を進めるジムもあります。
炭酸水を飲む事で、お腹が膨らんだ感じがしますので、余計に食事を取らなくても良いと言う事につながります。
炭酸水を料理に利用するケースも多々あります。
ご飯を炭酸水で炊いたりお肉を炭酸水で煮込めば、より美味しくなったり柔なくなったりします。
魚の滑りを取るにも最適ですし、煮物などでは炭酸の成分によってより味が定着しやすく時短にもつながります。
炭酸水洗顔は肌が弱い方は別として、毛穴が詰まりやすい方や脂性肌の方には最適な洗顔方法です。
血行も促進されますし、代謝も上がります。
ニキビ予防やシミ防止、アトピーの改善にも有効と言われています。
そして子育て中の奥様で、こんな風に思ってらっしゃる方は居ないでしょうか。
「コーラやスプライトを、子供には飲ませたくない!」
でも子供達はそう言った、刺激のある飲み物は好きだと思います。
炭酸水であれば甘味成分は含まれておりませんので、シンプルな美味しい炭酸水を飲ませる事も出来ますね。
意外だと思われがちですが、何気に炭酸水の利用方法は多岐にある事を覚えておいてください。
3.有ると便利なコンセント
■家電を簡単に使いこなせる便利なコンセント
- 延長コードは必要ありません
- さっと使えてさっと片付け
- スマホの充電をしながらレシピが見れる
キッチンに当たり前の様にあるコンセントは、一般的にはそれぞれ専用のコンセントが設けられています。
・冷蔵庫
・炊飯器
・電子レンジ(オーブン)
・自動食器洗い機
・電気ケトル
・コーヒーメーカー
・卓上型IHクッキングヒーター
・ホットプレート
これらのコンセントはそれぞれの場所にあったりしますし、特に動かすモノもあまりありません。
所定の場所にあってくれれば機能もしますし、使い勝手が悪いと言う事もありません。
これらは普通に付いているコンセントだと思います。
でも合って欲しい場所に、コンセントが無いって事は無いでしょうか。
・ミキサー
・スライサー
・電動泡立て器
これらの様な調理に欠かせない、調理家電の存在がありますよね。
一般的なキッチンであれば、シンクとガスコンロの真ん中にあるワークスペースの前にコンセントが合って欲しいと思います。
千切りが苦手な奥様なら、スライサーは簡単に使える家電です。
お菓子を作るのが好きな奥様なら、ミキサーや電動泡立て器の存在は忘れたくはありません。
いずれも調理をする上で欲しいコンセントは、収納部分ではなくワークスペースの前に欲しいのです。
オーダーキッチンや高級なシステムキッチンには、当たり前の様に付いてくるワークススペースのコンセント。
お高いキッチンでなくとも、対面に壁を設ける事でコンセントは付けられます。
家を新築やリフォームするなら、忘れたくは無い存在ですね。
間取りの事や予算の事で頭がいっぱいで、つい忘れがちになりそうなのがコンセント。
あらゆるキッチンのオプションの中では、おそらく一番安い価格で付けられるモノでは無いでしょうか。
新築やリフォームした家のキッチンで、料理の腕前を発揮するなら。
ぜひ、キッチンコンセントの存在は忘れないで頂きたい選択肢だと思います。
4.料理の下ごしらえが楽になる3層シンク
■3層の立体的な構成のシンク
- 野菜を洗いながらその場でカット出来る
- いろいろな作業がその場で同時にできる
- 料理の下ごしらえをしながら洗い物も出来る
- 全ての作業をシンク内で完結出来る
もともとは欧米で主流になっていた、立体的な構成のシンク。
くれぐれも横に3つの層があるシンクではなく、縦に階層を設けたシンクです。
縦の階層にはそれぞれのプレートがあり、洗った野菜の水切りをしたり。
縦の層が何層もありますから、その場で様々な作業が同時に行う事が可能です。
品数が増えれば、洗い物だって途中で出来ちゃいます。
料理好きな奥様にとって、全ての作業をシンク内で完結出来てしまうと言う事は。
シンクさえ洗い終えてしまえば、他のところは汚れないと言う事になります。
ただし大変人気のあるシンクですから、キッチンメーカーの中では大変な騒動になっている事もあります。
日本ではトーヨーキッチンスタイルが、最初に3Dシンクを商標登録をしました。
追随するキッチン業界では類似したシンク合戦が起きたり、裁判までになるほど人気のあるシンクです。
国内のシステムキッチンメーカーでは、この3層のシンクを様々な名前で呼ばれています。
- ステップシンク
- 3層シンク
- マルチシンク
各社謳い文句は若干変えども、それぞれがシンクの中で料理を完結する事を謳っていたり。
とても人気のあるシンクです。
この他にもシンクメーカーでは、シゲル工業のJS15シンクシリーズ。
トヨウラなら、プレミアムシンクシリーズ。
この様に立体的に使える、3層構造のシンクがある事を覚えておいてください。
※便利だからとあまりにも層を増やすのは注意が必要です。
層を設けた分だけシンクが深くなり、その分の収納が失われる事があります。
忙しい毎日だからこそ、主婦(夫)にとっては必要最小限で作業を終えたい。
私も料理は好きな方ですから、この立体構成を持つシンクは是非とも採用しようと思っているシンクです。
5.入れるだけで綺麗に洗える食器洗い機
■研究され尽くしたビルトイン食洗機
- 開閉はノック2オープン
- 階層ごとに分かれた機能的なカトラリー
- 最短洗い時間は58分
- 最小消費水量は6.5L
- 洗いあがったらオートオープン乾燥
ビルトイン食洗機と言えば、国内モノもあります。
