葉山でグランピングやSUPを楽しむ〜それなら自然素材の家を建てて移住しませんか〜
都内や他県から葉山にお越しになられる方にとって、葉山は日本のリゾート地の様なイメージが定着しているかと思います。
グランピングが山や湖のほとりで楽しむ事に対して、葉山のショップではビーチグランピングと言う海でのグランピングを提案しています。
中にはグランピングと言えども、ビーチフロントのレンタル邸宅で週末を楽しむニーズもある様です。
今回は葉山で自然素材の家を専門に建てている中尾建築工房から、葉山のグランピングやSUPを楽しむなら。
いっそ葉山に移住して、住んでみるのはいかがですか?
そんな事をご紹介していきたいと思います。
Contents
1.葉山でのグランピングはレンタル邸宅?
葉山のイメージと言えば、都内や他県からお越しになられる方の場合、リゾート地の様なイメージがあるかと思います。
そのイメージを向上させている存在としては、葉山マリーナがある事で有名だったり、お洒落なカフェレストランがあったり。
そんな部分も起因するかと思います。
では葉山でグランピングをすると言えば、どこで楽しむ事になるでしょうか。
葉山と言えば、やっぱり海!
このイメージが強いと思います。
ただし海のリゾートのイメージが強い場合は、砂浜でグランピングを楽しめるかどうかと言うのも疑問が残ります。
なぜだか、お分かりになりますか?
実はこれらの弊害も、葉山の海辺にはあります。
都内暮らしの方からすれば、砂浜で食事を取るのは物珍しくて楽しそうかもしれません。
ですが実際に砂浜や道路で食べ物を持っていたりすると、空ではトンビが旋回してあなたの食べ物を狙っている事があります。
これは葉山に限った事では無いのですが、湘南の海ではトンビの襲来を受ける事が当たり前になってます。
ですからバーベキューなどをしていても、空にトンビがいる場合はバーベキューどころではなくなってしまいます。
年々、人様の食べ物を取るのが上手になってますので、トンビもなかなか賢いな・・
そんな風に思ってしまいます。
皆さんはブヨって名前の虫を聞いた事があるでしょうか。
蚊などは刺す感じですが、ブヨは噛み切る感じです。
ブヨは綺麗な水脈が流れる場所に居る虫です。
噛まれるとかなり腫れ上がったりしますし、掻きむしってしまうと爛れたりもします。
ブヨが発生するシーズンは、3月から10月あたりで発生すると言われています。
まさにシーズン真っ只中ですから、ちょっと気になってしまう方も多いと思うのです。
私もお休みの時には葉山のあぶづり港から釣り船に乗るのですが、やっぱり年に1〜2回程度はやられる事があったりします。
ブヨに効く虫除けスプレーは、必須の存在です。
チンクイと言う名前を聞いた事はありますでしょうか。
甲殻類のプランクトンです。
割と海辺の浅瀬に居るプランクトンなので、海水浴などでは遭遇する機会が多いと思います。
チンクイは体表がトゲトゲになってますので、チクリと刺さった感じがします。
その後は痛痒い痛みや違和感が起きますので、グランピングどころでは無くなってしまいます。
クラゲの仲間で、カツオノエボシと言う青色の電気クラゲが居ます。
砂浜に打ち上げられていたり、海に漂っていたりする電気クラゲです。
これに刺されると、とんでもなく痛みが走り病院送りになってしまいます。
私も釣り船でカツオを釣った際に、なぜか釣り糸にカツオノエボシがもれなく付いてきた事があります。
触った瞬間に「痛っ!」となるほど、強烈な痛みを体験しました。
死んでいても毒性は無くなりませんので、絶対に触ってはいけないクラゲです。
この様にリゾートのイメージで遊びに来ると、結構痛い目に合うのが葉山の海です。
せっかくの休日に、そんな経験をしたくは無いと思います。
ですからビーチでのグランピングがさほど流行らず、ビートフロントのレンタル邸宅やレンタルスペースが主流になってもおかしいとは思えません。
むしろ安全に楽しむ事を考えたら、レンタル邸宅やレンタルスペースの利用は有効だと思います。
2.レンタル邸宅やレンタルスペースも割高
砂浜には危険がいっぱいある事が分かりたく無い様で、分かってしまったかと思います。
それならビーチフロントの、レンタル邸宅やレンタルスペースはどうだろう。
これらのサービスには、バスルームやトイレも完備しているところもあって、結構安心して利用が出来ると思います。
グランピングからは脱線するかもしれませんが、食事などはインナースペースで。
景色を楽しむなら、外のデッキスペースで。
これなら目の前の海を楽しむ事も出来ますし、海で泳ぎたければ泳げたりもするでしょう。
戻って来たら、シャワーで洗い流せてしまいますし、時間の範囲内であれば好きな時間でビーチフロントの非日常が楽しめるかと思います。
でも気になるのは、その料金では無いでしょうか。
海に行きたい季節であれば、オンシーズンですから週末などはとても高額な料金だと思います。
平日やオフシーズンであれば、価格も下がってなんとか利用が出来そうですが。
オンシーズンはそれこそ、高級ホテルの正月価格と変わらないと言っても過言ではありません。
清掃費用も別計上ですから、それこそ出費が多いのは否めないでしょう。
そこで思うのですが、あなたは葉山でグランピングをしたいのでしょうか。
それとも葉山の空気感を楽しみたいのでしょうか。
それだったらいっその事、葉山に住んでみたらどうなのでしょうか。
そんな選択肢があっても良いと思うのです。
