三浦市南下浦|木造軸組在来工法の土台敷き
中尾建築工房の建てる家は、基本的に木造軸組在来工法と呼ばれる建物です。
その軸組に採用されている木材は、全て無垢材でサイズは最低でも4寸角から構成されています。
よく上棟する時に現場周辺のご近隣の方には『すごい木材の大きさだね〜』なんて事を言われるのですが、これは私自身が元々大工の棟梁だった事もありまして、少なくしていくよりも、むしろ増していく方向にしています。
一度組んだら、交換が効かない軸となる部分ですから、やはり素材にはお金を掛けたい訳なんです。
そしてご覧頂いているのは桧の4寸角を土台として敷きこんだ写真です。
白っぽい木材は全て桧の角材になります。
給排水管も床下までは施工し終わっておりまして、土台の下には黒い部材が見えると思います。
これ、基礎パッキンと言いまして、今時ならほどんとのメーカー、もしくは工務店さんでも採用されているパッキンです。
ただ、これが普通のパッキンとちょっと違いまして、中尾建築工房で採用している基礎パッキンはアンカーボルトや柱のホゾ穴の部分のみに敷きこむタイプではなく、土台の全てに敷き込みを施すパッキンです。
このパッキンには通気のパッキンもあるのですが、気密のパッキンもあります。
浴室や玄関などは通気しない方が良いので、気密パッキンを採用します。
そしてそれ以外の部分に関しては、通気の出来るパッキンを敷きこんでいます。
普段はこの様な部分って、目に見える所ではないんです。
実に地味的な存在だったりするんですけど、実はこのパッキンがとっても優秀でして、中尾建築工房の採用する木材とMIXされると、薬害に頼らない造りになるんですよね。
ここもちょっと高い材料ではあるのだけれども、オーナーの暮らしが始まってから、初めて分かって頂けるであろうこだわりの部分。
詳しく意味を知りたい方は、私に直接聞いて頂ければと思います!
そして土台が敷き込まれると、今度は床の断熱材を入れているのですが、これはあだ名が天才断熱材と呼ばれる材料になりまして、積水化学のフェノバボードと呼ばれる断熱材!
床暖房を入れたいと言われる方の多くが、この断熱材を選択する事で、結構な確率で床暖房が無くなる事がとっても多いです!
と言う事で、三浦市南下浦|木造軸組在来工法の土台敷き
上棟を迎えるにあたって、見えなくなってしまう地味な部分も、しっかりと造り込まれております!
明日、明後日は私がセミナー参加の為、終日不在にしております。
なのでブログの更新は出来ませんが、週明けになったら更新させていただきたいと思いまーす☆
それにしても、この家もやっぱり材料食う家なんだよなぁ•••