セルフビルドで書斎のデスクを造りたい!葉山町堀内『のんべんだらりの家』Part3
取り敢えずは二週間ほど前に、全ての板材を加工完了。
後は組み立てるだけですので、全ての板をご自宅に持ち帰って頂きました。
そして、最終日の時、こ〜んな事をお願いされたんです。
『壁に取り付ける、写真立てみたいなのを造りたいんですけど!』
( ̄△ ̄;)/
そんなん先に言ってくれよな〜と思いつつ。
そんなのどこで見たのって聞いてみると。
どうやら、中尾建築工房で建てた家のどこかで。
同じ様なモノを見てしまったから、自分も欲しくなっちゃった。
と言う感じなのだとか(笑)
これを造るためには、大型の機械と小型の機械を使わなくてはなりません。
造作スキルからみても、教えて出来るもんじゃないしなぁ・・・
と思うレベルでありました。
そして私の取った行動は。
もう、オーナーに説明しながら造るより。
こんなん、俺が造った方が全然早いわ!!
と言う事になりまして、さっそく作業を始めました(笑)
まずは写真を立てる為の溝を掘って行きます。
溝を掘り終わった状態です。
ここに写真を引っ掛ければ、写真が倒れない限りは滑って落っこちる事はありません。
板材の小口断面が黒くなっているのは。
この材料自体が、と〜っても堅い木材なのだと言う事と。
丸ノコでカットする際に、機械自体に負荷が掛かっていると言う事が分かります。
そして今度は溝を掘った板を、さらに幅を狭めにカットしていきます。
カットした後の断面には、ざらつきがあります。
なので、後面とは言えども、手押し鉋をかけて断面をキレイに削ります。
最後に手鉋を使いまして、角の立っている部分の面取りを行います。
4つ角と、溝を掘った角の部分も面取りをします。
広葉樹は木が堅いから、角が立っている状態のままではとっても危険。
なので、面取りしないと手を切ってしまう事もありますから。
ここは丁寧にやるべき所です。
この間、およそ5分程。
私がやっていると、簡単そうに見えるみたいですけど。
実際に見るのと。
やるのとでは、大違いだと思います。
なるべく、こういった造作モノは。
御自身のDIYのスキルが上がってから。
造られた方が良いかもしれません・・・ね(笑)
ちなみに。
出来上がったデスクは、こ〜んな感じに仕上がったのだそうです!
ほとんどの部分の取り合いを丸ダボ接続にしているみたいですね。
巾木絡みの部分と。
中棚とカウンターを支える縦枠の胴突きは愛嬌としても。
始めて木工作業をやってみたのであれば、充分上出来な出来栄えと言えるのではないでしょーか!
という事で、セルフビルドで書斎のデスクを造りたい!葉山町堀内『のんべんだらりの家』
ようやくご主人様がフリーランスで作業をするデスクが完成しました!
後は自然塗料のオイルフィニッシュにして、永らく使ってみれば。
自作のデスクになりますから、愛着も湧きますよね!
ご主人様にしては、よく頑張ったと思いまーす☆
後はお酒呑んで、ハイになった奥様に、あれこれ注文されない事を祈りたいと思います(笑)