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珪藻土や漆喰のひび割れや穴埋めの補修方法を教えます

 
  2019/06/23
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珪藻土や漆喰の割れや穴埋めの補修方法を教えます
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珪藻土や漆喰にひび割れや穴が空いてしまうと、人によっては相当がっかりするかもしれません。

 

工務店にお願いして、補修をしてもらわきゃないけないかしら・・

 

でもそこは、ちょっと待ってみてください。

 

工務店は家を建てる専門職だからと言って、必ず綺麗に治せる訳ではありません。

 

なぜなら漆喰や珪藻土の補修については、本職の左官職人さんですらやりたがらないのが本当のところです。

 

左官職人さんがひび割れや穴を綺麗に出来るのは、ほぼ上塗り作業だけとなります。

 

ですから工務店なら必ずしも、珪藻土や漆喰のひび割れや穴埋めが綺麗に出来る依頼先と言う訳では無いのです。

 

珪藻土や漆喰のひび割れや穴埋めに悩む方は、この様な方々が居らっしゃるかと思います。

 

これから家を新築するのに、珪藻土や漆喰を検討しようかな・・

 

 

すでに珪藻土や漆喰で家を建てたのに、ひび割れが出てしまって困っている。

 

そんな方の為にも、珪藻土や漆喰を常に扱って新築の家を建てている中尾建築工房から。

 

より綺麗に仕上がる珪藻土や漆喰の、ひび割れや穴を埋める方法をご教授したいと思います。

 

1.家庭にあるモノで補修に挑戦してみよう

1.家庭にあるモノで補修に挑戦してみよう

 

まず最初に用意するのは、こちらの道具を今回は使用したいと思います。

 

  • 珪藻土や漆喰材と紙皿
  • 水と紙皿
  • コーヒーの混ぜる棒
  • 古い歯ブラシ
  • マスキングテープ

 

なぜこの様な簡易的なモノばかりで、補修をするのかと疑問を持たれる方も居るでしょう。

 

特に専門的な道具が無くても、実は珪藻土や漆喰の補修は出来るんです。

 

そして一般の方でも、珪藻土や漆喰の補修は可能だと言う事を証明したいからなのです。

 

私の場合は元大工の職人上がりですから、これ以上の材料や道具は必要ありません。

 

ですが初めて補修をやろうと思っているなら、これら以外にも下記のツールを用意する事にしましょう。

 

  • 床や壁面を汚さない養生シートや養生テープ。
  • ゴーグル
  • 薄い手袋

 

 

せっかく綺麗に補修が出来たとしても、床に珪藻土を落としたり。

 

補修箇所の下の壁面に垂らしてしまっては、補修をする場所を増やしてしまうとも思います。

 

ですから自信の無い方は、まず最初に養生をしっかり行う事から始めてみてください。

 

ゴーグルは、珪藻土や漆喰が目に入らない為のモノです。

 

そして薄い手袋は、手荒れを防ぐためにあると良いかもしれないモノです。

 

私の場合は自己責任でやりますので、これらのツールは用意しませんが。

 

自信の無い方の場合、ご用意される事をお勧めしたいと思います。

 

2.ひび割れやクラック補修作業1 マスキングテープを貼る

2.割れやクラック補修作業1 マスキングテープを貼る

 

珪藻土や漆喰の補修をする際、まず最初に養生をしっかり行う事がポイントです。

 

よくありがちな補修方法は、養生をしないでいきなり塗り込んで行く方法があります。

 

この作業は割と簡単に補修が出来ますが、正面から見た際と横から見たのでは。

 

仕上がった時に、微妙なクオリティになってしまいます。

 

仮に珪藻土や漆喰を綺麗に拭き取れたとしても、水分の量で艶色が変わってしまいます。

 

また珪藻土や漆喰を拭き取る際、しっかり拭き取り切れない場合もあるでしょう。

 

古い珪藻土や漆喰では、新しく塗る珪藻土や漆喰に比べて色が変わってしまっています。

 

ですから綺麗な補修を目指すのなら、極力補修箇所を小さくするのがマストです。

 

その為にも、マスキングテープは必須のツールだと思ってください。

 

始めての珪藻土や漆喰の補修を成功させたい場合、まずは最初にひび割れや穴の養生をしっかりと行う事が大事だと言う事を覚えておきましょう。

 

