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セルフビルドで書斎のデスクを造りたい!葉山町堀内『のんべんだらりの家』

 
  2019/04/05
セルフビルドで書斎のデスクを造りたい!葉山町堀内『のんべんだらりの家』
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既に引き渡しは終わっていて、大変だった天井と壁の珪藻土塗りも終わった葉山町堀内『のんべんだらりの家』

 

新築の注文住宅は、すでに建て終わったのだけど。

 

今度は、書斎に使うデスクと本棚を造りたいと言う相談がありました。

 

すでに材料は購入済みらしいのだけど、私が電話で聞いてる限りでは。。

 

イマイチ、なにを仰られているのかが分からない。

 

まー、まとまってないからなんでしょうけど。

 

なので、実際に事務所に来てもらって、どうしたいのかの説明をしてもらう事になりました!

 

hayamamachi-horiuchi-o-seshu-zousaku-desk.jpg

 

中尾建築工房の打ち合わせスペースには黒板がございます。

 

この黒板に色々書き込みますので、非常に便利だったりするんですね。

 

造作関係は、私が元々スーパー大工でしたので、分からない事などありません。

 

だから収まり具合について、不鮮明な部分を最初に見つける事が出来るんです。

 

オーナーご主人様は、これから半独立的な働き方をされるとの事ですから、このデスク作りは非常に重要度合いが高いのです。

 

と言う事は、失敗させる訳にもいかない。

 

とは思いつつ、どんな感じでご主人の説明を聞いているかって言うと。。

 

 

hayamamachi-horiuchi-o-seshu-zousaku-desk2.jpg

 

完全にダラダラモードで話の説明を聞いています(笑)

 

この日は、あと一組の相談を聞いたら仕事も終わり。

 

のんべんだらりの家オーナーの相談だけに、ダラダラモードで話を聞いてしまいました!

 

そしてだらりとはしておりますが、指摘する部分に関しては。

 

そこはやっぱりスーパー大工ですから、一つ一つ明確な指摘をさせて頂きます。

 

hayamamachi-horiuchi-o-seshu-zousaku-desk3.jpg

 

段々と、収まり具合が頭のなかに入って来たみたいです。

 

そして私は、新築相談の対応をしなくてはなりませんでした。

 

ので、やり方だけを説明して、しっかりと頭の中で収まりを整理して、さらに黒板にも書き加える様にしてもらったんです。

 

ここで大事なのは、自分の頭の中で、立体を作り上げてからセルフビルド作業をしてもらいたいんです。

 

私が現役の大工だった時、頭の中でフレームや収まり関係を全て立ち上げる事をしてました。

 

図面も端から端まで、しっかりと立ち上げてから出ないと、作業に無駄が出てしまいます。

 

そしてより綺麗なおさまりを心がけておりましたので、頭の中で整理をする事の大切さをなによりも知っています。

 

セルフビルドだからと言って、適当な造りになるよりは。

 

大工と同じ様に頭を使える様になれば、より大工に近いクオリティのDIYが出来る様になるんです。

 

現に中尾建築工房のオーナー様には、DIYには全く興味の無かった方が来る。

 

そしてやり方、コストダウンの説明をして、手ほどきをする。

 

そうすると、DIYがめっちゃ大好きになっている方が、多く居らっしゃるんですよね。

 

hayamamachi-horiuchi-o-seshu-zousaku-desk4.jpg

 

そしてこの様に材料の木取りをして、板の枚数を確認。

 

そして組み上げる際にも、パーツの忘れが無い様に。

 

それぞれチェックを入れて、仕上がり寸法を記載して、後はカットし組み上げる事だけになりました。

 

実際に造るのは、はっきり言って簡単だと思う。

 

むしろ、その前段階の作業がしっかりしてないと、全然作業も進まないんだよね。

 

これがいわゆる、段取り八分。

 

段取りが八割終わっていれば、後は二分しかないのだから簡単でしょ?

 

と言う事なんですね。

 

デザインがお仕事のご主人様ですから。

 

それなりの仕上がりで、造作をコンプリートして頂きたいと思います!

 

後は手が震えなければ!

 

まぁ、だいじょうぶかな(笑)

 

今週末の作業、頑張っちゃってくださーい⭐︎

 

 


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