3.葉山に移住をすると言う考え方もある
葉山に移住を計画する時、真っ先に思うのは不便になってしまうのではないかと言う事だと思います。
ですが意外にも葉山在住で、都内勤めの方の数は少なくないのです。
誰しもが会社の社長である訳ではありませんので、高速道路を利用して自家用車の運転手付きと言う訳ではありません。
JRの逗子駅や、京浜急行の逗子葉山駅を利用して、都内に通勤されてる方もたくさん居らっしゃいます。
慣れてしまえば不便に感じる事も無く、逆に通勤時間でONとOFFの切り替えが出来ると言う話もよく聞きます。
移住してしまえば、休日などはSUPを朝から楽しむ事も出来ますし、午前中はゆっくり過ごして午後から海を楽しむ生活も良いでしょう。
葉山で暮らされている方たちは、皆さん葉山好きの方ばかりです。
砂浜を歩いていれば、自然と挨拶などもされるでしょうし、気の合う方とお友達になる事が出来るかもしれません。
漁港を歩いて漁師さんとも仲良くなれれば、美味しいシラスや魚を分けてもらえるかもしれません。
波の高い日の後に浜辺を歩けば、天然のワカメや海藻を拾ったり出来るのも葉山の特徴だったりします。
きっとリゾートと言う観点で見ていた葉山と、実際に住む葉山とではリゾートと言う感じではなく。
ゆるい時間の流れる、葉山独特の生活を楽しめるかと思います。
4.SUPを楽しむならレンタルショップから
葉山の海では、方々でSUPのレンタルをしてくれるショップが立ち並んでいます。
そんなお店に行って顔なじみになると、葉山に移住される方にとっては頼もしい存在になるかと思います。
最初は色々とショップの方に教えてもらったり、SUPもレンタルで構わないかと思います。
それこそビーチフロンに家があればまだしも、SUPの板もまぁまぁ大きくて重たいです。
ですから当面はレンタルモノを利用するのは、正しい選択だと思います。
慣れて来たら、持ち運びのしやすいボードを購入しても良いのかもしれません。
いずれもショップさんが居てくれる事で購入の相談も出来ますし、メンテナンスの方法も教えてもらえる事でしょう。
この他、葉山の海を楽しむなら、SUPのみではありません。
カヤックだったり、ボートだったり、スキューバダイビングだって気軽に始める事が可能です。
中でもあまり知られてないのが、葉山がスキューバダイビングの絶好のポイントがあると言う事です。
このブログ記事を書いてる私は、葉山でスキューバダイビングのライセンスを取得しました。
夏のシーズンよりも、ダイバーにとっては冬の海の方が人気があります。
それは海の中がとても綺麗で、透明度がとても高くなるからです。
夏の海ではあまり透明度は高くないのですが、それこそ20メートル先でも海の中が見渡せます。
真冬はドライスーツを着て潜るのですが、ウェットよりもドライスーツの方が浮力調整が難しくなります。
だんだんと浅くなる葉山の海は、ダイバーにとっても腕の差が出るポイントと言われています。
葉山の海はダイバーにとって、上手な方ほど長く海の中を楽しめるポイントとして有名だと言う事も覚えておいてくださいね。
もちろん釣り船だってたくさんありますから、旬の美味しい葉山の魚を楽しむ事も出来るでしょう。
きっとリゾート地のイメージで捉えていた葉山が、自分の地元と思える様になるのは間違いないと思います。
5.移住するなら湿気の対策が出来る自然素材の家がおすすめ
取り敢えず物は試しに葉山に住んでみよう。
そう思って行動した方が、ほぼ100%の確率で同じ感想をおっしゃいます。
それはなんでしょうか。
葉山独特の海からの湿気。
緑がたくさんある事による山からの湿気。
葉山は海の前でも山の上でも、どちらも湿気の宝庫とも言えます。
もれなく付いて回りますので、クローゼットや下駄箱などの収納物が湿気やすいのです。
ですからせっかく移住を決めたなら、快適な暮らしを過ごす為にも自然素材の家を建ててみてはいかがでしょうか。
その場の空気と自然素材の性能を上手に組み合わせる事によって、自然素材の家は葉山に永住するのに最高の家となります。
外に出かけた際の湿気は仕方ないけど、家の中の湿気は避けたいですよね。
湿気はカビの元にもなりますし、有りすぎる湿気は洗濯物の影響も計り知れないモノがあります。
葉山はほとんどの場所で、景色が楽しめるエリアとも言えます。
ですから2Fをリビングに造る家が、割と多いのも葉山の特色です。
自宅のリビングからの眺望を嗜み、家の中で無垢材のフローリングや珪藻土の天井や壁。
どの素材も調湿をする作用がありますから、外の湿気を調湿してくれる事によって室内の空気をきれいに保ってくれる役割を果たします。
中にはとても高いルーフバルコニーを造って、江ノ島の景色を堪能したり。
自宅のルーフバルコニーで、葉山の花火大会を堪能する事も可能です。
砂浜まで行かなくても家で花火が楽しめるなんて、最高の贅沢な瞬間だとも言えるででしょう。
ぜひ湿気の対策を施した自然素材の家に住むことで、あなたが葉山でやりたかった全てを堪能して頂ければ幸いです。
6.まとめ
いかがでしたか。
私も長い事、葉山で建築の仕事をして来ています。
湘南エリアの中でも、葉山だけは独特の空気が流れる町です。
忙しい毎日を過ごしている方ほど、葉山の空気感を楽しんで頂けるんじゃないかなとも思います。
ぜひグランピングの小洒落たテント暮らしではなく、実際に住んでみてください。
きっと目から鱗の、あなたらしい葉山暮らしが待っていると思います。