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誰も教えてくれない自然素材のデメリット

 
  2018/12/24
誰も教えてくれない自然素材のデメリット
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自然素材と言えば、誰もが憧れる素材になりつつありまして。
昨今では、分譲住宅(建売住宅)業者様などでも。
自然素材を扱い出す様になりました。
これはこれで良い傾向だとは思うのですが、自然素材にデメリットは無いのか?
ここを知っているか?
それとも知らないで、流行りに乗って採用してるか?
ここも業者様を選択する、一つのポイントになる様に思います。
そもそも新建材に比べて、自然素材は確かに体に良い素材です。
けれども。
床や構造、内法(うちのり)に、見切り材などなど。
これらが無垢の木だったりすれば、確かに自然素材です。
この素材、新建材と比べて何が違うのか?
新建材の場合、湿気さえ吸わない限り。
概ね、素材の変動や狂いがありません。
また若干、化学製品的な接着剤の臭いがします。
これが自然素材の無垢の木だった場合。
湿気を吸ったら、膨張したりといった変動がございます。
そしてまた、元に戻ったり。
湿気や熱により、動く素材が自然素材です。
自然素材の中でも、針葉樹の無垢材などは。
特に湿気や熱による変動を受けます。
ホンの数ミリですけどね・・・
例えば。
薪ストーブの熱が直接当たる所に、針葉樹の無垢床などを貼っていれば。
床と床の間が、ごっそり隙間を開けたりします。
shizensozai-demerit-oshiete.jpg
これ、中尾建築工房の打ち合わせスペースの床。
すぐ近くに薪ストーブが設置されております。
こんな感じに隙間が出来るんですね。
針葉樹は杉や桧と言った、比較的柔らか目の木材として利用されています。
その反対は広葉樹と言って、ウォルナットやチークの様なとても硬い木材です。

つまり、新建材に比べて動きがある。
これが自然素材のデメリットとも言えるでしょう。
なので、ちょっとした隙間だったり。
無垢の木は伸び縮みがあるのだと、理解出来ない方にとっては。
これは最悪のデメリットと言えるかと思います。
まぁ、元大工の私からすればですね。
自然素材の無垢の木は。
動いて当然。
痩せて当然。
隙間が出来るのも、当たり前。

だってそういう特性を持っているのだから、仕方がありません。


そのかわり、デメリットを上回るパワーがあるからこそ。
私たちも採用をしている次第です。
また、自然素材を扱った家には。
解放感の溢れる家にしたいと思う方も多いと思うのです。
代表格と言えば、窓を全開に解放して。
外のウッドデッキと行き来する。
そして広いウッドデッキと繋がりを持つ、広いリビング。
こんな感じのイメージを持たれている方も多いかと思います。
実はこれをやる上でも。
自然素材にはデメリットがございます。
窓を開け放つと同時に、室内には何が出入りするでしょうか?
人の行き来も出来ます。
デッキでパーティーやバーベキューなどをされてれば。
飲み物や食材を運んだりもするでしょう。
そして外気に湿気があれば、それも一色単に吸い込みます。
この他にも、最大のデメリットがございまして。
それは。
虫も一緒に入り込むと言う事。
窓は全開ですから、虫だって入りたい放題です。
これは新建材で建てた家でも同じではあるものの。
実は自然素材には新建材に比べて。
虫を呼びやすい要素があります。
香りが良いのでしょうね。
引渡し前のハウスクリーニングが終わり、網戸が入る前の段階などは。
数匹の虫が入っている所を見かけます。
ちょっとの隙間を掻い潜って、入って来るのでしょう。
なので、それを外に逃がすのも仕事だったりするんです。
shizensozai-demerit-oshiete2.jpg
これは中尾建築工房のトイレに侵入した虫。
この様に小さい虫は、珪藻土に水分を取られてしまい。
結果、数時間でお亡くなりになられます。
まるで寝てるかの様ですね。
新建材の家に、虫が入らない訳ではありませんが。
自然素材の家の方が、室内へ虫は入りやすいと思います。
無垢の木にしても。
珪藻土にもしても。
全ての自然素材は海、山からの産物になります。
それだけに、虫も居心地が良いのでしょうね。
と言う事で自然素材のデメリット。
木が動いたり、隙間が空いたり。
虫が入り易いから、網戸はしっかりと閉めたり。
こんなところに気をつける必要があります。
そんな部分が、自然素材のデメリットと言えるでしょうね。
中尾建築工房の建てる家は、どの家も床下や構造体の中に。
虫が侵入出来ない造りになっています。
でも、玄関や窓が開いていれば、虫の侵入は避ける事が出来ません。
これは私が常々言い続けている事なのですが。
自然な環境と自然素材の融合は。
下記のリンクの様な事を招きかねません。
自然素材をお勧めする訳|現場を知っているからこその根拠がある。
中尾建築工房が山奥にあるのは、来られた方ならわかるかと思います。
そんな自然な環境ですから。
shizensozai-demerit-oshiete3.jpg
これは薪小屋の上に設置されている、弊社の看板です。
shizensozai-demerit-oshiete4.jpg
知らぬ間に、カナブンが看板に止まっておりました。
薪が近くにありますから、甘い匂いに釣られて来たのでしょうね。
虫にも好みの匂いがあるのでしょう。
と言う事で、誰も教えてくれない自然素材のデメリット。
しっかりとした虫対策は、行っておりますが。
玄関や窓から入った、虫の侵入までは防げません。
超絶虫嫌いの方は。
しっかりと網戸を使う。
なんなら、玄関にも網戸を使う。

これをしっかりとお守り頂きと思います。


お客様の声に耳を傾けると、どうやら自然素材で家づくりをした方たちの多くが、最初から「自然素材で建てよう」と決めていたわけではないようです。様々な住宅展示場や見学会に足を運び、実際に見て触れて、比べた結果、「やっぱり自然素材がいい!」と感じてくださっているのです。

木を使っているからこそ伝わるぬくもりや香り。
漆喰によって心地よく湿度調節された空間。

木目が印刷された既成品やビニールクロスには絶対に出せない“本物感”は、写真や文章だけではなかなか伝えきれません。
一世一代の大きな買い物、住まい。

後悔しない家づくりのためにも、まだ自然素材の家を見学していない方はぜひ一度、体験されることをおすすめします。
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