それではまず、補修前の状態を確認しておきましょう。

 

補修前

 

周囲が汚れているのは、ここでは気にしない様にしてください。

 

工務店の事務所は致し方ない部分ですから、ここは突っ込んではいけない部分です(笑)

 

割れの方は、1mm程度のクラックになります。

 

これをクラックになりマスキングすると、こんな状態になります。

 

マスキング後

 

それではまずひび割れの方から、養生の解説を始めてみたいと思います。

 

まずはマスキングテープを補修箇所の周りに貼ります。

 

テープはひび割れたギリギリの部分を、しっかりと狙って貼りましょう。

 

ひび割れより広がっていたとしても、最大で1mm程度を基準にしましょう。

 

参考までに今回のひび割れについては、一番補修の難易度が高い校倉(あぜくら)仕上げです。

 

仕上げ面がガタガタしておりますので、フラットな仕上げや一般的なパターンに比べて補修が難しいのです。

 

  • ポイントとしては、一気にやろうとしない
  • ひび割れなりにマスキングテープを貼る
  • 地道こそがクオリティの良さが出る

 

マスキングテープを貼る際、画像の様に小さくカットしながら行うのがコツです。

 

そもそもひび割れがまっすぐに割れているならまだしも、そんな条件で割れてくれる訳ではありません。

 

ですから小さく切って、割れから1mm以上離れない様にマスキングテープを貼って行きましょう。

 

校倉(あぜくら)仕上げの場合は、しっかりと凸凹に対応する様に押しながらテープを貼って行きます。

 

凹凸もありますし、クラックも真っ直ぐではありませんから、マスキングテープが細切れになっても仕方がありません。

 

この様な仕事の中で大切なのは、この養生が最も大事です。

 

時間が経過した壁面と合わせる為にも、余計な部分に珪藻土や漆喰を残さない様にしましょう。

 

3.ひび割れやクラック補修作業2 珪藻土や漆喰を割れやクラックに押し込む

2.割れやクラック補修作業2 珪藻土や漆喰を割れやクラックに押し込む

 

補修で大切なのは、材料をひび割れやクラックに押し込む事が大切です。

 

ここではクラックの大きさが小さいので、パテなどを使う事はお勧めしません。

 

全て珪藻土や漆喰を詰めて、割れやクラックの調整をしたいと思います。

 

まずは紙皿に入っている珪藻土を、コーヒーのマドラーで押し込んで行きます。

 

この時、しっかりと押し込む事が重要です。

 

ひび割れが表面割れならまだしも、石膏ボードまで割れやクラックが入っている場合があります。

 

この場合はしっかり詰めても、割れやクラック部分に入った珪藻土や漆喰が痩せてしまいます。

 

ですからしっかりと押し込んで塗って行きましょう。

 

そして押し込みながら、余分な珪藻土や漆喰をマスキングテープの上に退けていきます。

 

材を押し込みながら余分な珪藻土や漆喰をマスキングテープの上に退ける

 

養生テープの上に必要以上の珪藻土や漆喰が乗っている場合、テープを剥がせばとてつもない盛り上がった状態を作ってしまいます。

 

ですからここでは丹念に、余分な珪藻土や漆喰をテープの上に移動させます。

 

ポイントは補修箇所のマスキングテープの際(きわ)が、しっかりと目で確認を出来る事が大切になります。

 

この状態になったら、一旦作業の手を止めて乾燥度合いを観察しましょう。

 

部屋の室温や季節にも寄りますが、若干珪藻土や漆喰に水分が残っている辺りで、二回目の珪藻土や漆喰を詰めて行きます。

 

この工程は先ほどの工程の繰り返しになりますので、同じ様に作業を行ってください。

 

4.ひび割れやクラック補修作業3 マスキングテープを剥がす

3.割れやクラック補修作業3 マスキングテープを剥がす

 

二度塗りをして、珪藻土や漆喰が痩せないのを確認出来ましたか。

 

痩せていれば三度塗りに入りますが、痩せなければマスキングテープを剥がす作業に移行します。

 

タイミング的には、珪藻土や漆喰の水分が若干残っている段階です。

 

完全に硬化してしまうと、マスキングテープが綺麗に剥がれない場合があります。

 

