横須賀市公郷『ほっこりのんびりできる家☆』上棟☆
2013年5月30日上棟の第二弾!
めでたく建築吉日たいらの日に、横須賀市公郷にて『ほっこりのんびりできる家☆』が無事上棟しましたー☆
家作りのタイトル『ほっこりのんびりできる家☆』はオーナー様セレクトでございます!
まーでも、こちらのお宅に関しては『あ〜、上棟まで来たんだなぁ。。』って感じの印象がとっても強いんです。
なにしろお付き合いをしている期間がとっても永いものですから、こうして形になっているのがまだ先の事って感じがするんですよね。
それこそ問い合わせの相談をもらってから、引渡しとなる頃までの期間を全部遡ると約4年間経過する形になりますからね。
だから結構永いっちゃぁ、永いと感じるのも無理はありません。
そんな『ほっこりのんびりできる家』は、横須賀市内では割と便利な立地に土地を購入して、家を建てることになりました。
敷地的にも60坪位ありますし、車もきちんと入れる場所だし、相場よりもリーズナブル。
でも、ここの敷地は道路と道路の交差する角度がきつい事、そして一部だけ狭い部分がありますので、ラフター(クレーン車)を入れるのがちょっと困難・・・
そのため、ただでさえ重たい重量を誇っている中尾建築工房のフレームを、人力にて組み上げる事になりました。
まぁ、もっとも私が大工の見習いだった頃や、現役バリバリ棟梁の頃は、ラフターを使わない事が主流でしたから、私はさほど抵抗は無いんですよね。
でも、最近はクレーンを使った方が楽ちんなので、どの家でもラフターを導入して工事の円滑化を図るやり方が主流となりました。
大工さん、頑張ってくれていますねー
人力で組んでいる割にはペースも早いですから、あっという間に立派な躯体が立ち上がっていきます!
こちらも鵠沼の家と同様、雨に祟られましたが、割りと早めに雨も上がってくれてよかったですよね。
勢いに乗った大工さん達の頑張りで、屋根まで貼りあげてしまいました!
あ
良く質問されるので、解説した方が良いかな。。
斜めに取り付けられている板材があるのですが、これは仮の筋交いと言います。
建築業界の方であれば、これを略して仮筋(かりすじ)と読んでいるモノですね。
牛すじとは、ちょっと違います(笑)
仮筋って言うのは、ホントの筋交いを入れる前に、仮の筋交いで建物の垂直を確認して固定します。
そして下からどんどん組みあげて行って、最終的には屋根を造る。
その間、建物の垂直がずれたりしないために、仮の筋交いで固定しているという訳なんですね。
なので、最初だけ打ち付けてある木な訳で、最終的には無くなってしまう板材ですので、図面に書いてはいないけど、特別変な造りとかって訳では無いですからね!
構造体のすべての材料が組み上げられても、まだまだ室内で使う木下地材が山となってます。
やっぱり結構、木を使っているんですよねぇ。。
『ほっこりのんびりできる家☆』に関して言えば、無垢材と珪藻土を使った家になるのですが、広いウッドデッキもあるし、小上がりの座敷もあったりします。
でもなんだか小上がりの座敷を造るのが、最近ずいぶん多くなりましたね。。
やっぱりあれなんでしょうか、中尾建築工房の打ち合わせスペースが、小上がりの座敷になっているからなのかもしれないですね。
ほっこりも出来るし、のんびりも出来る。
リビングにごろんと寝転がる事も出来る家は、あともう少しで完成ですよ〜
こうして足掛け4年を掛けたH家の家造りも、ようやくここまでたどり着きました。
あとは完成に向かって中尾建築工房の職人さんチームが頑張って作業にあたります!
まずはめでたく無事上棟おめでとーございますっ!
幣串もきちんと付けられております!
この後は、例の水をなんとかしなきゃだな・・・