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謎の雨漏りはどこから漏れてるのか?|古い家の水染みの正体を探った工務店が解決した事例をご紹介します。

 
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中尾建築工房で家を建てた方は、引き渡す前がクライアント様。

 

引き渡した後は、OBオーナー様とお呼びしています。

 

そんなOBオーナー様から、こんなご連絡を頂きました。

 

うちの実家の台所の天井から雨漏りしているみたいなんだけど、そんなには長くは住まないだろうし。。

取り敢えず、手軽に治してもらえるかなぁ。。

 

そんなご連絡を頂ければ、即行動するのが中尾建築工房です。

 

それでは謎の雨漏りを、簡単な工事をしながら探った事例をご紹介して行きます。

 

1.謎の雨漏り箇所は台所の天井部分

 

まず雨漏りや水染みが発生していた部分は、天井材自体が撓んでおりました。

 

赤い丸印の部分が該当部分になります。

 

そんな頻繁に漏っている訳じゃないんだけど、たまに天井から伝って来るんですよ。

 

だからどこから漏れているのか分からなくて。。

 

照明器具のところから水が垂れてるから、漏電も心配で。。

 

なるほど。

 

水が廻った石膏ボードは水分の重みで、天井下地から抜けやすくなります。

 

その為、OBオーナー様である息子さんには、こんな形で説明をしていました。

 

これ、そんな本格的なリフォームと言う感じじゃなくて、大工さんだけで終わらせられる感じにしましょうか。

 

壁紙貼っても見栄えがよくなるだけで、費用も高くなるし。

 

それなら万が一の事を考えて、調湿建材を天井を貼っておく。

 

雨の度に漏る様なら、外部からやった方が良いですけど、今回みたいにたまたま漏れた程度だったら水気を吸い取ってくれる天井材を貼った仕上げの方が良さそうですけど。

 

ではそれでとなりまして、まずは天井を解体して行きます。

 

 

概ね解体された天井部分。

 

 

調湿建材のモイスが現場に到着しました。

 

雨漏りや水染みの原因が解決すれば、あとはモイスを貼って終了となります。

 

こちらのお宅は過去に著名な建築家の建てられた家なのだそうで、かなり建物の形も複雑になっております。

 

また現場の職人さんと建築家の意思の疎通が為されていないであろう、ちょっと雨漏りや結露がしやすい状態で何十年が経過しています。

 

ですから外壁の塗装を施すとか、屋根の張り替えをするなどと言う事ではなく、極力やらなくて良い部分はやらない。

 

またご実家に住まわれているお母様を引き取った際には、誰かが住むと言う訳ではありません。

 

つまりお金を無駄に掛けない方が良いであろう家となるので、なるべく事が最小に済む様に見続けてきた経緯がありました。

 

そんな中で、一体どこから漏れているのだろうか。

 

犯人は2Fにある浴室かなとも思いましたが、そちらからは漏れてなさそうです。

 

また構造材の部分に、漏水したであろう水染みが出ている場所もありません。

 

すると気になる水染みを発見しました。

2.水漏れの原因箇所を発見

 

まさかの2Fの使っていない部屋にあるエアコンの配管が、外部に出ておらずにドレン管のみが建物内で止まってしまっています。

 

もしかして台所の天井に水が垂れた時って、2Fのエアコン使ってましたか?

 

なんだか外部に出ているはずのドレン管が、中で切れてしまっているんですけど。。

 

 

本来ならこの室外機と同様に、ドレン管は外に出ている必要があります。

 

それが出ていない。

 

2Fの浴室も水をかけましたが、漏れて来る様子は無い。

 

 

では、こちらのエアコンを運転させるとどうなるか?

 

案の定ですが、ドレンホースから水がしっかりと降りて来ます。

 

つまりは元々、エアコンを運転させる度にドレン管からは水が垂れていた。

 

ただしその部屋はほとんど使っていない部屋だったので、誰かが泊まりに来る事が無い限りは使われていなかった。

 

それがつい最近、孫と子供が泊まりに来たのでエアコンを使う機会が増えた。

 

数日連続で泊まっていた為、天井の石膏ボードが水の重みに耐えられるずに、照明器具の所まで勾配が出来てしまった。

 

結果的に照明器具部分の穴から、水が垂れて来た。

 

と言うのが今回の水が垂れてきた要因でした。

 

原因が分かったので、さっそく点検口をドレン管の付近に設け直します。

 

必要の無い容器をドレン管の下に設置し、連続でエアコンを使う場合は点検口から容器を取り出して水を捨てる。

 

そんな対策方法で大丈夫ですか?