ですから若干の水分が残っている段階で剥がすのが、最もタイミングの良い時です。

 

剥がす際にはなるべくひび割れやクラックの箇所から、外に向かって剥がして行きましょう。

 

マスキングテープの剥がし方

 

感覚的には剥がすと言うより、珪藻土や漆喰を綺麗に切るイメージで剥がしてください。

 

こうすると、マスキングテープが上手に剥がれてくれるはずです。

 

剥がし終えた補修箇所

 

マスキングテープの分だけ厚みを持った、補修箇所が出来上がりました。

 

小さい穴の開いた部分もありますが、ここはタッチアップで再度珪藻土や漆喰を詰め込んでください。

 

この段階では多少固まってますが、水の加減で珪藻土や漆喰の調整をする事が可能です。

 

なるべく優しく、歯ブラシなどで少しの段差を均して行きましょう。

 

少し水を含んだ歯ブラシで調整

 

ほんの少しだけ水を含んだ歯ブラシで、段差を解消して行きます。

 

ここでの作業は、ゴシゴシは絶対にダメです。

 

下手をすると、珪藻土や漆喰が全て取れてしまう事にもなりかねません。

 

男性なら奥様を触る様に。

女性なら赤ん坊を触る様に、優しく調整をして行くのが望ましいと思います(笑)

 

そして乾燥してしまえば、珪藻土のひび割れやクラックの補修は完成です。

 

割れやクラックの補修完了状態

 

いかがでしょうか?

 

珪藻土や漆喰の仕上げで、最も難しいと言われている校倉(あぜくら)仕上げですら。

 

この様にひび割れの補修を行う事が、可能なのだと言う事を覚えておいてくださいね。

 

5.棚を固定していた穴埋め補修作業1 マスキングテープを貼る

4.棚を固定していた穴埋め補修作業1 マスキングテープを貼る

 

まずはマスキングテープを貼る前に、穴の周囲にあるバリを取り除いてからテープ作業に入ります。

 

穴から出ている、糸状のモノは無いだろうか。

 

浮いてしまった珪藻土や漆喰の面は無いだろうか。

 

出っ張ってしまっている部分は無いだろうか。

 

これらを確認しましょう。

 

これらがあるのであれば、そこは取ってしまいます。

 

それからマスキングテープの作業に入りましょう。

 

マスキングテープの貼り方に関しては、ひび割れやクラックの場合と同じで穴の周囲から最大で1mm程度の距離にマスキングテープを貼って行きます。

 

穴の周囲の段差なども確認しながら、しっかりとマスキングテープを貼って行きましょう。

 

ひび割れやクラックの場合も同じですが、私の場合はカッターでテープをカットする事はあまりしません。

 

穴やクラックは自然な形で開いてしまうので、指で押さえてマスキングテープをカットします。

 

カットというよりも、ちぎっていると言った方がしっくり来るかもしれません。

 

丸い穴を補修するのですから、手でちぎったテープの方が作業性は良いと思います。

 

全て張り終えると、この様になります。

 

穴の周りにマスキングテープを貼り終えた状態

6.棚を固定していた穴埋め補修作業2 珪藻土や漆喰を詰める

5.棚を固定していた穴埋め補修作業2 珪藻土や漆喰を詰める

 

そして穴のサイズが大きい場合は、奥の方まで珪藻土や漆喰を詰めておきましょう。

 

穴の奥に珪藻土や漆喰を詰めて、それらが硬化したらさらに珪藻土や漆喰を詰め込んで行きます。

 

穴が小さい場合は良いのですが、大きい穴の場合は珪藻土や漆喰がかなり痩せてしまいます。

 

しっかりと痩せ具合を見ながら、穴に珪藻土や漆喰を詰めて行くのがポイントです。

 

穴が大きければその分痩せますから、その経過は見ながらやる必要があります。

 

マスキングテープとフラットにする

 

この様に珪藻土や漆喰をしっかりと詰めたら、マスキングテープと平らに均します。

 

マスキングテープの上をマドラーで横に引く事で、マスキングテープの厚み分は珪藻土や漆喰が残っている事が大切です。

 

これで様子を見てもらい、痩せなければテープを剥がします。

 

痩せてしまう場合は、作業を繰り返して行ってください。

 

