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虫が嫌い方が自然素材の家を建てるなら青森ヒバをおすすめします

 
  2019/04/17
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虫が嫌い方が自然素材の家を建てるなら青森ヒバを採用しよう
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自然素材の家を建てたいけど、ネットで調べたら虫が入りやすい事もあるんだって。

 

家にゴキブリとか出るなんて、信じられない!

 

確かに自然素材の家は、木材や漆喰から放たれる居心地の良さがあります。

 

ほわーんとした甘い香りにつられて、虫も居心地が良くなってしまうのも分かる様な気がします。

 

ただし自然素材の家だからと言って、虫がたくさん入る訳ではありません。

 

普通の家でも、普通に虫は入ってしまいます。

 

虫嫌いな方が自然素材の家を建てるなら、まずは神奈川県の青森ヒバ専門店である中尾建築工房から。

 

青森ヒバが虫に強くておすすめしたいと言う事を、ここでご紹介したいと思います。

 

1.なぜ青森ヒバが虫に対して強いのか

なぜ青森ヒバが虫に対して良いのか

 

青森ヒバが虫に対して強い理由は、防虫や忌避の効果があると言う事です。

 

特に科学的に何かを加えた訳ではなく、天然素材のままで防虫効果があります。

 

青森ヒバの詳細については、下記のリンクで詳しく解説をしております。

 

 

まずは必読頂ければ幸いです。

 

リンクをご覧頂くと、様々な効果が期待出来ます。

 

天然素材なのに、ここまでの能力を持つ木材は他にはありません。

 

実は私が青森ヒバを採用するきっかけになったのは、現役大工だった頃まで遡ります。

逗子や葉山の家々を見てきて、こんな造り方では家が駄目になる。

その家々を大々的にリフォームして治すのではなく、部分的に青森ヒバを使う事によって家を最小限の費用で延命させる。

腐りにくくて虫にも強い。

それが青森ヒバを採用するきっかけでした。

 

ここでは理屈云々を並べるよりも、実際に画像でご覧頂ければと思います。

 

これからご紹介する画像は2006年に葉山に建てた、自然素材の家での現場画像です。

 

葉山はシロアリが多い場所なのは分かってますので、敢えて青森ヒバの板と唐松の板を地面に並べてみました。

 

ただし、ちょっと待ってください。

 

アップする画像には、シロアリが写っています。

 

なんだか気持ちが悪いな・・・

 

 

そう思われる方は、このままお進みにならずに目次に戻ってください。

 

目次の2.虫も逃げて行く青森ヒバの実例の誘導画像

 

目次から2.虫も逃げて行く青森ヒバの実例をクリックして頂ければ、こちらの画像は見ずに済みます。

 

それではよろしいでしょうか。

 

まずは最初に唐松の板をアップしたいと思います。

 

■1週間地面に放置した唐松板のシロアリ食害実例

 

シロアリの食害を一週間受けた唐松材

 

すでに平らな面ではなく、シロアリに喰われてボコボコになっています。

 

小さく見える白いのが、シロアリになります。

 

たった1週間だけですが外気にさらされ、地面の湿気を吸った唐松材の無残な姿になります。

 

これでも列車の線路の枕木に採用される唐松材ですが、いとも簡単に食害を受けている事が分かります。

 

次に青森ヒバの実例を見てみましょう。

 

■1週間地面に放置した青森ヒバ板のシロアリ食害実例

 

シロアリの食害を一週間受けた青森ヒバ材

 

ご覧頂いている青森ヒバは噛まれてはいるものの、板の表面には何ら影響がありません。

 

実際にこの場で分かる事は、唐松材のシロアリはとても元気に動きます。

 

ただし青森ヒバに付着したシロアリの場合、無垢材の匂いで寄ってはみたものの。

 

シロアリもどうして良いのか分からないらしく、板の上から全く動けないのです。

 

この撮影が出来ましたので、当時の私は板からシロアリを優しく退けました。

 

するとアスファルトに降りたシロアリは、やはり動く事が出来ません。

 

青森ヒバの成分で、動きを封じられてしまっているのがはっきりと分かる実験でした。

 

 

この様に害虫の中でも王様クラスのシロアリですら、この様にどうにもならないのが青森ヒバの効果です。

 

天然素材なのにも関わらず、この効果を持つ木を私は他に知りません。

 

現場を良く知る大工がお勧めする、最高の木材だと言えるでしょう。

 

2.虫も逃げて行く青森ヒバの実例

虫も逃げて行く青森ヒバの実例

 

ここで実際に青森ヒバを使って家を建てている経験から、面白い現象をご紹介したいと思います。

 

このブログを書いている中尾建築工房の私は、もともと大工の棟梁を務めていました。

 