 

ドレン管を延長させる事も出来るけど、無駄なお金が増えるよりかは良いかと。

 

 

 

それならそれで、コストが増えないなら全然構いません!

 

助かりますー♡♡♡

 

と言うご意見でしたので、その様に工事を終える事にしました。

 

水染みや雨漏りなどは原因が分かれば、その対応は選択肢があると思います。

 

あまり使っていない家に、お金を投資するのは良い事とも思えません。

 

なので天井を張り切って、工事は完了となります。

 

 

3.職人のモラルの低さと施工管理不在

 

今回の水は、まさかのエアコンのドレン管からの漏水。

 

この事例でどうして、この様な事が起こってしまうのか?

 

それはまず第一に、エアコンの取り付け業者のモラルの低さがあります。

 

今回のエアコンはかなり古いタイプのエアコンなので、おそらくバブル期あたりで購入して取り付けをされたのでしょう。

 

想像出来るのは、エアコンの取り付け料金の低さにあります。

 

値段が安いと安いなりの工事を行なってしまう方が居ます。

 

この辺りは職人さんのモラルの程度によるのですが、安い賃金しか貰えない職人さんはそれなりです。

 

エアコン取り付け業者に限った話ではありませんが、大工さんでもそれなりの仕事をする方が居ます。

 

この単価しかもらってないんだから、この程度で構わない。

 

それを当たり前の様な自分ルールを繕って、それで納めてしまう職人さんが居るのが現実。

 

事実違うお宅でも、新築した際に取り付けたエアコンの化粧カバーが壊れていたお宅もあります。

 

 

この画像は葉山に新築した後、10数年経過した家の外壁工事の際に発見しました。

 

室内機の配管からすぐの場所に、エアコンカバーのウオールコーナー部分があります。

 

そこに差し込みする、スリムダクトと呼ばれるカバーが割れています。

 

せっかく外壁を綺麗にする為に工事をしている訳なのですが、このまま放置をすると言う訳にもいきません。

 

こちらのご主人様に聞いてみました。

 

新築時に引き渡した後に、エアコンの業者さんって入りましたか?

 

いや最初だけで誰も入ってないよ

 

スリムダクトがこんな感じでボロボロになってます。

 

多分ウォールコーナーに差し込みするんですけど、梯子の関係で無理に力を入れて割れちゃったんだと思う。

 

割れてしまったから、持参しているエアコンのパテを詰めて補修しちゃったんじゃないかな。

 

新しいスリムダクトの品番送るから、買ってくれれば付け替えますけど。

 

こんな事ってあるの?

 

普通、自己申告しろよなーって思うけど(怒)

 

と言う様に、誰も見ていないであろう事から、そのまんまの状態にしてしまうエアコン職人さんも居ます。

 

また室外機の付近では、必ずエルボーもしくは中間ジョイント、スリムコーナーなどで固定をしないとスリムダクトがズレてしまいます。

 

もしくは脱落防止用金具を取り付けしない事には、同様にスリムダクトはズレてしまいます。

 

ですがそれらの役物が取り付けされてなく、スリムダクトがズレてしまっている家はリフォームの際に何軒も見る事があります。

 

ある意味では常態化してしまっていると言っても、言い過ぎでは無いかもしれません。

 

当たりの職人さんか、外れの職人さん、外れに当たってしまうと、この様な結末になりやすいです。

 

またエアコンの取り付けにおいては、施工管理職が確認をしないケースがほとんどです。

 

施工管理が居る工務店などでエアコンを取り付けするなら、ドレンが出されていない時点で気づく事が出来ます。

 

今回のケースなら試運転を必ず行いますから、室外機周りから水が出ない状態で当たり前に分かりますから内部に隠蔽するなどは考えられません。

4.まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

謎の雨漏りはどこから漏れてるのか?

 

古い家の水染みの正体を探った結果は、エアコンのドレン管からの水でした。

 

室内に出て来る水に関しては、大抵の場合が雨漏りによる水か結露水になります。

 

今回の様にドレンの水は、なかなかあり得ない事ではあるものの、実際に目の当たりにしてしまいました。

 

木造住宅に暮らす上で見えない場所からの水が出た場合は、即座に発見して修理をする事が必要です。

 

もしもあなたの家で原因不明の水が出て来てしまった。

 

そんな時には、中尾建築工房にもお声がけください。

 

しっかりと原因を突き止めて、ベストな選択肢のご提案を差し上げたいと思います。

 


お客様の声に耳を傾けると、どうやら自然素材で家づくりをした方たちの多くが、最初から「自然素材で建てよう」と決めていたわけではないようです。様々な住宅展示場や見学会に足を運び、実際に見て触れて、比べた結果、「やっぱり自然素材がいい!」と感じてくださっているのです。

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