7.棚を固定していた穴埋め補修作業3 マスキングテープを剥がす

6.棚を固定していた穴埋め補修作業3 マスキングテープを剥がす

 

マスキングテープを剥がすのは、割れやクラックと同じでマスキングテープを補修箇所から離して剥がすのがポイントです。

 

若干厚みがぽっこりとした仕上げになっていれば、それが一番理想です。

 

その後は道具を使わず、私の場合は指で補修箇所を均してしまいます。

 

指での均し方

 

補修箇所の中心から、マスキングしていた部分に珪藻土や漆喰を均していくと言う感じです。

 

指でゴリゴリするよりも、優しく丁寧に均して行くのがポイントです。

 

注意!!

珪藻土や漆喰によっては、肌荒れを起こしてしまう方が居るかもしれません。

ですから不安な方は、薄手の手袋をはめるか。

もしくは指と同様に、ソフトタッチが出来るクッション材などでも大丈夫だと思います。

もちろんひび割れやクラックと同様に、歯ブラシで均す事も大丈夫です。

 

そして完成した穴埋めは、こんな感じで仕上がりました。

 

穴の補修を終えた仕上がり

 

赤い丸の部分が、補修を終えた部分になります。

 

もともとは神棚の棚を固定していたビス跡が、ご覧の様にありました。

 

神棚を固定していたビス跡

 

もともとは結構な穴が開いている事が分かるかと思います。

 

それが水気が引いてしまうと、補修を行った自分でもどこを補修したのか分からなくなりました。

 

この作業も慌てずに行う事が大切です。

 

痩せてしまっていれば、再度の詰めたり盛ったりする作業を行うだけです。

 

最初は練習のつもりで、ゆっくりとやって頂ければと思います。

 

8.汚れの取れない珪藻土や漆喰の補修方法

7.汚れの取れない珪藻土や漆喰の補修方法

 

実はたまたまなのですが、事務所のエアコンが壊れてしまいました。

 

そこに新たに神棚を移動する事になりましたので、敢えて汚れ落としに挑戦をしてみました。

 

汚れを落とす方法は、こちらの方法で行っています。

 

 

ただしエアコンの裏側は、到底汚れを取り切るまでは出来ませんでした。

 

そこでエアコン穴はふさいでしまって、珪藻土や漆喰の上塗りを行います。

 

ここで行う作業はシンプルです。

 

■エアコンの穴を塞ぐ

 

エアコンの穴は、事務所に石膏ボードがありませんでしたので、余っていた外断熱材を充填しました。(防火性能が無くなりますので、真似はしないでください)

 

そして落ち切れなかったエアコンのプレート跡に、珪藻土や漆喰の上塗りを行います。

 

使った道具は、外断熱材をカットするカッターのみです。

 

 

 

■珪藻土の下塗りと上塗り

 

珪藻土や漆喰の下塗りには左官コテ、上塗りを行うコテには、接着剤を塗布する際の接着コテを使っています。

 

穴埋めをした後は、最初に下塗りをコテで満遍なく塗ります。

 

壁面の珪藻土や漆喰が新たな珪藻土の水分を吸った段階で、さらに二度目のネタを塗って行きます。

 

フラットになったら接着コテによって、串を引く様に校倉(あぜくら)仕上げを行います。

 

 

 

所要時間はざっと30分程度で、こんな感じになりました。

 

上塗り後

 

校倉仕上げの場合、玉の様な珪藻土や漆喰が出てしまう事があります。

 

それらは硬化した段階で、ほうきなどではたいてしまえば取れてしまいます。

 

ですから塗り終わったら、あまり触らない方が良いかと思います。

 

そして数日を置いて、実際に神棚を設置したらこんな感じです。

 

壁面の補修が終わった様子

 

もうほとんどエアコンがあった事すら、分からない様な仕上がりになっています。

 

ここはお客様の家では無いので、適当に断熱材を詰めてしまった穴の部分はどうなっているでしょうか。

 

エアコン穴の跡

 

この様になんとなくの穴跡は見えたとしても、ほとんど分からない様になってしまっています。

 

壁面に珪藻土や漆喰を選んだからと言って、補修作業に戸惑う必要はありません。

 

