葉山町一色に家を建てる!地盤調査の結果は?!
現在プランが確定して、地盤調査に入った案件がございます。
場所は葉山町一色。
葉山と言えば、自然が残る風光明媚な人気のエリア。
仕事は都内に行くけど、休日は葉山でゆったり過ごしたい。
そんな方に人気であるほど、海も山も心地よいエリアだと言えるでしょう。
ところが。
そんな自然な環境だけに、割と地盤については。
不安の残る場所柄でもあります。
それこそ私が大工見習いの修行時代には。
なぜか基礎工事の人力掘削を任されて。
シャベルで掘ったら、水道管を破裂させたかの勢いで。
水が噴き出すところもあれば。
ちょっと掘ったら、水が湧いて来て。
長靴なのにもかかわらず、膝近くまで埋まってしまう程。
軟弱な地盤がありました。
懐かしい話ですが、それほど水っ気は多いエリアなのです。
おかしいんだよな・・・
俺、大工見習いで入ったのに、なぜか鳶の仕事(基礎、建て方、足場)もやってたし・・・
それだけに、葉山の家々を計画する場合。
地盤調査を入れない限り、安心は出来なかったりするんですよね。。
さて、今回の葉山町一色に家を建てる!
その地盤調査の結果は?!
これ、地盤調査の速報データの一部。
実際には調査敷地状況図や、各測定地点の試験結果を見て判断されるのですが。
建物の重さは1㎡辺りに対して、少なからず20knの重さが掛かるのですが。
この敷地の長期許容応力度については、1㎡辺りに対して39knある。
つまり。
全然、ヨユーって事に成る。
各測定地点の試験結果も5枚あるのですが、どれも安定した地盤と言えるでしょう。
と言うか。
これ、地山だと思います。
高低差がある敷地において、土留めなどがあったりしますが。
これが垂直に立てる、擁壁で無いのが一つのポイントですね。
これ、現場とは違いますけど。
同等の間知ブロックになります。
このブロック、斜めにそびえ立つので。
その分、敷地の範囲は狭くなりますけど。
断面を見ると、ご覧の様になっています。
利点としては、必要以上に土を掘り返す必要が無い事。
地山もほじくり返したら、当然地耐力は下がります。
ここはその地山を必要以上に削らず、間知ブロックでの施工。
これが垂直にそびえ立つ、擁壁だった場合。
ご覧の様に、立ち上がる擁壁部分。
そして、それを支える底版もセットで擁壁となります。
この擁壁を作る為には、がっつりと地山を削らなければなりません。
底版側については、そっくり土を取り去り。
底版を作ってから。
立ち上がりの擁壁を作って。
そして底版の上に土を盛り換えして完了。
これをやってると、底版のある部分はコンクリート。
地山の部分は粘性土。
すると地耐力についてもバランスが悪い事から。
表層改良工事や、柱状改良工事と言った地盤改良工事が必要になるのです。
良かったですね!地山で(笑)
と言う事で、葉山町一色に家を建てる!
地盤調査の結果は?!
何にも問題なく、素晴らしい調査結果でございましたー☆