大工には立派なショールームなど必要無く、あって欲しいのは木材を大量にストック出来る下小屋なのです。

 

下小屋では加工の作業も行いますので、住宅街や駅に近い場所では不向きなのです。

 

ですから辺鄙な立地に中尾建築工房の下小屋を建てたのですが、それを改装して今でも事務所として使っています。

 

下小屋と言うのは、ありとあらゆるところに隙間が多いのが当たり前です。

 

入り口もシャッターですし、営業中はシャッターも全て開けてしまっています。

 

いつ虫が入って来ても、おかしい状態ではありません。

 

実は現在着工中の逗子の家があります。

 

その家は母屋と小屋とをドッキングさせた造りになっているのですが、小屋側が総青森ヒバで建てられています。

 

さらにその小屋の青森ヒバは、築年数170年前に青森で建築されたモノを手壊しで解体した材料です。

 

もちろん古材だけでは不足ですから、新しい材料も使っています。

 

古材と新材の青森ヒバの運搬風景

 

この材が到着すると同時に、面白い現象が起こります。

 

実はここだけの話、中尾建築工房の下小屋には奥の方に超低温冷凍庫があります。

地鎮祭時の金目鯛を保管するためなのですが、たまに私の釣りエサをストックする場合もあります。

エサを出すだけ出して、しまうのを忘れてしまった場合は虫が寄りやすい匂いを出てしまいます。

稀にゴキブリなどは、普通に見かける事があったりします。

 

この材料が到着してからは、それらの虫が逃げ出す風景を目撃出来ます。

 

ゴキブリなどはその典型例でして、素早く外に逃げて行ってしまいます。

 

3.古材170年前でも再利用が可能

古材170年前でも再利用が可能

 

これは逗子の家の古材である、青森ヒバを加工している風景です。

 

墨付けをして刻みを行い、不要な部分をカットしています。

 

この断面がお分かりになりますでしょうか。

 

年輪の中央部分に、しっかりと油の跡が残っています。

 

匂いを嗅ぐと170年前の青森ヒバだからと言って、香りがしない訳ではありません。

 

これだけ年月が経過しているにも関わらず、未だその匂いを出し続けています。

 

青森ヒバが虫を寄せ付けないのは、この匂いや成分に理由があります。

 

墨付けや刻みを行うと、敷地には一斉に青森ヒバの匂いが広がります。

 

その代わりに普段は見かける虫などが、姿を表す事がありません。

 

ここまで来ると理屈ではなく、本当に虫に対して忌避効果があります。

 

ですから自然素材の家を検討していて、虫は大の苦手と言うなら青森ヒバを選ばない理由はありません。

 

現に中尾建築工房の下小屋では、逗子の家の刻みで出た青森ヒバのゴミを保管しています。

 

虫除けに保管している青森ヒバのゴミ

 

これらはゴミと言うより、まだまだ利用が可能な材料です。

 

お風呂に入れれば、青森ヒバの香りが大変楽しめます。

 

虫に対して忌避や強いだけではなく、青森ヒバには人に対して癒しを与えてくれる木材です。

 

ですから青森ヒバを良く知る私は、職人さんにも現場監督にも絶対に捨てさせないで保管をしています。

 

決して安い木材ではありませんが、私は適材適所だと思います。

 

虫が苦手な方にももちろんですが、忙しい日々を過ごしてる方にもお勧めできる木材です。

 

掛けた分だけは必ず採算が取れる木材ですから、自然素材の家を建てるならお勧めしたい木材です。

 

4.まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

自然素材の家を建てる上で、虫に強い自然素材の青森ヒバがあると言う事をご紹介させて頂きました。

 

自然素材の家を建てるなら、ぜひ青森ヒバを採用されてみてはいかがでしょうか。

 

虫の対策にはうってつけの天然素材だと言う事を、覚えておいてくださいね。

 

 


お客様の声に耳を傾けると、どうやら自然素材で家づくりをした方たちの多くが、最初から「自然素材で建てよう」と決めていたわけではないようです。様々な住宅展示場や見学会に足を運び、実際に見て触れて、比べた結果、「やっぱり自然素材がいい!」と感じてくださっているのです。

木を使っているからこそ伝わるぬくもりや香り。
漆喰によって心地よく湿度調節された空間。

木目が印刷された既成品やビニールクロスには絶対に出せない“本物感”は、写真や文章だけではなかなか伝えきれません。
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後悔しない家づくりのためにも、まだ自然素材の家を見学していない方はぜひ一度、体験されることをおすすめします。
弊社の見学会では、予約制で1組ずつ1時間程度の時間をいただき、中尾建築工房が実際に手がけた建物をご案内しております。ご予算から素材、構造まで、あなたのご質問・ご相談に代表の中尾が責任を持って、しっかりお答えいたします。

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