私の会社では施主となる方が、施主自ら珪藻土や漆喰を塗っている現場も多々あります。

 

実は珪藻土や漆喰の補修には、一面を塗らない限りは専門の職人さんが居ないのです。

 

左官職人さんにお願いする場合、一面全てを塗る形になってしまいます。

 

ほんの少しのクラックの為に、左官職人さんにお願いするのは勿体無い事だと思います。

 

ぜひこの様な補修方法がありますので、この補修方法を参考にあなたも挑戦してみて頂けると幸いです。

 

■最後に珪藻土や漆喰の補修をする上でのアドバイスを。

 

紙やすりなどで削って仕上げてしまう方法を載せてる方も居ますが、削ってしまった場合は斜めや違う角度から見た際に色合いが他と変わってしまいます。

 

ですから私の会社で家を建てている方には、紙やすりなどの補修方法はやめてくださいとお話をしています。

 

紙やすりを使わなくとも、珪藻土や漆喰の固化状況で調整をする事は可能ですからね。

 

せっかく補修をしたのに、なんで脇の小さなひび割れは補修をしないの?

 

補修後

 

確かに左側の窓台の下に、小さなクラックがあります。

 

なんでと疑問があるのも、確かに私も良く分かります。

 

出来ない訳ではなくて、私の場合は全く気にしていないのです。

 

天然の漆喰や珪藻土を使ってますから、全くひび割れないとは言い切る事が出来ません。

 

ですからこの程度はひび割れと思っていませんので、あえて補修をしないのです。

 

補修をする度合いと言うのは、本当に感じ方が人それぞれだと思います。

 

自分がひび割れだと思うのなら、治したければ治せばいい。

 

でも、この程度だったらどうでもいっか。

 

そんな風に思う方も居らっしゃるのです。

 

それであれば、あえて補修をせずとも良いかと思うのです。

 

人によって感じ方は千差万別ですから、個人差がある訳ですよね。

 

だからこそ、自分で補修をする事で。

 

自分の納得の行く、補修をすれば良いのではないか。

 

それもご家庭にある素材と珪藻土やマスキングテープがあれば、補修を行う事は出来るのです。

 

一度覚えてしまえば、そんなに難しい作業ではありません。

 

ぜひひび割れやクラック、開けてしまった穴なども恐れずに挑戦してみてください。

 

9.まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

プロに任せれば、珪藻土や漆喰の補修費用は有料になってしまいます。

 

自分で出来れば、何よりその費用の出費は出ないのです。

 

新築の家を建てた後、住宅ローンを払いつつ。

 

またさらに出費が出るのは、あまり芳しいものではありませんよね。

 

珪藻土や漆喰の壁だからと行って、壁面に何かを固定したり。

 

補修を考慮して何も飾れないのは、ストレスフリーの自然素材の家なのにも関わらず。

 

むしろそう言った悩みがストレスになってしまうのでは、それこそ本末転倒と言うモノ。

 

珪藻土や漆喰の壁がひび割れたり、穴が開いてしまっても大丈夫。

 

この様にしっかりと補修が出来ますから、安心してより良い素材を選んで頂ければと思います。

 

それでは珪藻土や漆喰の天井や壁を専門にしている工務店から、珪藻土や漆喰の割れや穴埋めの情報を公開させて頂きました。

 

新築を検討されている方、新築して工務店が対応してくれないと嘆いている方。

 

ぜひ参考にして頂きまして、より良い自然素材の暮らしをご堪能ください。

 

もしもあなたがこれから新築するなら、中尾建築工房にもお声がけください。

 

漆喰や珪藻土の専門家として、あらゆる引き出しを兼ね備えてますからね。

 

 


お客様の声に耳を傾けると、どうやら自然素材で家づくりをした方たちの多くが、最初から「自然素材で建てよう」と決めていたわけではないようです。様々な住宅展示場や見学会に足を運び、実際に見て触れて、比べた結果、「やっぱり自然素材がいい!」と感じてくださっているのです。

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木目が印刷された既成品やビニールクロスには絶対に出せない“本物感”は、写真や文章だけではなかなか伝えきれません。
一世一代の大きな買い物、住まい。

後悔しない家づくりのためにも、まだ自然素材の家を見学していない方はぜひ一度、体験されることをおすすめします。
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