葉山に移住し都内を往復する暮らし 休日を過ごすのは自然素材の家
中尾建築工房が建てる家はジブン・Styleを提唱して、常にクライアント様の要望を吸い上げた家づくりを行っています。
人によって要望はバラバラですが、それを形にするのが注文住宅です。
ONの日は都内で働き、OFFの日には葉山で暮らす生活をしたい。
様々な工務店を巡り巡って、予算を伝えて打ちのめされたクライアント様。
本当に全て込み込みで、2000万円で自然素材の家が建つのか?
ようやく自分たちの予算でも、葉山に自然素材の家が建つ。
着工前に確認した見積もりの数字は、税込みで1994万円。
あと6万円残っているから、何に使おうかな〜
と心配の亡くなったクライアント様の顔を、今でもはっきりと覚えています。
そして始まった家づくりは、葉山の緑を鑑賞し、たくさんの木に囲まれた家を建てる事になりました。
葉山に移住し都内を往復する暮らし 休日を過ごすのは自然素材の家 むく で わくわく もくもくはうす
それではご案内いたしましょう。
Contents
1.葉山に来たなら眺めの良い2Fリビングから
■2Fリビングの特徴
- 松の木でまとめた多彩な無垢材
- 明るい勾配天井
- 天然木の栗で作られたダイニングテーブル
松の木をふんだんに採用した、むく で わくわく もくもくはうす。
たくさんの工務店をめぐって、オーナー様の出した答えが中尾建築工房でした。
栗のダイニングテーブルは、中尾建築工房のストック品。
奥様のお父様が大工さんなので、お父様の家まで運んで仕上げて頂いた一点モノのダイニングテーブルです。
リビングは勾配天井があり、マットな珪藻土が間接照明の力で明るいリビングを演出しています。
そこに照らし出された、この世に一つしかないダイニングテーブル。
年々愛着を感じるテーブルになりました。
1.システムキッチンと造作を半分ずつで
■キッチンの特徴
- 造作で造った調理台とタイルの組み合わせ
- シンプルなシステムキッチンでコストコントール
- とにかく木の香りがするキッチン
2Fキッチンならではの解放感のあるキッチン。
ふんだんに使われた松の木が、この家の象徴とも言えるでしょう。
造作で造った調理台兼テーブル。
朝はここで食事をしたり、コーヒーを飲んでみたり。
ゆっくり腰を落としてしまうと、朝の出勤に間に合いません。
ちょっとした時間で食事が取れる様、機能的な調理台兼テーブルを製作しました。
システムキッチンは、自然素材の家を建てる上でコストコントールがしやすいグレードを導入。
造れるところは造って。
コストを下げたいところは、流通品で。
キッチンと向かい合う縦のスリットには、ここにも松の木をふんだんに採用しています。
どこに居ても木の香りが楽しめる。
そんな家になりました。
1.葉山の景色を楽しむウッドデッキ
■ハイデッキの特徴
- ここにもしつこいくらいの松の木を採用
- 縦の格子で意匠性を上げています
- 山々と空が楽しめる
ウッドデッキを造りたい。
でも価格はそこまで高いモノは要らない。
そんな方にオススメしているウッドデッキは、ここでも松の木をふんだんに使ったオール松の木のハイデッキです。
何本もの格子を入れる事で、すっきりとした印象を感じます。
そのハイデッキから望む景色は、綺麗な空と葉山の景色。
都内から帰って来て見るこの景色は、ホッと一息を付ける瞬間でもあります。
1.高さは無くともロフトは欲しい
■ロフトの特徴
- 高さは無くとも大人の隠れ家
- お母さんのお腹に居る様なスペース
ロフトも一面、松の木をふんだんに採用した風合い。
どちらかと言うと、フローリングでは無くウッドデッキ材と呼ばれる床材で仕上げています。
キッチンの真上にあるロフトは、ロフトの床がキッチンの天井代わりに。
キッチンから見れば天井が板張りになっている様に見えますが、実はロフトの床材です。
ロフトの床には厚みがありますから、上からビス締めで仕上げをしています。
部屋と言うより、小屋と言う風合いを持つロフトに仕上がりました。
ロフトだけに高さが低いのですが、お母さんのお腹の中に居たスペースを彷彿させる空間です。
きっとくつろぎのスペースになっている事でしょう。
1.寝室にもお連れします
■寝室の特徴
- ごくごくシンプルに仕上げた寝室
寝室はごくごくシンプルに仕上げています。
仕事で疲れて帰ってきたら、あとはもう寝るだけ。
あまりにも眩しいと、睡眠を邪魔してしまいます。
窓は通常のサッシを入れていますが、あえて天井の高さに揃えて配列。
明るい時間は明るく、でも睡眠は邪魔をせず。
シンプルな造りが伺えます。
1.手洗いもシンプルに
■洗面の特徴
- ごくごくシンプルに仕上げたシングルボウル
洗面には余計な物を置きたくないご夫婦。
深型のボウルを受けるのは、中尾建築工房のストック品である一枚板のトチの木。
トチは高級な木材でもありますが、使い方次第でローコストで採用をする事も出来ます。
新木場や木場、全国各地とのルートがある中尾建築工房ならではの無垢材の利用方法です。
1.すっきりとした外観
■外観の特徴
- 抑えめなグリーンの外観
- 外構工事は自分たちの手で造る
抑えめなグリーンのゆず肌で仕上げた外観。
葉山の緑は台風などが起きると、外壁にも汚れが付着します。
ホワイトの家に緑のコケが付いていると、なんとなく残念な感じがしませんか。
緑がお好きなら、こんな色もいかがでしょうか。
これならどれだけ台風が吹き荒れても、家の汚れは目立ちませんね。
外構工事も自分たちの手で、なんとかやり切りたい!
今では渾身の外構が完了している葉山の家です。
1.ダイニングキッチンからリビングを
■LDKの特徴
- 必要な機能はしっかりと
- とにかく無駄なモノはそぎ落とす
シンプルさが強調されるこの家は、とにかく松の木の持つ風合いが目立ちます。
その反面、他はホワイト一色。
だからこそ家具や小物で、色々と楽しむ事が出来たりします。
新築当時はお子さんも居らっしゃらなかったですが、今ではお子さんも増えました。
敷地の都合で縦方向に伸びるプランではあるモノの、子供達が楽しめるスペースがふんだんにあります。
葉山に建てた自然素材の家で、都内までの通勤をし。
そして葉山に帰って来たら、リラックス出来る暮らしを楽しめます。
1.実は湘南スタイルマガジンの取材も受けました
家を建て終わり。
葉山に移住する生活が本格的に始まると、少しずつですが葉山に馴染んで行きます。
ご夫婦ともに働いていた生活スタイルが、湘南スタイルマガジンの目に留まったのです。
そして特集記事で掲載される事になりました。
そのページ数、なんと6ページ。
家の紹介と言うよりも、そこに住まうご夫婦のライフスタイルのご紹介です。
こだわる部分にはこだわって、こだわらない部分はとことんこだわらず。
そして手に入れた、シンプルな木の家が完成です。
I様邸の家づくりを、中尾建築工房にお任せ頂きましてありがとうございました。
2010年6月に竣工させて頂いた葉山に移住し都内を往復する暮らし むくでわくわくもくもくはうすをご紹介させて頂きました。
これからも中尾建築工房はあなたにぴったりの人生で最高の家づくりをご提案させて頂きます。