ですがありとあらゆる面を考えても、ヨーロッパのビルトイン食洗機には敵いません。
国内モノが上から投入する方式に対して、ヨーロッパ製品はフロントドアがフルオープンするフロントオープン方式。
食洗機自体の容量も国内モノに対して、ヨーロッパ製品は大容量のスペースを確保しています。
さらに国内モノのビルトイン食洗機は鍋やフライパンが入らないのに対して、ヨーロッパ製品は受け入れられるスペースがあります。
ヨーロッパブランドの食洗機には、下記のメーカーがあります。
- Miere(ミーレ)
- GAGGENAU(ガゲナウ)
- AEG(アーエーゲー・エレクトロラックス)
- ASKO(アスコ)
- BOSCH(ボッシュ)
何より洗った仕上がりのクオリティは、ミーレの食洗機に叶うメーカーはありません。
様々なヨーロッパのメーカーがビルトイン食洗機を販売しておりますが、その中でもダントツなのがドイツミーレ社のビルトイン食洗機と言えるでしょう。
ユーザーの期待に応える様々な洗浄プログラムの多さ。
常に機能を上げ続けているその姿勢は、他のメーカーの追随を全く許しません。
覚えておきたいのは、ミーレは食洗機以外にも掃除機や洗濯機などのラインナップもあります。
家を綺麗にするヨーロッパブランドの代表格とも言えるでしょう。
6.生ゴミが減るディスポーザー
■生ゴミ処理の強い味方ディスポーザー
- 生ゴミの腐敗臭から解放される
- ゴミ箱に小蝿がたからない
- ゴミ袋の水分が床に垂れない
- 三角コーナーが要らなくなる
家事を行う上で最も面倒なのが、生ゴミの存在。
食べ物は放置すれば、腐敗するのは当たり前のモノです。
仮にゴミ箱に入れておいたとしても、前日の晩ご飯にお魚でも頂けば。
夏場などは匂いが出てしまったりゴミ箱の周囲に小蝿がたかってしまったりします。
またゴミ出しの際に気をつけていないと、ゴミ袋に水分があれば溢れて床のシミになってしまう事もあります。
そんな心配やストレスを限りなく解消してくれるのが、このディスポーザーの存在です。
排水部分にセットされた、ディスポーザーに生ゴミを入れる。
水を出しながらスイッチを入れると、そのまま生ゴミを粉砕してくれるのがディスポーザーです。
流した生ゴミは跡形も無くなりますので、結果的にはシンクの中に三角コーナーが要らなくなる。
そんな利便性を持つのがディスポーザーです。
もっとディスポーザーについて、詳しく読みたい!
そんな奥様は、下記のリンクでディスポーザーの解説をご覧頂ければと思います。
7.安心の家庭用生ごみ処理機
ディスポーザーでは自治体の法律があって、なかなか使う勇気が無い。
そんな方におすすめ出来るのは、家庭用の生ごみ処理機の存在です。
ディスポーザーと決定的な差は、生ゴミを処理してくれる事。
- ディスポーザーは粉砕して流す
- 生ごみ処理機は処理して水だけを流す
残ったゴミは乾燥させて生ゴミの20分の1の大きさまで小さくします。
さらに残ったゴミは有機肥料として、畑などの肥料にする事も出来ます。
ディスポーザーと似ているモノですが、こちらはどの自治体でも認められている商品です。
残った肥料を出し入れするのが面倒で無ければ、生ごみ処理機は使いやすい商品と言えるでしょう。
ただしデメリットは少なからず存在します。
容量が大きいので、どうしてもキッチンの収納スペースを大幅に失ってしまいます。
ディスポーザーにしても、生ごみ処理機にしても、いずれも家庭のゴミ問題を楽にしてくれる商品です。
取り扱いさえ間違えなければ、どちらも便利な家電になると言えます。
8.選べるクオーツやセラミックの天板
■耐久性の高い天板
- シミがつかない
- やかん程度ならクオーツに直接置ける
- セラミックなら焼けたフライパンも直接置ける
- 熱に強くて硬い
キッチンの天板と言えば、ステンレス。
もしくは人工大理石などしか無いと思われがちです。
でも新築の注文住宅に特化している中尾建築工房では、無垢材の天板を扱う場合もあります。
そしてここでご紹介するクオーツや、セラミックなども採用する事があります。
特に料理をとことん楽しみたい方にはオススメしています。
熱い料理を同時に作っている際、どうしてもコンロからどかしたい鍋などがあるかと思います。
これらの天板、特にセラミックは熱にも強くて硬いです。
焼けたフライパンなどを直接天板に置く事も出来たりします。
どちらかと言えば熱に弱いクオーツでも、お湯の入ったやかん程度であれば置たりする事が可能です。
「鍋敷き出しておくのを忘れた・・・」
そんな時でも安心な素材です。
モノによってはまな板を使わずに天板でカット出来るモノもあったり。
パン生地やピザ生地なども、天板の上で捏ねる事も可能です。
料理のレパートリーが増えたりすると、あると嬉しい天板の素材であると言う事を覚えておくと良いかもしれません。
デザインもそれぞれたくさんありますので、見るだけでも面白いのもクオーツやセラミック天板の特徴ですね。
9.まとめ
いかがでしたでしょうか。
お鍋や包丁、まな板などの小物であればいつでも購入する事が可能です。
でも便利な設備機器を入れるのは、新築やリフォームリノベーションの時くらいです。
何度も家を建てたりする訳ではないので、ぜひじっくりと必要なモノをお選びになってください。
私が思うには、いつの時代になっても色褪せのないモノこそ、コストを掛ける意味があると思います。
全ては無理かもしれませんが、あなたにとってストレスを緩和してくれる便利な設備があるはずです。
ぜひ、あなたにピッタリな設備機器を選んでくださいね。